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U-18日本代表 ロシア遠征 決勝を前に
2014年01月12日
準決勝でトルコ代表に勝利して一夜開けると雪がうっすらと街を覆っていました。この日はこれまでと打って変わって寒さが増し、昨日降った雨が凍って路面が滑りやすくなるほどです。本来のロシアの寒さが戻ったという感じです。
この日は午前中に約1時間、ジョギング、ストレッチ、体幹トレーニングでリカバリーを行いました。1月4日の初戦から1週間で4試合を戦ってきたチームは疲労も蓄積しており、明日19:00のキックオフまでの1日半でいかにコンディションを整えられるかが鍵となってくることは間違いありません。
最後はスタッフも混じって全員でボール回しです。途中、進藤選手のコンタクトが外れるというハプニングもありましたが、むしろこれで場は盛り上がりました。決勝を前にしてもチームの雰囲気は変わらずに和やかです。
夕食前には30分ほどビデオミーティングを行い、トルコ代表戦の振り返り、ベトナムで大会に出場していたU-19代表の試合映像を見ました。決勝を前に課題の修正も大事ですが、チームのテーマである「判断の共有」レベルをより高めるために、ゴールシーンを中心に目指す形を表現できた場面を切り取り、ポジティブなイメージを頭に焼き付けました。
このチームで戦うのもあと1試合。決勝という大舞台を全員で大いに楽しみ、最高の結果を出したいと思います。
選手コメント
宮本航汰選手(清水エスパルスユース)
トルコ代表は非常に良いチームでした。その相手に3点取れたこと、そして無失点で終われて決勝にいい形で繋がったと思います。プレッシャーが速い中でももっとミスなくプレーしないと中盤ではやっていけないと感じました。決勝は完全アウェーの状況で試合するのでとてもわくわくしています。U-19代表もベトナムの大会で優勝しているので、それに続いていけるようにしたいです。ロシア戦は総力戦になるので全員で協力して優勝を取りに行きます。
松原后選手(浜松開誠館高校)
ここまで日に日にチームが一丸となり、あっという間に決勝まできました。世界各国の選手と対戦することができてとてもいい刺激、経験になっています。明日の決勝では日本らしいサッカーをして日本の魅力を見せたいです。
三竿健斗選手(東京ヴェルディユース)
昨日のトルコ代表戦は、以前のチェコ遠征で一度負けていた相手だったのでリベンジしたいという強い気持ちを持って試合に臨みました。早い時間帯で背後へのボールから先制することができましたが、その後は奪ったボールをすぐに失い、自ら苦しい状況を作り出してしまいました。個人としては、前半は思うようなプレーができませんでしたが、後半は高い位置でボールを奪うという特長が出せました。チームはとても明るくいい雰囲気なので、決勝では地元ロシアを倒してU-19代表の先輩たち同様に優勝できるよう頑張ります。
坂井大将選手(大分トリニータU-18)
ここまでの試合、全て勝利という形で来ていて、日本代表が目指そうとしているサッカーをみんなで共有しあってやれています。チームの雰囲気もいいので、決勝でもしっかり自分達のサッカーをして、優勝して日本に帰りたいと思います。個人としても、得点に絡めるように頑張りたいと思います!
スケジュール
日付 | 第26回バレンティン・グラナトキン国際フットボールトーナメント | ||
---|---|---|---|
1月3日(金) | 18:30 | 開会式 | |
1月4日(土) | 12:00 | 3 - 1 | vs.チェコ代表 |
1月6日(月) | 14:15 | 1 - 0 | vs.ギリシャ代表 |
1月8日(水) | 12:00 | 4 - 1 | vs.アゼルバイジャン代表 |
1月10日(金) | 16:30 | 3 - 0 | vs.トルコ代表 |
1月12日(日) | 19:00 | - | 決勝 |
21:00 | 閉会式 |
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