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U-18日本代表 バレンティン・グラナトキン記念第27回国際ユースフットボールトーナメント vs ブルガリア代表

2015年01月12日

U-18日本代表 バレンティン・グラナトキン記念第27回国際ユースフットボールトーナメント vs ブルガリア代表

バレンティン・グラナトキン記念第27回国際ユースフットボールトーナメント 7位8位決定戦
2015年1月11日(日) 12:15キックオフ 90分(45分ハーフ)
Peterburgsky SCC(ロシア/サンクトペテルブルグ)

U-18日本代表3-0(前半2-0、後半1-0)U-18ブルガリア代表

得点者
14分 三好康児(日本代表)
18分 小川航基(日本代表)
71分 岸本武流(日本代表)

スターティングメンバー
GK:小島亨介
DF:坂井大将、板倉滉、中山雄太、浦田樹
MF:三好康児、久保田和音、佐々木匠、長沼洋一
FW:岸本武流、小川航基

サブメンバー
GK:阿部航斗
DF:藤谷壮、野田裕喜、庄司朋乃也
MF:森島司
FW:杉森考起、小林颯

交代
57分 長沼洋一 → 杉森考起
63分 三好康児 → 小林颯
73分 久保田和音 → 森島司
78分 板倉滉 → 庄司朋乃也
78分 浦田樹 → 野田裕喜
82分 小島亨介 → 阿部航斗

マッチレポート

ロシア遠征最後の試合は、7位8位決定戦でブルガリア代表との対戦となりました。
試合序盤は、ブルガリアがスピードに乗ってサイドから攻撃を仕掛けてきますが、日本も落ち着いて対応し徐々に攻撃のチャンスを作ります。

そして14分。左サイドでボールを動かしゴール中央にパスが入ると、これを三好選手がドリブルで仕掛け豪快に左足を振り抜きゴール左隅に突き刺さります。続けて17分には再び左サイドを突破し、ペナルティエリア内で小川選手がボールを受け右足でシュート。これが決まり日本は早い段階で2点のリードを奪います。

その後、ブルガリアも1点を返そうと反撃に出ますが、板倉選手と中山選手を中心に相手の攻撃を跳ね返し、また奪ったボールを素早く前線に運び追加点を狙います。

後半に入っても日本が攻め続けると、再び小川選手が右サイドのスペースに抜け出し相手を背負った状態で振り向きざまにシュートを放ちますが、これは相手ゴールキーパーの好セーブに阻まれます。それでも71分。左サイドに攻め上がった浦田選手がゴール前にクロスボールを入れると、一度はコースが変わりますが、最後は岸本選手がヘディングシュートで決め、日本が3点目を奪います。

攻撃の手を緩めない日本はさらに攻め続け、右からが交代出場の小林選手、左から同じく交代出場の杉森選手がドリブルで突破し果敢にシュートを打ちますが、追加点は奪えず試合は終了。3‐0の完勝で日本は7位で大会を終えました。

尚、試合後の表彰式にて、三好選手(川崎フロンターレU-18)が大会ベストMFに選ばれました。

監督・選手コメント

内山篤 監督
今日の試合は、フィンランド戦よりもコンディションが良く、選手に言い続けていた「動きの中でプレーをする」ということができていたので3得点につながったと思います。そして得点する時間帯も良く試合を優位に運べたのではないかと思います。ただチャンスを多く作れたにも関わらず、さらに追加点を奪えなかったので、フィニッシュの精度をもっと上げていく必要があり、今後の課題としてトレーニングから取り組んでいきたいと思います。初戦のアゼルバイジャン戦の敗戦が次の試合にも影響するかと心配しましたが、選手は心身ともに切り替え、試合を重ねるごとにチームとしてやりたいサッカーができる時間を増やせていけたと思います。2年連続でこの大会に参加でき、非常に貴重な経験ができました。関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

坂井大将 選手(大分トリニータU-18)
優勝は出来なかったのですが、約2週間の遠征の中でチームとして試合を重ねるごとに自分たちのやりたいサッカーに近づけたと思います。けれど、まだまだ個人としてもチームとしても精度を上げないと、上では通用しないと思うので、チームに帰って自分の課題を克服しつつ、良い所の精度を上げていきたいと思います。応援ありがとうございました。

小川航基 選手(桐光学園)
今日はロシア遠征の最終戦で、個人としても得点ができ、チームとしても良い結果が出たと思います。ただ、これに満足せず所属先に戻ってもしっかりとトレーニングを行うことが大事だと思います。まだ帰国までの移動が残っていますので、日本代表という自覚をもって最後まで行動をしたいと思います。

中山雄太 選手(柏レイソルU-18)
今日の試合では、点を取れて勝利したものの、ゲームの組み立て、展開の部分での課題が残った試合でした。相手のレベルがもっと高いと失点や負けに繋がってしまうと思い、見直す点が多かったです。この大会での大きな収穫は、全試合に出場でき各国と対戦できたことです。結果は、7位というものでしたが、通用するものや改善点が見えたことは良かったです。応援してくださった方々、ありがとうございました。

三好康児 選手(川崎フロンターレU-18)
まずはロシア遠征での最終戦を勝利で終えることができ良かったです。しかし、まだ細かい部分では課題があるのでもっと自分たちのプレーを追求していきたいです。U-18日本代表の初始動に参加できてこのチームのやり方や雰囲気、目指すサッカーを感じることができたので、アジア予選まで活動回数は少ないですが、少しでもチームの力になれるよう自分自身成長していきたいです。

スケジュール

1月1日(木) PM  トレーニング
1月2日(金) AM/PM  トレーニング(Peterburgsky SCC/SC Zenit)
バレンティン・グラナトキン記念第27回国際ユースフットボールトーナメント
1月3日(土)  0-1 1次リーグ第1戦 vs アゼルバイジャン (Peterburgsky SCC)
18:30 開会式
1月4日(日) AM トレーニング (Peterburgsky SCC/SC Zenit)
1月5日(月) 3-1 1次リーグ第2戦 U-17ロシア代表 (Peterburgsky SCC)
1月6日(火)  AM トレーニング (Peterburgsky SCC/SC Zenit)
1月7日(水) 2-0 2次リーグ第1戦 vs スロバキア (Peterburgsky SCC)
1月8日(木) 0-0 2次リーグ第2戦 vs フィンランド (Peterburgsky SCC)
1月9日(金) AM トレーニング (Peterburgsky SCC/SC Zenit) 
1月10日(土) AM トレーニング (Peterburgsky SCC/SC Zenit)
1月11日(日) 3-0 7‐8位決定戦 vs ブルガリア (Peterburgsky SCC)
21:00 閉会式

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

バレンティン・グラナトキン記念第27回国際ユースフットボールトーナメント参加国

  グループA:ロシア、リトアニア、モルドバ
  グループB:ベラルーシ、エストニア、ラトビア
  グループC:ブルガリア、スロベニア、カザフスタン
  グループD:スロバキア、サンクトペテルブルグ、ギリシャ
  グループE:モスクワ、韓国、フィンランド
  グループF:日本、U-17ロシア代表、アゼルバイジャン

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