ニュース
U-18日本代表スペイン遠征 強豪スペインを破り、リベンジを果たす!
2019年09月07日
スペイン遠征 第2戦 U-18日本代表 vs. U-18スペイン代表
2019年9月6日(金) キックオフ時間 11:00(現地時間) 試合時間 90分(45分×2本)
Pinatar Arena(スペイン/ムルシア)
U-18日本代表 1-0(前半1-0、後半0-0)U-18スペイン代表
得点
32分 櫻川ソロモン(U-18日本代表)
スターティングメンバー
GK:小久保玲央ブライアン
DF:三原秀真、西尾隆矢、馬場晴也、加藤聖
MF:鮎川峻、松岡大起、松本凪生、小田裕太郎
FW:櫻川ソロモン、晴山岬
サブメンバー
GK:小畑裕馬
DF:池田航、石田凌太郎、木村誠二、林田魁斗
MF:中山陸、柴田壮介、川崎颯太、石浦大雅
FW:大森真吾、藤尾翔太、植中朝日
交代
62分 松本凪生 → 柴田壮介
62分 晴山岬 → 大森真吾
77分 鮎川峻 → 石浦大雅
マッチレポート
U-18日本代表はスペイン遠征第2戦にて、地元U-18スペイン代表と対戦し、1-0で勝利を収めました。
今年2月のスペイン・カナリア諸島でのCopa del Atlantico大会で対戦し、0-4で完敗し、その悔しさを知る選手の多くが出場した日本は、並々ならぬ気合を入れ試合に臨みました。序盤から相手に臆することなく、積極的に前へ仕掛け、ボールを早く繋ぐ相手にもくらいついていきます。6分には、中盤でボールを奪うと、鋭いカウンター攻撃を仕掛けMF鮎川峻選手が抜け出し相手GKと1対1を迎えますが、飛び出した相手GKのファインセーブに阻まれます。その後も攻勢に出る日本は、13分FW晴山岬選手が相手DFからボールを奪いそのまま左サイドを駆け上がり、クロスを上げますがFW櫻川ソロモン選手に僅かに合いません。守備陣も集中した日本は、サイドを展開されてもスライドを早く、1対1でも決して相手から逃げず、何度もボールを奪い攻撃に繋げます。そして32分、左サイドからボールを繋ぎ、MF小田裕太郎選手から出たパスに中盤から駆け上がったMF松本凪生選手がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。FW櫻川ソロモン選手が冷静に左隅に流し込み貴重な先制点を奪います。41分にも小田選手の強烈なFKがクロスバーを直撃する惜しいシュートがありましたが、前半は日本優勢で1-0で終了します。
後半序盤、スコットランド戦同様相手が猛攻撃を仕掛けてきます。中盤から何度もサイドにパスを展開され、1対1を仕掛けられ、CKが繰り返し続く苦しい時間を迎えます。ただ、初戦の反省を活かし、この時間を我慢すると、冷静にボールを保持しながら、再び前へ仕掛け、17分には左サイドからビッグチャンスを掴みます。DF加藤聖選手がゴール前へ絶妙なグラウンダークロスを入れると、FW晴山岬選手がボールを小田選手へつなぎ、得意のコースからシュートを狙いますが相手GKが再び防ぎます。次々と選手を入れ替えながら攻めてくるスペインでしたが、日本はその後も時間を効率よく使いながら、決して受け身になることなく、追加点を狙います。80分には、櫻川選手とパス交換から小田選手が至近距離から狙いますが、スペインGKの鉄壁を崩せません。最後まで体を張り続け、集中力を保った日本は、見事そのまま1-0で逃げ切り、2月の悔しさを取り戻しました。
遠征は続き、翌々日には地元クラブチームと試合を行います。その後、遠征最終戦は初戦で引き分けたスコットランド代表と再び対戦します。
選手コメント
GK #1 小久保玲央ブライアン 選手(SLベンフィカ)
今年2月にスペインと対戦して負けている中、二度と負けたくない相手に勝てて良かったです。難しい試合でしたが、バックラインが基準となって無失点で抑えて、ポゼッションを意識して攻撃し、勝てたことは本当に嬉しく思います。海外でプレーしており、非常に厳しい中で普段プレーしていますが、自分の力を日本代表に還元し、個人昇格も目標として狙っていきたいです。これからの2試合は、この2試合で出た課題をチーム全体で共有して修正し、良い試合が出来るようにしたいです。
MF #8 松岡大起 選手(サガン鳥栖)
前回2月のスペイン遠征で完敗したスペインとの試合だったので、一人一人が自信を持って自分たちから戦おうと、ウォーミングアップのときから集中して、試合に入ることができました。自分自身も、前回のスペイン戦で、何もできずに終わったのでしっかり準備して、勝ちきれて良かったと思います。また、ゲームキャプテンをして、声をしっかりかけて、ゲームをコントロールできたのも良かったと思います。ボールを奪いきること、運ぶことも自信を持ってできました。この遠征を通して、もっとチーム力を上げていければなと思います。また残りの試合もしっかり勝ちきって、日本の力を証明して帰れるように頑張ります。
MF #10 小田裕太郎 選手(ヴィッセル神戸U-18)
立ち上がりから良い入りができたと思います。個人的には、試合序盤構えている相手にスピードを上げて、ボールを失いカウンターを与えるシーンが何度かあったので、そこは課題です。試合が進むにつれ徐々に相手との間合いやスピード感に慣れ、チャンスを作りシュートシーンも増えましたが幾度とあった決定機を決めきれないのが今日の一番の課題となりました。この遠征ではトレーニングが少ない中、いかに試合でコミュニケーションをとって連携を深められるかが大事なので、そういう意味では今日は比較的良かったと思うし、これからの試合でももっと深めていきたいと思います。あと2試合個人としては得点に絡みチームとしてはしっかり勝って日本に帰りたいと思います。
FW #11 櫻川ソロモン 選手(ジェフユナイテッド千葉U-18)
2月にU-18スペイン代表と対戦し完敗。技術、メンタル全てにおいてとても差を感じました。本日の試合は、2月に試合した時の悔しさと不甲斐なさを試合にぶつけようと強く思い、何よりチームとしてスペインに勝ちたいという思いと、チームを引っ張るという想いの中望んだ試合でした。結果的には得点でき、前線の起点となりチームの勝利に貢献できたと思います。この遠征で、自分の世界と比べた立ち位置、できること、できていない課題、成長できるような点をしっかり自分で見つめ、肌で感じたいと思っています。最終戦では、スコットランド代表とも再びできるので、本日のスペイン戦で出た課題を改善できたらなと思っています。
スケジュール
9月3日(火) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
9月4日(水) | AM/PM | トレーニング |
9月5日(木) | 1-1 | 第1戦 vs U-18スコットランド代表(ムルシア/Pinatar Arena) |
9月6日(金) | 1-0 | 第2戦 vs U-18スペイン代表(ムルシア/Pinatar Arena) |
9月7日(土) | AM | トレーニング |
9月8日(日) | 11:00 | 第3戦 vs Callosa Deportiva CF(ムルシア/Pinatar Arena) |
9月9日(月) | 11:00 | 第4戦 vs U-18スコットランド代表(ムルシア/Pinatar Arena) |
※時間は全て現地時間となります。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
国際親善試合 ~スペイン遠征~
大会期間:2019/09/02(月)~2019/09/11(水)
会場:スペイン/Pinatar Arena
関連ニュース
最新ニュース
- 女子サッカー 2024/12/23 無料招待チケットのご案内!WEリーグ クラシエカップ決勝 12月29日(日) 国立競技場
- 大会・試合 2024/12/23 鳥栖とG大阪が準決勝進出を決める 高円宮杯 JFA 第36回全日本U-15サッカー選手権大会準々決勝
- 大会・試合 2024/12/23 新潟LとI神戸が1点差の接戦を制して準決勝進出 皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会
- JFA 2024/12/23 臨時評議員会を開催
- 大会・試合 2024/12/23 【ホットピ!~HotTopic~】JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会アンバサダー 中村俊輔さんインタビュー#2