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U-18日本代表 初戦を圧勝でスタート!~AFC U-19選手権2020予選~
2019年11月07日
AFC U-19選手権2020 予選 U-18日本代表 vs. U-18グアム代表
2019年11月6日(水) キックオフ時間 16:00(現地時間) 試合時間 90分(45分ハーフ)
Thong Nhat Stadium(ベトナム/ホーチミン)
U-18日本代表 10-0(前半3-0、後半7-0)U-18グアム代表
得点
9分 武田英寿(U-18日本代表)
19分 武田英寿(U-18日本代表)
42分 櫻川ソロモン(U-18日本代表)
47分 鮎川峻(U-18日本代表)
59分 加藤聖(U-18日本代表)
64分 鮎川峻(U-18日本代表)
65分 櫻川ソロモン(U-18日本代表)
81分 晴山岬(U-18日本代表)
83分 武田英寿(U-18日本代表)
84分 櫻川ソロモン(U-18日本代表)
スターティングメンバー
GK:小久保玲央ブライアン
DF:三原秀真、林田魁斗、西尾隆矢、加藤聖
MF:武田英寿、岩本翔、松本凪生、鮎川峻
FW:染野唯月、櫻川ソロモン
サブメンバー
GK:小畑裕馬、山田大樹
DF:山﨑大地、中村拓海、木村誠二、バングーナガンデ佳史扶
MF:川本梨誉、柴田壮介、川崎颯太、石浦大雅
FW:大森真吾、晴山岬
交代
63分 染野唯月 → 晴山岬
75分 鮎川峻 → 川本梨誉
84分 岩本翔 → 石浦大雅
マッチレポート
FIFA U-20ワールドカップインドネシア2021の予選も兼ねるAFC U-19選手権2020予選がいよいよ開幕。グループJのU-18日本代表は初戦でU-18グアム代表に10-0で快勝し、初戦を飾りました。
試合前の大雨の影響で、ピッチ内でのウォーミングアップが不可となり、早速アジアの洗礼を受けますが、「この初戦に向けてしっかり準備をしてきたから、まずは自分との勝負で、個々の良さを存分にこの舞台で発揮しよう」と影山雅永監督から送り出されました。この年代初めての公式戦ということもあり、さすがに試合序盤日本は少し固さが見られます。しかし、9分MF武田英寿選手が個人の突破で右サイドを破ると幸先よく先制点を奪います。19分にも、再び武田選手がゴール前ワンツーでボールを受けると、右サイドネットに流し込むよう2点目を奪います。
その後は、決定機を何度も作るも、簡単なパスミスやシュートミスが続き、なかなか追加点を奪えない時間が続きます。それでも前半間際の42分に、MF鮎川峻選手が粘り強くペナルティーエリアに侵入し、クロスをFW櫻川ソロモン選手が泥臭く合わせ3点目を奪います。前半だけで21本のシュートを放ち、3-0で前半は終了します。
「試合の流れは全く悪くない。得点できないからといって焦る必要はない。これだけチャンスを作れたのをポジティブに捉えて、後半1点ずつ得点していこう」と送り出された日本は、後半一気にチャンスを獲得していきます。後半序盤47分、早速ゴール前に迫り、MF松本凪生選手のスルーパスを鮎川選手が決めて4点目を奪います。幸先よく追加点を奪え、前半より選手の距離感が良く、パスもテンポ良く回りだすと、次々とゴールが生まれます。59分鮎川選手が左サイドでボールをキープし、ペナルティーエリア内に走り込んだDF加藤聖選手が豪快に左足で蹴り込み5点目。64分には、加藤選手のスローイングを櫻川選手がヘディングで流すと、鮎川選手が決めて6点目。65分には、鮎川選手の早いクロスを櫻川選手がきれいに合わせ7点目。その後少し試合は落ち着きますが、終盤さらに日本はギアを上げます。81分、途中交代のFW晴山岬選手が左サイドから豪快に決めて8点目。83分には、MF武田英寿選手が右サイドから切り込んで9点目。84分には、MF石浦大雅選手のクロスを櫻川選手が合わせ10点目。武田選手と櫻川選手は共にハットトリックを達成します。相手にチャンスを全く作らせず完封した日本は10-0で試合を締めくくります。
幸先よく初戦を飾った日本は、次戦はU-18モンゴル代表と対戦します。
選手コメント
DF #2 西尾隆矢 選手(セレッソ大阪U-18)
AFC U-19選手権2020予選の開催地ベトナムは、日本と違い、湿度が高く、気温も高くてコンディションが上がるまでに少し時間がかかりましが、日が経つにつれ少しずつ慣れ、トレーニングもいい雰囲気ででき、すごく良い準備ができたと思います。
今日の初戦では、立ち上がりからボールを持つ時間が長く、良い流れで攻撃するシーンが多かったのですが、なかなか決めきれなかったので、慌てるのではなく、少し落ち着いた時間を作るなど工夫や改善しないといけないなと反省しています。後半はテンポも良く得点も入ったので良かったのですが、自分としては、まだビルドアップでの簡単なミスが目立つ場面もあり、判断ミスも多々あったので、そこは改善したいと思います。但し、全体を通して、無失点で終われたことは良かったと思います。残り2試合も、隙を作らず自分たちのペースで圧倒して、無失点で3連勝してこの遠征を迎えたいと思います。
DF #17 三原秀真 選手(愛媛FCU-18)
ベトナムに到着して、まず暑さに慣れることとコンディションを整えることを1番に意識していました。国内トレーニングキャンプでの流通経済大学とのトレーニングマッチで出た課題、チームとしてやるべきことを確認し、良い状態で本日のU-18グアム代表戦に臨めたと思います。
本日の試合では、すきを見せず無失点で追われたことは凄く良かったです。特に後半は、良い形で何度も相手を崩す場面が多く、得点に繋げられたと思います。ただし、最後決めきるところ、クロスの質などもっと突き詰めていかないといけないと思います。残り2試合また良い準備をして、2連勝して予選を突破できるようにチーム一丸となって頑張ります。
MF #8 鮎川峻 選手(サンフレッチェ広島ユース)
国内でのキャンプは充実していましたが、ベトナムに到着して、日本とはかなり環境が違い、それに適応するトレーニングから始まりました。日を重ねる毎にトレーニングの強度を上げて、コンディションを開幕に向けて合わせていきました。
初戦の相手はU-18グアム代表。AFC U-19選手権2020予選突破の為に少しでも多く得点を取りたい試合でした。前半は21本のシュートを打ちながらも結果的に入ったのは3点でした。個人としても、シュートチャンスは多く決めきらないといけないシーンが多くあったので後半は絶対決めるという思いで後半に入りました。後半開始早々に得点したことをきっかけに、チームとしても個人としてもゴールまでの精度が上がり波に乗ることができたと思います。残り2試合、今日よりも難しい試合が続くと思いますが、AFC U-19選手権2020予選突破の為に必ず勝利し、1本1本のパスやシュートに拘ってもっと得点を重ねてチームの勝利に貢献したいです。
MF #22 武田英寿 選手(青森山田高)
今年は怪我で何度か離脱をしたこともあり、AFC U-19選手権2020予選のメンバーに最終的に選出して頂きとても嬉しく思います。ベトナムのトレーニングでは、暑さ、ピッチコンディションに慣れることから始まり、その中でもプレーの質を落とすことなく国内トレーニングキャンプで出た課題を修正する良いトレーニングがこの短い期間でできたと思います。
今日の試合では得点も取れて、何度も良い形でシュートまでは行けたが、シュートの精度が低く決めきることができなかったので、次の試合ではしっかり最後まで拘ってやっていきたいと思います。残り2試合良い準備をして、必ず2連勝してAFC U-19選手権2020に繋げていきたいです。
スケジュール
AFC U-19選手権2020 予選 グループJ | ||
---|---|---|
11月6日(水) | 10-0 | vs. U-18グアム代表(Thong Nhat Stadium) |
11月7日(木) | AM | トレーニング |
11月8日(金) | 16:00 | vs. U-18モンゴル代表(Thong Nhat Stadium) |
11月9日(土) | AM | トレーニング |
11月10日(日) | 19:00 | vs. U-18ベトナム代表(Thong Nhat Stadium) |
※時間は全て現地時間となります。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
AFC U-19選手権2020予選
大会期間:2019/11/06(水)~2019/11/10(日)
会場:ベトナム/Thong Nhat Stadium
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