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ニュース

U-18日本代表候補、AFC U-19選手権予選に向けて、国内キャンプを実施!

2019年07月09日

U-18日本代表候補、AFC U-19選手権予選に向けて、国内キャンプを実施!

今年11月に開催されるAFC U-19選手権2020予選を突破し、来年開催されるAFCU-19選手権2020を突破し、FIFA U-20ワールドカップ2021で活躍することを目標としたU-18日本代表の活動が再び始まりました。

5月に開催されたFIFA U-20ワールドカップポーランド2019にてラウンド16まで進んだU-20日本代表チーム同様、このU-18日本代表チームは再び影山雅永監督が率います。世界大会で得た経験を選手たちに反映させつつ、海外遠征、国内トレーニングキャンプで実践を積ませ、チーム力、個人の成長を促していきます。
このチームは今年2月に立ち上がりスペイン遠征を、3月にはUAE遠征、6月にはポルトガル遠征を実施。スペイン、イングランド、ポルトガルなどの強豪国チームとも対戦し、確実に世界を意識したチームとなっています。先日、ベトナムで開催されるAFC U-19選手権2020予選の対戦相手も決定、 予選グループで日本はグアム、モンゴル、ベトナムと対戦します。
今回は34名の候補選手を招集、4日間のトレーニングキャンプをJヴィレッジで実施します。今回招集されたメンバーは、過去3回の遠征で招集した選手24名に初招集7名を加え、チームとしてのコンセプトや目指すべきサッカーを確認しながら、選手間での相互理解を深め、個の成長力を高めていきます。

U-18日本代表は、7日(日)昼に福島県・Jヴィレッジに集まりました。高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019など、公式戦に出場する選手も多く、初日の午後のトレーニングは24名で行いました。雨が強まる環境の為、全天候型練習場を使用し、2018年に復興したJヴィレッジの施設を存分に活用しました。この日は、選手のコンディションに差が見られた為、トレーニングは軽めに終始し、アイスブレイク、ランニング、ムーブメントプレパレーション、パスコントロールで終了しました。選手たちは非常にリラックスしてトレーニングに臨んでいました。

遠征2日目の8日(月)は2部トレーニングを実施しました。前日に全員が集合し、全体ミーティングを実施。影山雅永監督がチームコンセプトを選手たちに伝えました。またこのキャンプの目的である「競い合う」ことが強調されました。日本代表が初めてFIFAワールドカップの出場権を掴んだ映像を見せ、川口能活アシスタントGKコーチからも貴重な経験や日本代表として望む覚悟の話が伝えられると、選手たちは一言も漏らすまいと耳を傾けていました。トレーニングは午前は、前日試合をした以外の24名で実施。前日より強度を高め、ボールワークから2対1+2対2、4人のGK含めた9対9、最後にハーフコーチでの紅白戦を実施しました。
午後は34名全員がトレーニングに参加。3人組のパス交換で体を温めると、限られた狭いスペースでライン突破を目指す5対5対5、続いて3対2でよりDFの背後への飛び出しを意識させたトレーニングを実践します。最後は全面にて4対4を繰り返し本日のトレーニングを締めくくりました。3日目には3つ巴の紅白戦、最終日には地元いわきFCとのトレーニングマッチを予定しています。

選手コメント

GK 小畑裕馬 選手(ベガルタ仙台ユース)
今回初めてU-18日本代表に選ばれて非常に嬉しく思います。選出されたのも周りのサポートがあってのことだと思いますので、感謝して実りあるキャンプにしたいと思います。今回のトレーニングキャンプでは、自分の良いところを積極的に出し、ウィークポイントは少しでも克服できるように色々なことにチャレンジしていきたいです。この2日間を終え、本当にたくさん課題が出ました。相手を見るタイミングやパスの出すタイミングは次のプレーに影響するので、もっと細部にこだわり修正していき、明日の紅白戦、トレーニングマッチでは自分の力を最大限に発揮し、また選ばれるようにしっかりアピールしていきたいです。

DF 中村龍雅 選手(SC相模原ユース)
U-18日本代表は今まで目指していた場所であったので、素直に嬉しい気持ちと驚きもありました。AFC U-19選手権予選のメンバーに残る為に積極的に悔いのないように、この環境を楽しんでいきたいと思います。チームではなかなかプレーしていないボランチというポジションで難しかったのですが、過去色々経験してきたことを思い出してプレーしました。空中戦の強さやコーチング、ビルドアップやロングフィードの部分は自信を持っているところでもあるので通用するところを見せていきたいと思いますし、生き残ります。

DF 井出敬大 選手(柏レイソルU-18)
U-16日本代表以来の招集で、約2年ぶりに選出され嬉しく思います。この2年間で成長した部分をこの遠征で見せられればと思います。まずは自分のプレーを発揮し、これからもコンスタントに代表に選出して貰えるようアピールしたいです。今回はU-18年代でもトップクラスの選手たちが揃ったので、彼らからも良い所を吸収できるようにしたいです。8日のトレーニングは午前はリカバリーを行い、午後からトレーニングに参加しましたが、所属チームとは違うものも多く求められているので、柔軟に対応し自分のプレーを存分に発揮できるように頑張りたいです。

DF 吉馴空矢 選手(セレッソ大阪U-18)
今回初選出ですが、AFC U-19選手権予選に向けて生き残れるように遠慮することなくプレーしたいです。ここへ来てプレーしてみて、同年代でレベルの高い選手たちとプレーすることは楽しいと感じています。自分のストロングポイントは出しつつ、ウィークポイントの改善を行いたいです。守備のポジショニングや復帰したばかりなので体力を戻すことも心がけたいです。ミーティングでは日本代表の歴史を見て、闘うところや、ハードワークすることを心がけてトレーニングに臨みました。トレーニングは高いレベルでのプレーが多く、学ぶところが多いなと感じました。課題を克服しながら、クロスなどゴールに直結するプレーや前への関わりなどのストロングポイントを出していきたいと思いました。

MF 鵜木郁哉 選手(柏レイソルU-18)
U-18日本代表候補福島トレーニングキャンプに自分が招集されて、少し驚きはありますがとても嬉しいです。これからの多くの代表活動に呼ばれ続けられるようにチームに欠かせない存在になりたいと思います。本日は、初めてのトレーニングで全面4対4のゲームをしましたが、一人一人のレベルの高さを物凄く感じました。その中で、ドリブル、走り、シュートで周りの選手との違いを出せるようにしていきたいと思います。

FW 細谷真大 選手(柏レイソルU-18)
日本代表は初めてなので、積極的に自分の良さを出していきたいです。ピッチ上は当たり前ですし、ピッチ外でも多くを学んでいきたいです。ワールドカップを経験したスタッフも多いので、アドバイスは大事にしたいです。DF背後への飛び出しや、スピードに乗ったドリブルをアピールしていきたいです。AFC U-19選手権2020予選メンバー入りを第一目標に、目の前の課題を克服していきたいです。

FW 栗原イブラヒムジュニア 選手(三菱養和SCユース)
今回のU-18日本代表候補福島トレーニングキャンプのメンバーに選出されたことを大変嬉しく思います。今回の遠征では、試合形式が多いと聞いていますので、自分の特徴をしっかり出して、このチームにいる存在価値をアピールしたいと思います。トレーニングでは、3対2や全面4対4などをして相手よりも走ってゴールを奪いにいくこと意識してプレーしました。明日からの紅白戦やいわきFCとのトレーニングマッチでは、そういったハードワークがベースになるので、徹底してその中でも自分の良さを出していけるようにしたいです。

スケジュール

7月7日(日) PM トレーニング
7月8日(月) AM/PM トレーニング
7月9日(火) AM/PM トレーニング
7月10日(水) AM トレーニングマッチ vs. いわきFC

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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