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U-18日本代表

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ホーム > 日本代表 > U-18 2019年 > 最新ニュース一覧 > U-18日本代表、地元ベトナムに苦戦も首位で予選突破!~AFC U-19選手権2020予選

ニュース

U-18日本代表、地元ベトナムに苦戦も首位で予選突破!~AFC U-19選手権2020予選

2019年11月11日

U-18日本代表、地元ベトナムに苦戦も首位で予選突破!~AFC U-19選手権2020予選

AFC U-19選手権2020 予選 U-18日本代表 vs. U-18ベトナム代表
2019年11月10日(日) キックオフ時間 19:00(現地時間) 試合時間 90分(45分×2本)
Thong Nhat Stadium(ベトナム/ホーチミン)

U-18日本代表 0-0(前半0-0、後半0-0)U-18ベトナム代表

スターティングメンバー
GK:小久保玲央ブライアン
DF:中村拓海、西尾隆矢、林田魁斗、加藤聖
MF:石浦大雅、松本凪生、柴田壮介、鮎川峻
FW:櫻川ソロモン、染野唯月

サブメンバー
GK:小畑裕馬、山田大樹
DF:三原秀真、木村誠二、山﨑大地、バングーナガンデ佳史扶
MF:岩本翔、川本梨誉、武田英寿、川崎颯太
FW:大森真吾、晴山岬

交代
HT 柴田壮介 → 武田英寿
66分 染野唯月 → 晴山岬
81分 石浦大雅 → 大森真吾

マッチレポート

AFC U-19選手権2020予選グループJのU-18日本代表は10日(日)、第3戦でU-18ベトナム代表と対戦してスコアレスドローとなり、2勝1分でグループ首位に立ちました。この結果、2020年にウズベキスタンで開催されるAFC U-19選手権(U-20ワールドカップ予選を兼ねる)の出場権を獲得しました。

2連勝同士の対戦であり、このグループ最大の注目試合。地元で多くの注目を浴びるU-18ベトナム代表に対して多くのサポーターが集まり、観客3,000人を集めたスタジアムは日本にとって完全アウェイの雰囲気となりました。試合開始序盤は日本が積極的に仕掛け、3分に左サイドからDF加藤聖選手がゴールへ迫り、パスを受けたMF鮎川峻選手が素早く上げるとFW染野唯月選手のヘディングはわずかに外れます。その後も日本が冷静にボールを動かし、攻めに転じたいところですが、ベトナムはしっかり人数を掛けてブロックを作り守備を固めます。なかなか崩せずにいると、日本はパスを奪われるケースが増え、相手にカウンター攻撃のチャンスを作らせてしまいます。30分には、右サイドを完全に崩され、強烈なシュートを打たれますが、GK小久保玲央ブライアン選手が冷静に弾き出し、先制点を与えません。なかなか相手を崩せない環境で、日本は焦りも見え、我慢の前半はスコアレスドローで終了します。

後半、MF武田英寿選手が途中出場し、流れを変えていきます。縦へのパスの供給が増え、サイドを起点に何度も仕掛けることで、相手の守備陣が翻弄されていきます。56分には、左サイドを加藤選手が突破し、クロスをFW櫻川ソロモン選手がヘディングで完璧に合わせますが、シュートはわずかに外れ得点できません。相手も疲労が見え、チャンスを作り出していた75分、櫻川選手が相手との接触で退場処分を宣告されます。一人少ない状況下で、日本は苦しい展開を迫られます。78分には、相手のFKからヘディングをフリーで打たせあわやという場面も作られます。しかし、試合終盤には相手も引き分けを考慮しての展開に終始して攻め急がず、スコアレスドローで試合は終了しました。

アジア独特の戦いを感じる、歯がゆく厳しい試合となりましたが、大一番を耐えしのぎ、グループを首位で突破。2020年10月に韓国やイランなども出場を決めたAFC U-19選手権ウズベキスタン2020への出場が決まりました。チームは来月、早速、南米チリでの海外遠征を予定しています。FIFA U-17ワールドカップブラジル2019で悔しい思いをした2002年以降生まれの選手も融合し、今度はFIFA U-20ワールドカップインドネシア2021に向けて挑戦を続けます。

監督・選手コメント

影山雅永 監督
AFC U-19選手権2020への出場を決める事ができたのも、トレーニングから良い雰囲気と良い内容で一生懸命取り組み、良いチームに作り上げてくれた選手たちの努力の成果であり、心から感謝しています。暑さ、高い湿度の中での試合でしたが、選手は非常にタフにプレーしてくれました。
最終戦、予選突破がかかった開催国ベトナムとの一戦は、観客の声援も多く、高いモチベーションで臨んできた相手に苦戦し、後半には退場者も出して失点をすれば予選突破が危うくなる状況に陥りました。戦い方も含め、若さ、経験のなさを露呈したと言えます。今回の経験と今年海外遠征で対戦した強豪国との試合で感じたことを忘れずに、普段のトレーニングや試合の中でプレーすること、そして今後はFIFA U-17ワールドカップを経験した2002年生まれ以降の選手達が融合して益々厳しい競争が始まることを忘れないでほしいと思います。FIFA U-20ワールドカップインドネシア2021で良い結果を残せるよう、まずは来年のAFC U-19選手権2020に向けて準備をしていきたいと思います。日本から応援してくださった皆様と、国内キャンプを支えていただいた皆様、現地ベトナム・ホーチミンのスタジアムで応援してくださった多くの皆さまに感謝します。またチームを温かく迎えてくださったベトナムサッカー協会にも感謝しています。

GK #1 小久保玲央ブライアン 選手(ベンフィカ)
何度もピンチがあり、退場のアクシデントもありましたが、無失点に抑えて予選をグループ1位で突破できてとても嬉しいです。ベトナムは環境や食事など普段と違うところはありましたが、十分対応して試合に臨むことができました。3試合全て無失点で終えられたのは良かったです。来年のAFC U-19選手権2020に向けて、所属チームで頑張っていきたいと思います。また日本代表に招集された際には、ポルトガルで学んだことを存分に発揮したいです。

MF #5 松本凪生 選手(セレッソ大阪U-18)
試合序盤から自分たちが思うようにはいかない場面が多く、少し難しい試合展開になりました。後半になって攻撃の形が少し見えつつあったところで思わぬアクシデントもありました。それでも絶対に失点してはいけないと意識しながらプレーしました。今日の試合で、特にアウェイの難しさを感じることができ、良い経験になりました。その中でどれだけ冷静にいつも通りプレーできるかというところが課題になったと思います。来年のAFC U-19選手権2020に向けては、下の年代の選手も増えてきて、また新たな競争が始まると思います。誰にも負けないようにチームで一日一日を無駄にせず、こだわりを持ってやっていきたいです。

FW #9 染野唯月 選手(尚志高)
ベトナムのホームの雰囲気に飲み込まれてしまう場面が多々ありました。個人としても、シュートの本数も少なく、チャンスを作れず難しい試合になってしまいました。アジア予選独特の戦い方、雰囲気が日本とは全く異なるのでやりづらさはありましたが、その中でも成長できたこと、できなかったことを改めて強く気づかされました。今後に向けて、まずは日本代表に選ばれ続けながら、この基準を落とさずに今回の遠征を必ず活かし、頑張っていきたいと思います。

FW #11 櫻川ソロモン 選手(ジェフユナイテッド千葉U-18)
観客が大勢入ったなか、ベトナムのアウェイ感、そして緊張感が感じられるゲームでした。このような雰囲気でやる機会は初めてに近いものでした。決定機を作るところまではいけましたが、そこで決めることが出来なかったことで難しいゲームになってしまいました。一発退場は、自分自身あまりない経験で、このような大きな場でしてしまったことに、とても後悔と反省をしています。初戦は3ゴール3アシストと幸先良く遠征に入ることができましたが、最終戦で引き分けたのはとても悔しいです。ただ首位通過ができた事実はチームとしてもプラスに捉えたいと思います。こういう場で圧倒的な存在感、結果を出せるよう日々の練習やピッチ外での意識を突き詰めて一日一日を過ごしていきたいです。一年後のAFC U-19選手権2020もしっかりと日本代表に選ばれて、結果を出したいと思います。そのためにも今から意識高く準備していきます。

スケジュール

AFC U-19選手権2020 予選 グループJ
11月6日(水) 10-0 vs. U-18グアム代表(Thong Nhat Stadium)
11月7日(木) AM トレーニング
11月8日(金) 9-0 vs. U-18モンゴル代表(Thong Nhat Stadium)
11月9日(土) AM トレーニング
11月10日(日) 0-0 vs. U-18ベトナム代表(Thong Nhat Stadium)

※時間は全て現地時間となります。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

AFC U-19選手権2020予選

大会期間:2019/11/06(水)~2019/11/10(日)
会場:ベトナム/Thong Nhat Stadium

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