ニュース
U-18日本代表候補、AFC U-19選手権ウズベキスタン2020に向けて今年最後の国内キャンプを実施
2019年12月18日
U-18日本代表候補は16日(月)、福島県のJヴィレッジでトレーニングキャンプを開始しました。このチームは来年行われるAFC U-19選手権ウズベキスタン2020を経て、FIFA U-20ワールドカップ2021インドネシアで活躍することを目標としています。
U-18日本代表は10月にはベトナムで開催されたAFC U-19選手権2020予選を苦しみながら突破。選手たちは改めてアジアの戦いの厳しさを知りました。今回のトレーニングキャンプには、AFC U-19選手権2020予選を経験した選手12名、FIFA U-17ワールドカップブラジル2019を経験した12名を招集。両方の遠征に参加していない選手も12名招集し、チーム内での新たな競争がスタートしました。週末公式戦を終えた選手、すでにチーム活動がオフになっている選手などコンディションにばらつきがあるので、初日は全天候型ドームピッチを活用し、中馬健太郎コンディショニングコーチの下、選手に応じたメニューでコンディション調整に時間を割きました。夜には影山雅永監督からチームコンセプト、来年度U-19日本代表としてチーム・個人でそれぞれ目指すべき目標が共有されました。
17日(火)のトレーニングキャンプ2日目は2部練習を実施。午前中はポジションごとに分かれてファンクションメニューを丁寧に実施。コンディションを上げていきます。午後はより激しく密度の濃いトレーニングを実施。トロイカパスで体を温めると、5対5対5で3チームのライン突破ゲーム、3対2+GKでそれぞれが自分の持ち味を発揮すると、最後はフルピッチを使用しGK含め6対6のゲームで締めくくりました。夜には、中馬コンディショニングコーチ、山浦伊吹トレーナーからU-20ワールドカップだけでなく、世界で戦うために何が必要なのか、日本代表の先輩方のアドバイス映像や豊富なデータや経験に基づいた貴重な話を聞き、選手はさらにモチベーションを高めました。
選手コメント
GK 藤田和輝 選手(アルビレックス新潟)
久しく日本代表に招集されておらず、U-18日本代表に今回選ばれてすごく嬉しいです。自分のストロングポイントをアピールして、このチームに定着できるように頑張りたいです。本日のトレーニングだけでも、高いレベルの中でトレーニングができてとても刺激を受けました。最後のトレーニングで行った6対6のトレーニングでは自分の良さが出せたと思います。影山雅永監督から説明を受けた3つのコンセプトを意識しながら、後ろからのコーチングと自分の武器を最大限発揮できるようにアピールしたいです。また、メディカルスタッフから学んだ準備のところや、オフザピッチの過ごし方は今後に取り入れていきたいと思いました。FIFA U-20ワールドカップ2021インドネシアまでこのチームに残れるよう競争に勝っていきたいです。
DF 成瀬竣平 選手(名古屋グランパス)
本日を含めて2日間のトレーニングを行い、非常に強度の高いトレーニングができていると思います。特に攻守の切り替えやハードワークの部分では求められるものも大きく、これからは日本の選手だけではなく、世界と戦っていくということを改めて実感しました。明日は紅白戦があり、みんなが死に物狂いでポジションを奪いにいくので、そこに負けないように頑張りたいと思います。そして2021年にインドネシアで行われるFIFA U-20ワールドカップに繋がるように、日常の意識から変えてやっていきたいと思います。
DF 田平起也 選手(神戸弘陵高)
U-18日本代表候補に選んでいただき、嬉しく思います。サッカーをしている人たち誰もが目指し夢見る場所が日本代表だと思うので初心を忘れずに頑張りたいと思います。今回2回目の日本代表の活動ですが、活動の度に学びや発見があります。そして意識を持ってできているところ、そしてもっとやらなければいけないところ、気付きが毎回のトレーニングであるのでとても充実した時間を過ごせています。明日の紅白戦は、自分をアピールし、そしてもっともっと上手くなりたいので、多くののことを色んな人から吸収してこのキャンプをきっかけに少しでも成長したいと思います。
MF 松村優太 選手(静岡学園高)
FIFA U-17ワールドカップブラジル2019のメンバーも合流してきた中で、自分はAFC U-19選手権予選にも行けてないので、世界を経験できていない意味では悔しさもありますし、逆にまたチャンスをいただけたので必ずメンバーに残って、残るだけじゃなく必ず世界で活躍できるように頑張りたいと思います。初日で初対面のチームメイトとも打ち解けて、良い雰囲気で2日目に臨めました。2日目の午後はコンセプトでもある走る部分や切り替えの部分を重点的にやった中で、まだまだ足りないなと感じたところもあったので改善していきたいなと思います。紅白戦はこの遠征の中で自分を表現するチャンスなので、自信を持って自分の武器を出していきたいですし、チームのために走る、切り替えるの部分をもう一度しっかり吸収して、必ず結果を残して、世界で戦える選手になれるようにしたいと思います。
MF 榊原杏太 選手(名古屋グランパスU-18)
日本代表に憧れて、所属チームでの活躍が評価された結果今回招集されたと思います。初選出ですが、うまく周りとコミュニケーションをとりながらやれています。走り負けない、切り替えなどの基本的なことに加えて、自分の武器であるゴール前でのアイディアをしっかりだしてアピールできたらいいと思います。非常にレベルの高い中で毎日刺激を受けています。明日の紅白戦を非常に楽しみにしています。
FW 藤尾翔太 選手(セレッソ大阪U-18)
AFC U-19選手権予選では最終的にメンバーから外れ、今回再びU-18日本代表候補に招集されて、スタッフにまた見てもらえる立場にいることを大変嬉しく思います。今日のトレーニングではハードワークのところだったり、背後へ抜ける飛び出しのタイミングだったりと、もっと質を高めていかないといけない部分が多々ありました。U-17の日本代表選手も加わり、良い刺激を受けています。明日の紅白戦も今日のトレーニングを活かしながら、この遠征の自分の目標でもある2得点以上という結果を残せるように頑張りたいと思います。
スケジュール
12月16日(月) | PM | トレーニング |
---|---|---|
12月17日(火) | AM/PM | トレーニング |
12月18日(水) | AM/PM | トレーニング |
12月19日(木) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。