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U-19日本代表スペイン遠征 初日は軽めのトレーニングでコンディショニングに努める
2022年11月14日
スペインに遠征するU-19日本代表は13日(日)、千葉県内で集合し、渡航前にトレーニングを行いました。
U-19日本代表の冨樫剛一監督、川口能活GKコーチ、菅野淳フィジカルコーチは一足先に11月3日(木・祝)からU-18日本代表を率いてスペイン遠征に出ており、U-19日本代表の活動初日は船越優蔵コーチ、内田篤人ロールモデルコーチがトレーニングをリードしました。選手では、同日に開催された関東大学サッカーリーグ戦に出場した熊取谷一星選手(明治大)と、スペインでプレーする中井卓大選手(レアル・マドリード)を除く20人が集まり、ジョギングやペアを組んでのボールフィーリング、球回しなどで1時間ほど体を動かしてコンディションの維持に努めました。その後は身支度を整えてホテルを後にし、羽田空港を出発してスペインに向かいました。
メンバー発表の際に富樫監督は、すでにワールドカップ出場を決めている同カテゴリーのスロバキアとフランスに触れて、「スロバキアは本当にいいチームだし、フランスは個々のレベルが違う。そういったチームにチャレンジすることで、より強い覚悟を持って戦う準備をして欲しい」と、この活動の目的を報道陣に話しました。中井選手だけでなく、今年はU-21日本代表に招集されていた松木玖生選手(FC東京)や甲田英將選手(名古屋グランパス)も加わり、ワールドカップの予選を兼ねるAFC U20アジアカップに向けたチーム内の競争はいよいよ激しさを増していきます。
チームは14日(月)にスペインに到着後、さっそく現地で活動をスタートさせ、3日間のトレーニングを経て17日(木)のU-19スロバキア代表戦、19日(土)のU-18スペイン代表戦、そして21日(月)のU-19フランス代表戦に臨みます。
選手コメント
DF #3 田中隼人 選手(柏レイソル)
5月・6月のフランス遠征で、ワールドカップに向けて個人としてもチームとしてもこのままではだめだということを知ることができました。目標であるワールドカップ優勝のためには今回対戦するフランスのようなチームに勝たないといけないので、チームを勝たせられるようにチームをまとめて、いい方向に導いていきたいです。日本にいれば食事や睡眠という面で慣れた環境で活動することができるので中1日の連戦でも戦える自信はありますが、海外では食生活や滞在するホテルの環境も違うので、そこでどれだけちゃんと回復させることができるかが大事だと考えています。食事面では炭水化物をより多く摂取して、体重を落とさないことを一番意識しています。睡眠も8時間、できれば9時間は確保して、中1日で戦えるように回復を心がけたいです。
MF #21 甲田英將 選手(名古屋グランパス)
代表チームの活動は久しぶりで、海外に行く機会もなかなかないので、自分の強みであるドリブルがどこまで通用するか試したい気持ちと、結果にはこだわってプレーしたいです。このメンバーとも久しぶりで、一緒に活動するのは1年以上ぶりかもしれません。ワールドカップを控えて、チームとして今回の遠征はとても良い経験になると思います。自分たちの力が試される機会だと思うので、みんなで声を掛け合って、チームワークを発揮していきたいです。
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