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【Match Report】U-19日本代表スペイン遠征 最終戦でフランスに惜敗するも多くの収穫
2022年11月25日
スペインに遠征していたU-19日本代表は21日(月)、スペインのピナタル・アリーナにて、U-19フランス代表との試合を行い、1-2にて惜しくも敗れました。
スペイン遠征の連戦で勝利を収めたU-19日本代表。最終日、対戦相手のU-19フランス代表はFIFA U-20ワールドカップへの出場を既に決めている強豪チームです。本遠征中でも強靭なフィジカルと高い技術を発揮しており、同様にワールドカップを目指すU-19日本代表としては試金石となりました。
試合開始早々に日本は失点を許しますが、その後は徐々にペースを掴み、拮抗した攻防が繰り広げられます。フランスはフィジカルを生かした素早い攻撃を繰り返し、それを守り切る形で前半は0-1で折り返しました。後半は早い段階で日本がPKを獲得し、熊田直紀選手(FC東京U-18)によって同点。そこからもチーム一丸となって逆転に向けたプレーを続けますが、残り15分に失点を許し、惜しくも敗戦となりました。
冨樫剛一監督からは、「この遠征を通じてチーム一丸となってしっかりと積み上げてくれたことに感謝したい。所属クラブに戻って、来年のAFC U20アジアカップで招集されるよう自分を高めてほしい」と総括があり、今遠征を締めくくりました。
チームは帰国後に解散し、2023年3月にウズベキスタンにて開催されるAFC U20アジアカップに向けて準備を進めてまいります。
選手コメント
MF #8 松木玖生 選手(FC東京)
遠征では、チームとして一貫して「左右されない」ということをテーマにやってきました。様々なチャレンジがありましたが、チームとして最終戦までやり切れたことは大きかったと思います。3戦目では勝てませんでしたが、世界との差を体感できたことを非常にポジティブに捉えています。世界トップクラスのサッカーと触れるたびに感じるのは、サッカーに対する熱量や球際の激しさです。フランスのようなフィジカルが強く技術の高いチームとプレーするのは楽しいです。もっとゴールに向かっていける選手になれるよう、FIFA U-20ワールドカップを見据えてさらに自分を高めていきたいです。
MF #17 中井卓大 選手(レアル・マドリード/スペイン)
今回の遠征を通じて、日本サッカーのレベルは高いと率直に感じました。周囲の献身的なサポートがある分、非常にやりやすいと思いました。日常のやり取りがスペイン語なので、こうして日本語でコミュニケーションを図って合宿できたことは新鮮でした。自分としては、この強度での体力面をもっと高めていきたいと考えています。