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U-20日本代表、森保一監督のもと活動スタート ~M-150カップ2017~
2017年12月07日
2020年の東京オリンピックを目指すU-20日本代表が6日(水)、10月に就任した森保一監督のもとで初となる活動をスタートさせました。
チーム立ち上げとなる今回の活動は、12月9日(土)から15日(金)にかけてタイで行われるM-150カップ2017。U-23世代の各代表6チームが参加する親善大会で、日本はタイ、朝鮮民主主義人民共和国とグループステージを戦い、ミャンマー、ベトナム、ウズベキスタンとの3位決定戦/決勝に臨みます。
オリンピック代表監督就任以降、ヨーロッパでの視察を終えて帰国すると、大学やJリーグなどに足を運び、各指導者とも会話を重ねてきた森保監督。「この年代をひとつの大きなグループとして捉え、可能性のある選手を見たい」という意図のもと、1月に行われるAFC U-23選手権とわけてメンバー選考を行いました。今回のタイ遠征には、久しぶりに代表に選出された選手や初めて代表活動に参加する選手も多く含まれています。
初日となったこの日は、自己紹介を交えたミーティングからスタート。ピッチでは、アイスブレイクで体と緊張をほぐすと、ボール回し、ポゼッションのメニューへと移行し、最後は狭いピッチで11対11のゲームを行いました。表情に硬さが見られた選手たちも時間が経つにつれて笑顔が見られ、ゲームでは真剣な表情を見せました。森保監督は時折プレーを止めながら、「準備をしっかり」「サポート」「ボールを保持するのか、早く展開するのかしっかり判断しよう」と声をかけていました。チームはその後、夜の便でタイへ移動。9日(土)の初戦に向けて、ブリーラムで調整を続けます。
監督・選手コメント
森保一 監督
あらたに、ここから出発するんだという気持ちで今日をスタートすることができました。初めての活動ということで選手たちの表情にも硬さや緊張感が感じられましたが、トレーニングには意欲的に取り組んでくれました。それぞれのアピールと同時に、みんなでやっていこう、という姿勢でやってくれました。ミーティングでは結果にこだわっていくことを伝えました。「全員守備、全員攻撃」で組織的に戦うことをチームとしてやりながらも、一人一人が持っている個の特徴を思い切って見せてほしいと思っています。
MF #6 浦田樹 選手(ギラヴァンツ北九州)
今回、久しぶりに代表活動に招集されたことを嬉しく思っています。2020年の東京オリンピックへの競争はもう始まっています。いただいたこのチャンスを大事にしたいです。大会では、チームとして優勝という結果を残して帰ってきたいです。短い期間を大切にし、少しでも成長して日本に帰れるよう頑張ります。
MF #10 神谷優太 選手(湘南ベルマーレ)
所属チームで試合に出られないときには、判断の早さや意識の部分を念頭に取り組み、FIFA U-20ワールドカップで落選したことを常に頭に入れて、忘れずにやってきました。再び日の丸をつけられることはありがたいですし、自分自身も結果にこだわりたいです。勝たないといけないと思っているので、この大会でいいスタートを切りたいです。
スケジュール
12月6日(水) | PM | トレーニング |
---|---|---|
12月7日(木) | PM | トレーニング |
12月8日(金) | AM/PM | トレーニング |
M-150カップ2017 | ||
12月9日(土) | 20:00 | vs U-23タイ代表(i-mobile STADIUM) |
12月10日(日) | TBC | トレーニング |
12月11日(月) | 16:00 | vs U-23朝鮮民主主義人民共和国代表(i-mobile STADIUM) |
12月12日(火) | TBC | トレーニング |
12月13日(水) | TBC | トレーニング |
12月14日(木) | TBC | トレーニング |
12月15日(金) | 16:00/20:00 | 3位決定戦/決勝(i-mobile STADIUM) |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。