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U-21日本代表 AFC U-22選手権オマーン2013 大会総括 1
2014年01月23日
22日17時過ぎ、U-21日本代表は日本に帰国しました。
再会を誓って、それぞれが帰路につきました。
今日より3回に分けて、大会に参加した選手たちに大会を振り返ってもらいます。
選手コメント
櫛引政敏選手(清水エスパルス)
通用する部分もありましたが、まだまだ個人としてスキルが足りないと感じました。日本に帰ればリーグ戦も始まります。今回見えた課題をしっかり試合に出ていく中で克服したいですし、もっとスキルを上げて、日本を引っ張っていける存在になりたいなと思いました。
今回のチームは短い期間での立ち上げとなりましたが、その中でも良いプレーはありました。足りない部分を補い、長所を伸ばしていければ自信をもって試合に臨めると思います。
もっとレベルアップしないと間違いなくアジアでは通用しないですし、その先の世界でも通用しません。第二回大会オリンピック予選を兼ねる、勝たなくてはいけない大会です。しっかりと勝ち切れるチームを作っていきたいと思います。
川口尚紀選手(アルビレックス新潟)
結果的に準々決勝で負けてしまいました。これがオリンピック予選本番だと考えたら、オリンピックにも出られなかった、そう考えると残念に思います。もっと危機感を持って、これからやっていかないといけないと思えた大会でした。
個人的にはオフ明けすぐでコンデションも100%ではない中で、中東のスピードのある選手たちとプレーをして、改善しなくてはいけない部分と、もっとレベルアップすれば通用するという部分、手応えと課題を見つけることができました。チームとしても中東の国相手の戦い方、やり方が今回でわかったので、良い教訓となりました。個人としては、守備はもう少し細かなポジショニング、中東の国々との対戦であれば、ロングボールの対応をもっと練習しないといけないですし、攻撃はもっと上がる回数を増やして、クロスの回数を増やせるように攻撃に絡む回数を増やさないといけません。そのためにも攻守の切り替えを早くし、ボールを受けるタイミング、ポジショニングを良くしていきたい。チームとしては始まったばかりですが、監督のやりたいサッカーをもっとチームとして表現できるように、もっと理解を深め、一人一人の能力を上げて、個での対決にも勝てるようにしないといけないと思います。
吉野恭平選手(東京ヴェルディ)
オリンピック予選のプレ大会ということで、日程の事や、中東の国々との試合など、オリンピック予選を想定するにはとても大きな経験ができたと思っています。中東の国と対戦したときは、前に早いボールを入れてくるので、上下に揺さぶられたという印象が残っていますし、オーストラリア戦もボールを保持された印象が強く、どの試合も自分たちがゲームコントロールする時間が少なかったと感じています。チームでブロックを作り、守備をしていたときはうまく対応できましたが、そういう意図でないときは相手にやられてしまったと感じています。
ボランチはゲームを決める中で大事なポジション、もっと試合をコントロールできるように中心になってやらなくてはいけないと思いました。センターバック、ボランチどちらのポジションもできることは大きな武器となるので、続けて伸ばしていきたいと思います。
松原健選手(アルビレックス新潟)
オリンピックをめざす代表チームの始動となる活動に招集してもらい、ものすごく光栄でした。
今大会で結果を出せなかったことは悔しかったですし、また今後に向けていろいろな課題が見えてきた大会でした。守備の面ではうまく守れないことがありましたし、攻撃はもっとパスの精度高めなくてはいけませんし、フィニッシュに行くまでの攻撃の過程が単調だったと感じています。
今大会4試合戦いましたが、その中で1試合と少ししか出場できなかった中で自分に足りなかったものを感じました。
中1日の試合日程の中でいかに次の試合に向けてコンデション作っていくのかが大事と感じました。Jリーグではなかなかありえない大会日程、世界出るための厳しさを思い知らされました。今回がオリンピック予選でなくて良かったと感じています。オリンピック予選でプレーするために個人としてはもっとアグレッシブな姿勢、動きを高めていきたいと思います。またチームとしてはもっとまとまりをもって、チーム一丸となって戦うということがアジアを戦い抜くなかで一番重要に感じます。同じメンバーが次も招集されるわけではありません。若い年代からも選出されてくると思うので、そこで負けないようにクラブでの練習から良い緊張感持ちながらレベルアップしていきたいと思います。
西野貴治選手(ガンバ大阪)
今回は準々決勝敗退という残念な結果になりました。手倉森監督になって初めての大会、みんなが試合毎に監督のやりたいサッカーを理解し、練習から取り組み、試合重ねる度に良くなり、プレーしていた僕達も手応えを感じられたことは良かったと思います。ただ今のままではオリンピック予選を勝てるかは分かりません。
個人としては中東諸国と初めて試合をして、いろいろな経験ができました。サッカー人生の経験としても大きな成長だったと思います。去年ガンバで試合に出させてもらった経験が活きた場面もあり、落ち着いてプレーすることはできました。
またチームは期間中良い雰囲気で過ごすことができました。センターバックだったので、チームに声をかけることはキャプテンだからということは関係なく意識して臨めました。
オリンピック予選に向けてまだ準備期間はあるので、それぞれが個人としてレベルアップして、また集まって、よりレベルアップしたチームになりたいと思います。
山中亮輔選手(ジェフ千葉)
この大会は優勝を目指してやってきたなかで、ベスト8で終わったことは残念ですが、準備期間が短い中でもしっかりチームとして戦えたことはポジティブに捉えたいと思います。
個人的な部分ではゴール、アシストという目に見える結果が欲しかったです。そういうチームを勝たせる決定的な仕事ができなかったことには力不足を感じています。もっと仕掛けた時の成功率、クロスの質を上げていかないといけません。チームに帰ったらプレーの質、細部にもこだわり、高い意識を持って練習していきたいと思います。
原川力選手(愛媛FC)
グループステージの試合から押し込まれている試合が多かったように感じます。そういう試合でも勝てたと思う試合が自分の中では多くて、その中で勝ちきれなかったことが悔しいです。オリンピック予選本番では準々決勝で負けたら、オリンピックに出られません。そこは本番に向けて良い教訓になりましたし、ここで負けたことを次に必ずつなげなくてはいけません。良い経験として、これをつなげられるよう、日本に帰って、Jリーグで活躍したいと思います。
石毛秀樹選手(清水エスパルス)
自分としてはチームも負けてしまいましたし、納得のできる大会ではありませんでした。これでチームへ帰りますが、また頑張って、戻ってきた時には個人としても、チームとしてもいい成績を出せるよう頑張りたいです。
日本の良さである技術やプレーの細やかさ、組織として戦えるということが、もう少し攻撃で出せるはずですし、出せるようにしていかないといけないと感じます。自分もひとりで何でもできる選手ではなく、味方と連動して攻撃に絡んでいくのが特長だと思っています。勝つためにも必要な部分だと思いますので、今後高めていきたいと思います。
スケジュール ※現地時間
01月9日(木) | 15:30 | 練習試合 対オマーン アーミー クラブ |
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AFC U-22選手権 オマーン 2013 | ||
01月12日(日) | 20:00 | グループステージ第1戦 対イラン(Royal Oman Police Stadium) |
01月14日(火) | 20:00 | グループステージ第2戦 対クウェート(Royal Oman Police Stadium) |
01月16日(木) | 17:00 | グループステージ第3戦 対オーストラリア(Royal Oman Police Stadium) |
01月20日(月) | 20:00 | 準々決勝 対イラク(Seeb Sports Stadium) |
01月23日(木) | 17:00 | 準決勝 |
01月25日(土) | 19:30 | 3/4位決定戦(Seeb Sports Stadium) |
01月26日(日) | 19:30 | 決勝(Sultan Qaboos Stadium) |
テレビ放送予定 ※日本時間
決勝 | CSテレ朝チャンネル2 | 01月27日(月) 20:00~ |
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