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U-21日本代表 第17回アジア競技大会(2014/仁川) 活動レポート(9/27)
2014年09月28日
準々決勝で韓国と対戦するU-21日本代表は27日、翌日の決戦に向けて最終調整となるトレーニングを安山市内の公式練習場で行いました。
14日の初戦から2週間で次が5試合目、そしてこの日は試合前日ということもありトレーニングは軽めの調整でした。練習メニューは、ラウンド16のパレスチナ戦前日とほぼ同じで、ウォーミングアップの後、ハーフコートでGKも入れての9対9、そしてセットプレーを確認。ペナルティキックで全体練習を終えた後には、鈴木武蔵選手と中島翔哉選手が居残り、手倉森監督がつきっきりでシュート練習を指導。ここまでの4試合を無失点で勝ち上がってきた韓国の堅い守備陣を彼らのゴールで突き破って、勝利に導きたいところです。
今回アジア競技大会に出場しているU-23韓国代表は、ドイツ・ブンデスリーガで活躍中で元Jリーグのパク・チュホ選手(マインツ/ドイツ)、今年のACLで川崎と対戦した蔚山現代から守護神キム・スンギュ選手と長身FWキム・シヌク選手をオーバーエイジ枠で補強。また、元新潟のDF金珍洙選手(元ホッフェンハイム)や鳥栖で活躍するDFキム・ミンヒョク選手などJリーグでも活躍している選手が数多く入っています。
午前中行われた記者会見でも韓国メディアから質問が出ましたが、アジア競技大会での日韓戦は今回が7試合目となり、これまでの対戦成績は韓国の5勝1敗。現在の23歳以下の大会になってからは1998年に一度対戦しており、今回はそれ以来となる4大会16年ぶりの対戦です。
ちなみに日本が唯一勝った1試合というのは、1982年ニューデリー大会(スコアは2-1で得点者は原博実JFA専務理事と岡田武史元日本代表監督)で、今回の対戦では32年ぶりの勝利がかかります。
この試合、韓国にとっては、相手が日本ということで強いライバル心を持って挑んでくるだけではなく、地元開催ということで優勝が至上命題となっているだけに、これまでにない激戦が予想されます。
U-21日本代表対U-23韓国代表戦は28日(日)、文鶴スタジアムで17時キックオフ。
この試合の模様は、NHK BS1にて、16:50より生中継される予定です。
選手コメント
牲川歩見 選手(ジュビロ磐田)
宿命と言われるライバルが相手なので、勝負にこだわって、絶対に勝てるように頑張りたいです。
(相手は今大会無失点だが)前の選手が(得点を)決めてくれると思うので、チームでしっかり守って、ゼロに抑えたいと思います。
大島僚太 選手(川崎フロンターレ)
(主将としてどんなことを心がけるか)
勝つためにチーム全員で、厳しくいくべきところは厳しくして、チームがバラバラにならないよう声を掛け合っていきたいと思います。
(多くの韓国サポーターの来場が予想されるが)
楽しみです。たくさんの相手のサポーターの中で、いいプレーをして、それで勝てれば最高だと思います。
(日韓戦に対する想い)
特にはありません。ただ、これまで日韓戦といえば、お互い気持ちの入った戦いになるという印象があります。
中島翔哉 選手(FC東京)
(韓国戦では)大勢の観客の前でプレーすることはすごく幸せなことだと思いますし、それもとても強い相手なので、楽しみです。
(どういうプレーを見せたいか)まだ決めていません。試合中に相手の状況を見ながら、ドリブルで仕掛けたり、味方を使いながら、そういったことを上手くやるのが大事だと思います。(韓国は)まだ失点していないチームなので、ぜひ得点を取りたいです。
(攻撃への手応えについて)
どの位置に誰がいるとか、そういったことは分かるようになってきました。見なくても分かるくらいの感覚はあるので、それはすごくいいことだと思っています。
(日韓戦ということで意識しているか)
自分は韓国と初めて対戦するので、あまり意識はしていません。
ただし、向こうが気合いを入れてくるなら、こちらもそれと同じくらい、またはそれ以上の気持ちが必要だと思います。そういう意味ではこれから気持ちも変化してくるかもしれません。
近い国で一番のライバルだと思うので、絶対に負けられないと思います。
サッカー男子 テレビ放送予定
9月28日(日)16:50~18:55 準々決勝 対韓国代表 NHK BS1(生中継)
※放送予定は、他競技の状況等により急きょ変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※延伸のとき、6:55以降は102chで放送継続
U-21日本代表 マッチスケジュール
9月14日(日) | 4-1 | 対 クウェート | Incheon Football Stadium |
---|---|---|---|
9月17日(水) | 1-3 | 対 イラク | Goyang Stadium |
9月21日(日) | 4-0 | 対 ネパール | Goyang Stadium |
9月25日(木) | 4-0 | 対 パレスチナ | Hwaseong Sports Complex Main Stadium |
9月28日(日) | 17:00 | 準々決勝 対 韓国 | Munhak Stadium |
9月30日(火) | 17:00/20:00 | 準決勝 | Incheon Football Stadium/Munhak Stadium |
10月2日(木) | 20:00 | 決勝 | Munhak Stadium |
第17回アジア競技大会(2014/仁川)大会組合せ
グループA | 韓国、マレーシア、サウジアラビア、ラオス |
---|---|
グループB | ウズベキスタン、香港、バングラデシュ、アフガニスタン |
グループC | オマーン、パレスチナ、シンガポール、タジキスタン |
グループD | 日本、クウェート、イラク、ネパール |
グループE | タイ、モルジブ、東ティモール、インドネシア |
グループF | 朝鮮民主主義人民共和国、中国、パキスタン |
グループG | UAE、インド、ヨルダン |
グループH | イラン、ベトナム、キルギス |
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