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U-21日本代表 準決勝ウズベキスタン戦に向けて2グループに分かれて準備
2022年06月14日
12日(日)の韓国との準々決勝で3-0と快勝したU-21日本代表は翌13日(月)、これまでと同様に中2日で迎える準決勝・ウズベキスタン戦に向けて2グループに分かれて活動しました。
出場時間の長かった選手はホテルに残ってストレッチや散歩、交代浴で回復に努める一方、それ以外の選手はピッチに出てトレーニングを行いました。気温32℃とこれまでに比べると暑さが和らいだこの日は、FPとGKが一緒になってウォーミングアップを行うと、ムードメーカーのGK小久保玲央ブライアン選手を中心に盛り上がりを見せます。ここまで4試合を戦い、出場時間が少ない選手、あるいはまだ試合に出ていない選手もいますが、大岩剛監督が常々口にする「23人全員で戦う」という言葉の通り、選手たちはいつでも試合に出られるよう準備に余念がありません。
GKと分かれた後も、FPはボール回しを中心に汗を流し、またGKはステッピングからのキャッチングを中心にしっかりと体を動かしてこの日のトレーニングを終えました。その後は各自の時間として各々が課題に取り組み、サイドバックのDF内野貴史選手のクロスにMF松木玖生選手やFW中島大嘉選手がゴール前で合わせ、ロングフィードを繰り返すDF木村誠二選手にはかつて同じセンターバックでプレーした大岩監督がキックの指導にあたるなど、選手たちは自らに向き合いながら来るウズベキスタン戦に向けて準備を行いました。
AFC U23アジアカップウズベキスタン2022準決勝・ウズベキスタン戦は、15日(水)日本時間25時キックオフ予定です。
選手コメント
GK #23 佐々木雅士 選手(柏レイソル)
ここまでまだ試合に出れてませんが、チームが勝ってることはすごくポジティブに捉えています。その反面で、チームの力になりたいという気持ちを、ベンチから見ていてすごく感じています。これまでも、U-16のAFC選手権あるいはU-17のワールドカップでも3番手の位置づけが多く、そのことに対する悔しさはもちろんありますが、この立場で自分がやるべきことというのは分かっています。常に試合に出るために準備していますし、試合に出れないから何かを変えるとかではなく、変えてはいけないことはブレずに取り組んでいます。まずはトレーニングで100%を見せて、監督にアピールすることを忘れずにやっていきたいです。ホームのウズベキスタンとの対戦ということで、完全アウェイの状況で試合をすることはすごく楽しみですし、そうした状況の中で、全員でピンチを防いだりチャンスをものにしたりできるのは今から楽しみです。
MF #6 松岡大起 選手(清水エスパルス)
チームとしてここまで勝ち上がれてきたことはいいことですが、個人としては悔しさもありながら、出たときに何を残せるか常に考えています。練習でも、ピッチの外でも色々と工夫して、チームのために何ができるかを常に考えながら準備しています。韓国戦はいい時間帯にいい形でゴールを奪えたのがすごくポジティブな要素でした。ただ、簡単なゲームではないことは見ていて感じました。ピンチもありましたし、難しい状況もあった中で2点目、3点目が獲れたことはチームとして楽になったと感じました。ひとりひとりが、何が大事かを考えながらやれていると思います。ピッチの中だけでなく、ピッチ外でも例えば荷物を運ぶことであったり、チームの仕事をみんながしっかりやっているので、試合に出る選手をみんなでしっかり送り出せることに繋がっているんじゃないかなと思っています。ここまで試合を積み重ねるごとにいい試合ができているので、韓国戦を超えるような展開で、見ていて面白い、ワクワクするような試合にしたいですし、日本代表の誇りや責任を感じながらしっかりと戦いたいです。
FW #21 中島大嘉 選手(北海道コンサドーレ札幌)
チームとして韓国に勝ちきって、もうひとつ前に進めたということは日本代表として素晴らしいことだと感じています。最後に試合に出て、試合後のロッカーの雰囲気もすごく良かったのですが、ただ個人的にはこれまでチームにどれだけ貢献することができたか、自分がいなくてもここまでの結果は変わっていないと思います。(鈴木)唯人さんや細谷さんがゴールを決めてあれだけ注目されて、祝福されて、日本人以外の観客にも名前を覚えられて呼ばれるような活躍を自分はしていなくて、そこに対する自分の不甲斐なさをすごく感じています。点を獲った選手が祝福されて評価されることはすごく大事なことだと思うし、サッカーにおける1点の重みというのは大きなものだと実感しました。自分はやはり点を取るために生きているんだということを改めて強く感じて、またこれからもしっかりやっていこうと思えるきっかけになりました。またここから中島大嘉が進化してしまうので「やばいな」と感じています。ここから先はもっともっと苦しい試合になると思います。そうした試合でこそ自分の活躍は必要になってくると思いますし、短い時間でもチャンスがきたときに、日本の救世主になれるプレーができると思っているので、何分チャンスがくるかわかりませんが、最低でも3点獲って、得点王になって日本に帰りたいです。チームは2試合とも勝って優勝して、そして自分は唯人選手や細谷選手よりも点を獲って得点王になって日本に帰ることが目標です。
AFC U23アジアカップ ウズベキスタン2022
大会期間:2022/6/1(水)~2022/6/19(日)
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