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U-21日本代表 ドバイカップU-23に向けて始動
2022年03月22日
アラブ首長国連邦(UAE)で開催されるドバイカップに出場するU-21日本代表は20日(日)、千葉市内で集合し、活動をスタートしました。
最初に集まった12人のうち前日にリーグ戦に出場した7人の選手は軽いジョギングとストレッチでコンディショニングに努め、残る5選手はスパイクを履いてトレーニングを実施。そしてこの日の夜には、リーグ戦を終えて集合した6人の選手を加えた18人とスタッフでドバイへと発ちました。
ドバイでは、ベルギーでプレーする斉藤光毅選手が合流し、早速初日のトレーニングを行いました。約12時間の移動と早朝の到着、そして29℃という暑さで、コンディションを管理することは非常に難しいですが、2日後に控える大会初戦のクロアチア戦に向けて約90分のトレーニングで汗を流しました。トレーニング前のピッチ上で選手を集めた大岩剛監督は「今日はまだリカバリー組とトレーニングに組みに分かれる。トレーニングもハードにはやらないけど、考えるスピード、判断のスピードはMAXで」と求め、それに応じるように選手たちも積極的に声を掛け合いながら要求し合う姿が見られました。
U-21日本代表は22日(火)にさらに7人を加えて25人でトレーニングを行い、23日(水)のクロアチア戦に臨みます。
選手コメント
MF #15 川﨑颯太 選手(京都サンガF.C.)
しばらく代表チームに関われていなくて、色々な情報を目にしながらいつかここでまた関わってやろうという気持ちでした。去年はJ2で試合にどんどん出るようになって、そこが評価されたことは素直に嬉しいです。J1に上がり、物怖じせずにプレーするという部分が評価されるのは入団1年目の選手やそのレベルだと思うので、J1の素晴らしい選手たちを相手に物怖じせずにプレーするだけでなく、自分の良さを見せることが大事だと思う中で、うまくいく試合もそうでない試合も両方経験できていると思います。ピッチ上で何を見せることができるかが大切なので、このドバイカップやアジアの最終予選に出れるように、そして存在感を示せるように、日々取り組んでいきたいと思っています。
MF #24 松村優太 選手(鹿島アントラーズ)
鹿島アントラーズに入団したのと大岩監督の退任が同じタイミングなので直接関わりはありませんが、鹿島を数々の勝利に導いてきた方なので、同じ鹿島の人間として心強く思います。去年から怪我の影響もあったので、選ばれたときは正直驚きもありました。せっかく選ばれたので、同世代のレベルの高い選手たちの中で揉まれながらしっかりとアピールしたいです。海外の選手と試合をすること、海外の環境で戦うことは日本にいてはなかなかできない経験なので、得られるものはすべて持ち帰りたいです。
FW #19 小田裕太郎 選手(ヴィッセル神戸)
久しぶりの代表活動ですし、海外遠征となるとさらに久しぶりなので、率直に楽しみに思う感情が強いです。3年前の海外遠征から、Jリーグに入って環境ががらっと変わってきた中で、自分の特徴は変わってないと思いますが、質であったりスピード感は上がったと思います。海外の選手と戦う機会は多くないので、自分の力がどれだけ通用するのか、どんどんチャレンジしたいです。同世代の選手がSAMURAI BLUEでもプレーしていたりしますが、ライバル視するということではなく、自分もコツコツとやっていけばつかめるチャンスだと思っているので、自分なりに頑張るだけだと思っています。
Dubai Cup U-23
大会期間:2022年3月20日(日)~2022年3月29日(火)
会場:ドバイ(UAE)/Al Awir Stadium、Al Maktoum Stadium
TV放送:CSテレ朝チャンネル2