U-22日本代表は11月11日(月)、キリンチャレンジカップ2019 U-22コロンビア代表戦（17日(日)、エディオンスタジアム広島）に向けた合宿を横内昭展監督代行の指揮のもと広島市内で開始しました。

今回の活動最終日に控えるコロンビア戦に向けて招集されたメンバーは22名。5日(火)に森保一監督がメンバーを発表した後、怪我などの事情により数名が変更となりましたが、チーム発足以来初となる国内での親善試合に向けてスタッフ、選手は一段と気合が入ります。

この日、広島市内のホテルに集合したのは週末にリーグ戦を戦ってきた14名。うち13名がＪクラブ所属の中、ただ一人海外クラブ所属で初日から参加したのは前週金曜日に所属クラブでの試合を終えて、合宿前日に帰国したDF板倉滉選手（FCフローニンゲン）でした。

長時間の移動や直近の試合の疲れも考慮してトレーニングは全体でのストレッチ、ジョギング、数名でのリフティング、簡単なパス回しといったライトなメニューを中心とし、コミュニケーションも取りながら和やかな雰囲気の中で行われました。

平日の夕方にも関わらず多くのファンが駆けつけて温かい声援を選手たちにかけ、選手たちもそれに応えるように練習後に一緒に写真を撮ったり、サインをしたり、笑顔いっぱいで一日の活動を締めくくりました。

監督代行・選手コメント

横内昭展 U-22日本代表監督代行
縁のあるこの広島の地で試合を行えるということは私にとっても、森保監督にとっても感慨深いものがあります。このチームはオリンピックで金メダルを獲る為に活動を続けてきていますし、こうして平日の夕方にこれだけ多くの方が見に来ていただけるという期待も背に、コロンビア戦でも良い戦いを見せたいと思います。まだ全選手が合流できていないので、まずは個々のコンディションを整えていき、選手たちとコミュニケーションを取りながら、全選手のピークを17日（コロンビア戦）に持っていきたいと思っています。

DF 板倉滉 選手（FCフローニンゲン）
（所属クラブで継続的に）試合に出ることでいろいろ感じることもできますし、日頃から強くて速い相手とプレーできているのは、自分にとってもすごいプラスだと思います。また、SAMURAI BLUE（日本代表）での招集経験から練習中の集中力や緊張感というのはアンダー世代ではまだ足りていないところだと思っているので、それを出す努力はしたいと思いますし、一日一日無駄にできない中で、まずはコロンビア戦に出られるように頑張りたいです。

DF 長沼洋一 選手（愛媛FC）
追加招集という形ですが、個人的にはすごくいいチャンスだと捉えています。自分の持っているものをしっかりアピールし、次に繋げていきたいと思います。サンフレッチェユース時代から広島という地ですごくお世話になってきましたし、森保監督がサンフレッチェ広島の監督だった時代、自分はユースに所属していました。東京オリンピックの舞台を目指すチームでの活動ですが、個人的にはそこがゴールとは思っていません。その先にもっと大きな舞台もあると思いますので、まずはこのチームの一員でいられることを誇りに思いつつ、常に努力を続けていきたいと思います。

MF 菅大輝 選手（北海道コンサドーレ札幌）
東京オリンピックを目指すチームとしては初めて国内での合宿、試合ということで、改めて身の引き締まる思いで臨む活動になります。横内監督代行とは先日のルヴァンカップ決勝戦でのゴールについてや、最近のクラブでの調子について会話しました。このチームに何度か呼んでいただきましたが、まだまだ自分のプレーには満足していないのでこの合宿がラストチャンスというくらいの気持ちを持って、何か印象に残るプレーを見せたいと思います。

スケジュール

※スケジュールは都合により変更となる場合があります。 

U-22日本代表 対 U-22コロンビア代表
開催日時：2019年11月17日(日) 12:50キックオフ（予定）
会場：広島／エディオンスタジアム広島

大会情報はこちら