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ニュース

5年ぶりキリンカップ復活 ~2016年間スケジュール発表~

2015年12月25日

5年ぶりキリンカップ復活 ~2016年間スケジュール発表~

日本サッカー協会は12月24日、来年2016年の日本代表の年間スケジュールを発表し、キリンカップサッカーが5年ぶりに復活。SAMUJRAI BLUEは9月から始まる最終予選へ向けて、貴重なチーム強化の場が設けられました。

復活した大会は「キリンカップサッカー2016」と銘打って、以前の3ヶ国総当たり戦から4ヵ国のノックアウト方式に変更となり、6月3日に愛知県豊田スタジアム、同7日に大阪市立吹田サッカースタジアムで行います。参加国とキックオフ時間は決定次第、発表の予定です。

SAMURAI BLUEのヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「6月のキリンカップは大きな機会になる。できるだけ良いメンバーで臨みたいし、できるだけ我々よりも強いところとやりたい」と強豪国との対戦を希望しています。

3月下旬には2018 FIFAワールドカップロシア・アジア2次予選の残り2試合があり、突破すれば9月1日からアジア最終予選に臨みます。最終予選はその後、9月6日、10月6日、同11日、11月15日に開催の予定です。

ハリルホジッチ監督は、「2015年は成功したが、まだ計画の第1段階。3月の2次予選の残り2試合でグループ1位をキープしたい。6月のキリンカップから第2段階に入る。第1段階よりも難しい相手との対戦になる」と話しました。

なでしこジャパン(日本女子代表)は、2月29日から3月9日まで大阪でリオデジャネイロ・オリンピック出場権をかけたアジア最終予選に臨み、参加6チームが出場2枠をかけて戦います。チームは1月から3回の準備合宿を行う予定です。

なでしこジャパンの佐々木則夫監督は、「来年は過酷な戦いが待っている。五輪出場権を獲得し、ロンドン五輪で獲れなかった金メダル獲得のために精進したい」と話しています。

同じく、オリンピック予選が控えているU-23日本代表は、1月13日から同予選を兼ねたAFCU-23 選手権 カタール 2016に臨みます。年明け1月2日から現地で最終調整を行う予定です。

一方、フットサル男子日本代表は9月のFIFAフットサルワールドカップコロンビア2016の予選でもある2月のAFCフットサル選手権ウズベキスタン2016で3連覇を狙います。チームは1月27日に東京・国立代々木第二体育館、同30日の大阪市中央体育館でコロンビアとの2連戦を行い、2月10日からのAFC選手権に臨みます。

さらに、4月22~24日には愛知県ウィングアリーナ刈谷で国際親善大会、8月20日に宮城県セビオアリーナ仙台で国際親善試合を実施し、ワールドカップへ向けて強化を図ることにしています。

コメント

ヴァイッド・ハリルホジッチ SAMURAI BLUE(日本男子代表)監督
2015年は成功したと思っていますが、まだ計画の第1段階に過ぎません。3月のFIFAワールドカップロシアのアジア2次予選の2試合に勝って1位をキープしたいです。 6月のキリンカップから我々の第2段階に入ります。対戦相手は第1段階よりも難しくなります。2016年は15年よりも向上させたいですし、FIFAランクも上げるように努力します。

佐々木則夫 なでしこジャパン(日本女子代表)監督
今年はFIFA女子ワールドカップカナダでなんとかファイナリストになりましたが、優勝しないと評価してもらえないものだと感じました。来年、過酷な戦いが待っています。オリンピック出場権を獲得して、ロンドン・オリンピックで獲れなかった金メダルを獲るために精進したいと思います。1月の合宿では層を厚くする準備をしたいと思います。

手倉森誠 U-23男子日本代表監督
日本サッカーはSAMURAIBLUEが2018年ワールドカップへ向けて歩み出していますが、(U-23の)この年代の成長なくして躍進できません。オリンピックの出場権をなんとしても獲得し、本大会で日本サッカーの歴史を変えるべく、全力を尽くしたいです。

高倉麻子 U-20女子日本代表監督
今年9月にアジア予選を戦って決勝でPK戦の末、やっと出場権を獲れました。来年へ向けて課題も持ち帰ってきたので、これからチームづくりを重ねたいと思います。特にフィジカルが国際レベルで戦うには足りません。技術、戦術ももちろんですが、真のアスリートになるべく育てていきたいです。

楠瀬直木 U-16女子日本代表監督
前回世界大会でチャンピオンになり、その高倉監督のあとを引き継ぐのは大きなプレッシャーがありますが、男子育成でのノウハウを活かしてチームを強化していきたいと思います。

ミゲル・ロドリゴ フットサル男子日本代表監督
他国とは違う日本フットボールのスタイルを作ろうとして、来日して6年、日本独特のスタイルが存在すると思います。来年2月にはAFC選手権でアジア初の3連覇に挑戦し、ワールドカップではベスト8に入りたいと考えています。子供たちがフットサルをやって、そのまま続けてフットサルかサッカーへ進んでいけるようにしたいと思っています。

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