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U-24日本代表

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U-24日本代表 チームの積み上げをここから

2021年06月07日

U-24日本代表 チームの積み上げをここから

U-24ガーナ代表との一戦を終え、U-24日本代表は6日(日)、福岡市内でトレーニングを行いました。オーバーエイジが初めて合流し、活動を始めてからちょうど一週間。SAMURAI BLUE戦のために札幌に飛んだり、天候の影響で福岡入りが遅れたりとハプニングの日々でしたが、ようやく落ち着いた一日となりました。

この日は、前日のガーナ戦に長く出場したメンバーはストレッチなどでリカバリーに務め、それ以外の選手たちはパス&コントロールやシュート練習を行いました。DF菅原由勢選手らが積極的に盛り上げ、約1時間強、汗を流しました。

7日からは、12日(土)のジャマイカ代表戦に向けて準備を進めます。ガーナ戦後に横内監督がロッカールームで伝えたように、ここから「積み下げるのではなく、チームを積み上げていく」作業に入ります。最終メンバーの選考がありながらも、選手たちはチームの成熟度をいかに高めるかにフォーカスしています。オリンピックを経験し、SAMURAI BLUEでも実績十分なオーバーエイジトリオがピッチ内外で目を配るなか、刺激を受けた選手たちがさらに成長して高め合い、どんな化学反応を見せるか。チームにはいま、いい緊張感と高揚感が漂っています。

選手コメント

MF #14 相馬勇紀 選手(名古屋グランパス)
(ガーナ戦は)正直、全然納得していません。チームのために戦うところや、結果を残してこようと思っていたので、そういった面では良かったですが、もっともっと質をこだわりたいです。前半は、久保、堂安が中に入ってボールを受けるぶん、外で引っ張って彼らのスペースを空けることを意識していました。そうしたことで後半になって相手のライン間が空き、縦パスが入るようになりました。得点は、(上田)綺世の動き出しがあったからこそです。試合全体では、枠をおびやかすシュートが少なかったので、もっと狙っていきたいです。次の豊田スタジアムはやり慣れているスタジアムですし、愛知県民の方々も足を運んでくれますので存分にプレーしたいです。いま一番大切なのは、チームのためにどれだけ戦えるかだと思っています。

MF #18 食野亮太郎 選手(リオ・アヴェFC/ポルトガル)
昨日は得点がほしかったですし、満足はしていません。まだまだ向上していけると思っています。今年は苦しくてつらいシーズンでしたが、ポルトガルリーグという自分に合っているリーグでプレーできたことは良かったです。ポルトやベンフィカといったトップクラブの選手たちを見ていて、確実性のあるプレーができる選手が多く、上にいくためにはそれが必要なのだと感じました。自分のプレーを見失うのは良くないですが、強みを維持しつつ、プラスアルファを、トライ&エラーしながら積み重ねていきたいです。自分の強みを、チームの武器としていかに還元するか。コミュニケーションを取って、特にオーバーエイジの選手たちの経験も聞いて、学んでいきたいです。周りの選手とも調和しながら、チームの勝利に自分の特長を重ね合わせていきたいです。

FW #9 林大地 選手(サガン鳥栖)
(ガーナ戦は)自分は出場がありませんでしたが、(上田)綺世がしっかり得点という目に見える結果を残しましたし、味方として嬉しい部分、そしていい意味で嫉妬しています。彼には大学時代からすごく刺激をもらっていました。いい意味で嫉妬心が湧いているので、あとはそれを結果に残すか残さないかは自分次第。FWにとって、評価されるのは得点です。しっかり取らないと次はないと思います。いつ出番が来てもいいようにしっかり準備し続けたいです。(堂安)律にしても、(久保)建英にしても上手いので、多少無理な動きや無茶な要求をしてもボールを出してくれる。自分の動きを先に伝えておけば、ゲーム内ではうまいこと操ってくれます。味方を信じて走り続けたいです。

国際親善試合

U-24日本代表 対 ジャマイカ代表
開催日時:2021年6月12日(土) 13:35 キックオフ(予定)
会場:愛知/豊田スタジアム

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