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U-24日本代表 ノックアウトステージ進出をかけてフランス戦
2021年07月28日
東京オリンピックのサッカー競技(男子)は28日(水)、グループステージ最終節を迎えます。U-24日本代表は27日(火)、翌日のフランスとの一戦に向けて横浜市内で最終調整を行いました。
全22選手でジョギングをスタートすると、フィールドプレーヤーはボール回しへと移行。その後はメディア非公開とし、戦い方の共有を図りました。メキシコ戦でオリンピック初出場を果たした前田大然選手は、「僕たち攻撃陣が点をとって貢献したい。先のことは考えずに、ここに照準をあわせたい」と目の前の戦いに集中した様子を見せていました。
2戦を終えて勝点3のフランスは、グループステージ突破のために勝利が必要となり、確実にノックアウトステージ進出を決めたい日本にとって難しい試合となります。三好康児選手は、緊張感のある強豪との試合が続くことに対し、「相手がそれだけの迫力をもって試合をしてくるので、それ以上の迫力を持たなければ勝てないことを全員が感じている」とし、「オリンピックの目の前の試合を戦うという気持ちの準備はできています」と表現しました。
夕食時には、なでしこジャパンのチリ戦をテレビ観戦し、グループステージ突破の瞬間に拍手で盛り上がっていたU-24日本代表。Aグループ第3節、フランスとの一戦は、横浜国際総合競技場で28日(水)20:30キックオフです。
選手コメント
DF #6 遠藤航 選手(VfBシュツットガルト/ドイツ)
フランスは非常に能力が高いチームで、個の能力も高い。相手も勝たないといけない状況なので、非常に難しい試合になると思っています。自分たちにとってはいかに失点をしないかが大事ですが、そのなかでも、守りに入りすぎずにしっかりと点を取りに行く姿勢、勝ちに行く姿勢を見せることが大事だと思います。
DF #2 酒井宏樹 選手(浦和レッズ)
組み合わせ抽選でフランスと同組になって縁を感じましたし、個人的にもすごく楽しみにしています。互いに2勝ずつでノックアウトステージ進出を決めた状態で戦うのが一番良かったのですが、そうではないので、真剣勝負のなかでもしっかり楽しみたいと思います。完璧な試合はないので、(ここまで)いい感じに課題は出ていると思います。勝ちながら修正していければいいですし、ちょうどいい緊張感と目標をチーム皆で持って、試合に臨めればと思います。
MF #8 三好康児 選手(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)
この3戦目は、より総合力が問われる試合になります。試合出場機会が少なかった選手たちは全員がやってやるぞ、という思いを持っていますし、スタートから出る選手に対して、「あとから出る準備はできてるぞ」と常に伝えています。スタートから出る選手があとのことを考えずに戦えるようにという共有はチーム全体でできています。この22人全員がお互いを信頼していますし、これだけ心強いチームはなかなかない。試合を重ねていくなかで、これからもアクシデントが出る可能性はありますが、それに対してリアクションがしっかりできるチームだと思っています。
第32回オリンピック競技大会(2020/東京)
サッカー競技日程:2021年7月21日(水)~2021年8月7日(土)
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