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ユニバーシアード日本女子代表候補 国内トレーニングキャンプレポート(12/6~12/8)

2016年12月09日

ユニバーシアード日本女子代表候補 国内トレーニングキャンプレポート(12/6~12/8)

ユニバーシアード競技大会(2017/台北)に向けたユニバーシアード日本女子代表候補トレーニングキャンプが、12月6日から3日間、静岡県で行われました。

銅メダルを獲得した前回大会(2015/光州)に引き続き、望月聡監督率いるチームの初の活動に、16大学から33名の選手が参加しました。

初日のトレーニングでは望月監督から「どんな練習でも、『サッカー(試合)ではどうプレーするか』を考えるように」と言葉が送られ、攻守の切り替えの早さ、ミスをした後のリカバリーなどといった実戦を意識したプレーが見られました。

2日目は午前に「守備」、午後は「攻撃」をテーマにトレーニング。選手たちは異なるテーマに対して実践を意識するよう伝えられ、5対5のゲームやシュート練習などを実施しました。ミーティングでは、トレーニングの振返りを行い、『世界基準のプレー』、『常に練習の狙い、目的を意識すること』の重要性などが伝えられました。また、この日誕生日だった堀江美月選手(静岡産業大)をケーキとともにサプライズでお祝いました。

8日(木)の最終日は11対11のゲームを実施し、キャンプを締めくくりました。望月監督はキャンプを通して、サッカー(試合)を意識してトレーニングすることの重要性を説き、最後のミーティングでは「世界基準の選手になるため、日常から変えていこう」と声をかけていました。

ユニバーシアード日本女子代表候補の選手たちは大学選手権を経て、2月に行われる地域対抗戦に全日本大学選抜として参加します。

監督・選手コメント

望月聡 監督
グランド、宿舎、食事、天候など全てにおいて素晴らしい環境でした。関係者の方のご理解、ご協力に大変感謝しています。「ユニバーシアード大会で優勝する」というチーム目標を掲げ、そのために「どのようなチームにならないといけないのか」、それを形成する個人が「どのような選手になり、人格を身につけないといけないのか」を、トレーニングやミーティング、寝食を共にしながら確認し、覚悟する有意義な時間となりました。「世界基準で、物事を自分の頭で考えて行動し、良い判断でプレーできる選手」を目指すため、日常から環境を変えて整える約束をし、合宿を終えました。

田中江梨奈 選手(日本体育大)
初めて一緒にサッカーをするメンバーが多いなか、プレーを合わせることは難しかったですが、積極的にコミュニケーションをとり、自分の良さを出せるように意識して取り組みました。攻守の切り替えや実際の試合に近い状況を自分たちで作るよう重点的に指摘され、意識の低さを改めて感じさせられました。学んだことを継続してできるようにしたいです。

岡部唯花 選手(仙台大)
今回のトレーニングキャンプでは『観て判断する』ことを常に意識しました。今までの判断スピードやプレーでは通用しないことがわかったので、所属チームに戻って、今回感じたものをいままで以上に意識してトレーニングしていこうと思いました。

齋原みず稀 選手(広島大)
3日間のキャンプでレベルの高いサッカーの中でいかに考えてプレーし、どう自分の長所を引き出すかを意識して取り組みました。トレーニング中、監督が常に「試合だと思ってトレーニングする、世界基準で考える」と話していて、このような意識を持つことでプレーの質が変わることを改めて学ぶことができました。所属チームでも常にこの意識を持ってトレーニングし、さらにレベルアップしていきたいです。

スケジュール

12月6日(火) PM トレーニング 
12月7日(水) AM/PM トレーニング
12月8日(木) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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