JFA.jp

JFA.jp

EN

日本代表

年代・カテゴリーを選ぶ

表示したいカテゴリーを
以下から選択してください。

1.年
  • 2024年
  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
2.年代別
  • SAMURAI
    BLUE
  • U-24
  • U-23
  • U-22
  • U-21
  • U-20
  • U-19
  • U-18
  • U-17
  • U-16
  • U-15
  • 大学
  • フットサル
    (男子)
  • U-25フットサル
    (男子)
  • U-23フットサル
    (男子)
  • U-20フットサル
    (男子)
  • U-19フットサル
    (男子)
  • U-18フットサル
    (男子)
  • フットサル
    (女子)
  • U-18フットサル
    (女子)
  • ビーチサッカー
  • eスポーツ・サッカー
ホーム > 日本代表 > 日本代表 サッカー女子 2020年 > 最新ニュース一覧 > なでしこジャパン 男子高校生と合同トレーニングを実施

ニュース

なでしこジャパン 男子高校生と合同トレーニングを実施

2020年10月23日

なでしこジャパン 男子高校生と合同トレーニングを実施

なでしこジャパン(日本女子代表)候補トレーニングキャンプはこの日、前半の最終日となる4日目を迎えました。

ふたば未来学園男子サッカー部との合同トレーニングを午後に控え、昼食前にはミーティングが行われました。体のサイズで劣る海外の強豪国に対して、フリーキックやコーナーキックといったセットプレーからピンチを招く場面も多く、セットプレーの守備は大きなテーマとして取り組んでいます。このミーティングでは過去の試合映像からセットプレーのシーンを切り出し、体を寄せることや、競り勝てなくても相手を自由にさせない守備などを確認しました。「攻・守・攻から守・守から攻」という一連の流れにおけるサッカーの4局面とは別に、ボールがセットされた状態から行われるセットプレーについては、個別に具体的に取り組むことで改善を図ることができ、少しの意識変化で変えられる部分が多いと高倉麻子監督は選手に話します。ゴール前の相手との駆け引きでは、賢く、積極的にチャレンジしていってほしいと伝えました。

午後はふたば未来学園高校の男子サッカー部に協力を仰ぎ、合同でトレーニングを行いました。テーマであるセットプレートレーニングの攻撃側に加わってもらい、速くて強いボール、相手に対する守備を確認、その後30分ハーフのトレーニングマッチを行いました。

男子高校生は持ち前の瞬発力や俊敏性で個々の局面でなでしこジャパンを苦しめますが、選手たちは予測とカバーリングでピンチの芽を摘み、奪ったボールを判断良く回してチャンスを伺います。すると、チームとして課題に挙げているFWへの縦パスを入れる展開から最後は小林里歌子選手がミドルシュートを決めて先制点を奪います。1-0で前半を終えると、選手を全員入れ替えて後半に臨みます。エンジンのかかった男子高校生に押し込まれて同点に追いつかれますが、懸命な守備からチャンスを伺うと、終了間際に得たコーナーキックのこぼれ球を林穂乃香選手がダイレクトボレーシュートを決めて勝ち越します。試合はそのまま終了、「45分ハーフのリアルな試合ではないけど、ゲームに勝ちきることに徹してほしい」とミーティングで話した高倉監督も満足する結果となりました。

選手コメント

GK 山下杏也加 選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
今日のゲームでは後ろからのパスの部分で失点してしまいましたが、本番でそうしたエラーをなくすこと、そのエラーに対して意図があるのかなど、次に生かせるのであればネガティブになる必要ないと思っています。自分としてもビルドアップに関わっていったほうが有効的にパスを回せると思うので、ディフェンスラインやボランチの選手と話して同じ意図、イメージを持てればいいのかなと思います。今は練習中でもすぐに映像を見ることができるので、それは選手にとってもありがたいですし、選手もみんなコミュニケーションを取れる方だと思うので、イメージを合わせるために話しやすいですし、向上させるには話すしかないと思っています。日本の失点はクロスやセットプレーが多いので、その部分の練習量が多いほうがゼロに近づきます。以前は個人に頼る守り方が多かったのですが、今はGKと守備陣である程度ルールがあり、エラーが出ても対応しやすくなっています。今までの取り組みを継続しつつ、細かいところにも取り組んで、メンバーが代わっても内容ややり方は変わらないということを徹底していかないと、世界と戦うのは難しいと感じています。

DF 鮫島彩 選手(INAC神戸レオネッサ)
守備の面では、これまで以上に細かくチームとしてどうボールを奪うのか提示されたので、そこを意識してやろうと話して試合に入りました。積極的にトライする中で、いくつかエラーは起こったので、その起きてしまったエラーを次にどう修正するか詰めていく必要があると思いますが、積極的なトライと修正につながるエラーということで、とてもプラスな面があったと思います。東京オリンピックについて、個人的なところで言えば、延期になっていなければ怪我の回復は確実に間に合っていなかったと思います。チームとしては開催が延期になった分、細かい部分の確認や、今回のように新たなコンセプトに挑戦する時間を得ることができたと思っています。(延期の原因であるコロナで)世の中が大変な時期なので、こうした表現が適切かわかりませんが、私たちはそこをプラスに捉えて、来年の五輪に向けて成長しないといけないという思いは強いです。

MF 杉田妃和 選手(INAC神戸レオネッサ)
今日の試合では普段と違う左サイドでのプレーで、クラブではやっていますが、代表では初めてだったので、自分なりにうまくやろうと思って試合に入りました。普段は中央に入ってボールを受けることが多いので、サイドで受けたときの余裕はいつもよりあると感じながらプレーでき、そこは良かった点です。そこからの展開として、逆の奥につけることができればより大きな展開で攻撃の幅も広げられたかなとも思っています。サイドでプレーするにあたり、監督から個別に指示があったわけではありませんが、前からの守備のかけ方など、共通の意識を持って全員でプレーしていました。全体的にやることは変わっていませんが、全員が同じ意識で、攻撃につながる守備ができるように、前でボールを奪えるようにということに取り組んでいて、どうFWの選手を動かして、どこで限定させるのかという声がけ、守備のスタートを切る声がけがボランチに求められているところだと思います。今回は左サイドでプレーするという新しいチャレンジもあり、これまでとは違うものも求められると思うので、新しく吸収して、課題を持ち帰れるようなパフォーマンスを出したいです。

スケジュール

10月19日(月) PM トレーニング
10月20日(火) PM トレーニング
10月21日(水) AM/PM トレーニング
10月22日(木) 2-1 トレーニングマッチ vs. ふたば未来学園高
10月23日(金) AM トレーニング
10月24日(土) AM トレーニング
10月25日(日) PM トレーニングマッチ vs. いわきFC U-18
10月26日(月) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更する場合があります。
※全チームスタッフ、選手は集合時にSmartAmp法での検査を実施します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方におかれましてはトレーニングの見学は一切できません。
※選手やスタッフによるサイン、握手、写真撮影、プレゼント受け渡し等の対応も自粛させていただきます。
皆さまのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー