JFA.jp

JFA.jp

EN

日本代表

年代・カテゴリーを選ぶ

表示したいカテゴリーを
以下から選択してください。

1.年
  • 2024年
  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
2.年代別
  • SAMURAI
    BLUE
  • U-24
  • U-23
  • U-22
  • U-21
  • U-20
  • U-19
  • U-18
  • U-17
  • U-16
  • U-15
  • 大学
  • フットサル
    (男子)
  • U-25フットサル
    (男子)
  • U-23フットサル
    (男子)
  • U-20フットサル
    (男子)
  • U-19フットサル
    (男子)
  • U-18フットサル
    (男子)
  • フットサル
    (女子)
  • U-18フットサル
    (女子)
  • ビーチサッカー
  • eスポーツ・サッカー
ホーム > 日本代表 > 日本代表 サッカー女子 2022年 > 最新ニュース一覧 > 【Match Report】なでしこジャパン イングランドを相手に0-4の完敗

ニュース

【Match Report】なでしこジャパン イングランドを相手に0-4の完敗

2022年11月12日

【Match Report】なでしこジャパン イングランドを相手に0-4の完敗

なでしこジャパン(日本女子代表)は11月11日(金)、スペイン・ムルシアでイングランド女子代表との国際親善試合に臨み、0-4で敗戦を喫しました。

10月の国際親善試合を2連勝で締めくくり、今回はWEリーグでプレーする選手12名、日本国外でプレーする選手11名を招集したなでしこジャパン。この日はイングランドを相手に、前回の活動から取り入れた1-3-4-3のシステムを採用し90分を戦いました。スターティングメンバーには、今年1月のAFC女子アジアカップ以来の招集となった岩渕真奈選手が最前線に入り、また6月の活動以来の復帰となった長谷川唯選手が宮澤ひなた選手とともに1.5列目に名を連ねます。キャプテンマークはこの試合がなでしこジャパン通算130試合目の出場となる熊谷紗希選手が腕に巻き、三宅史織選手、南萌華選手と共に3バックを形成。対するイングランド女子代表は1-4-3-3のシステムを採用し、ALESSIA Russo選手を頂点に、3トップが広くワイドにポジションを取る配置で臨みます。

試合は序盤からイングランドが攻勢に出ます。開始2分にElla TOONE選手が右足でシュートを放つと、その後も自陣からのビルドアップに加え、相手陣地での効果的なプレスによるボールを奪取とスピードあるサイド攻撃で日本ゴールを脅かします。対する日本も、16分、17分と連続して得たコーナーキックからボールを保持する時間を作ると、20分にはFKの流れから長谷川選手がシュート。しかしこれはイングランドGKのMary EARPS選手にキャッチされます。ここからイングランドが再びゲームを支配し始めます。26分のALESSIA Russo選手のヘディングシュートは枠の右に外れますが、続く38分、左サイドからのクロスに対し小さくなった日本のクリアをRachel DALY選手が拾い、左足でフィニッシュ。イングランドが先制点を挙げ、0-1で前半を折り返します。

なんとか反撃に出たいなでしこジャパンですが、追加点を奪ったのはイングランドでした。後半立ち上がりの53分、Keira WALSH選手のスルーパスに右サイドを抜け出したBeth MEAD選手が駆け上がり中央へクロス。これを逆サイドから詰めたChloe KELLY選手が決め、点差は2に。その後、岩渕選手に代え田中美南選手を投入し前線の活性化を測った日本は62分、杉田妃和選手の浮き球のスルーパスに宮澤選手が抜け出すも、イングランドDF陣が素早く寄せ、シュートは打てません。両チーム交代カードを切りながら試合を進める中、次の得点もイングランドでした。77分に今度は左サイドから攻撃を見せると、最後はElla TOONE選手が蹴り込み3-0に。90分には途中出場のJESSICA PARK選手にもゴールが生まれ、4-0で試合終了のホイッスルが吹かれました。

自陣からのビルドアップで攻め手を探った日本でしたが、イングランドの的確なプレッシングに圧力を感じさせられ素早い攻撃に転じることができず、9本のシュートを放つも決定的なチャンスを作り出すには至りませんでした。守備では積極的に縦へ仕掛けてくるイングランドの選手に対しアプローチをかけるも自由を奪い切ることができず、サイド、中央とも突破を許すシーンが見られました。

15日(火)にスペイン女子代表との一戦を控えるなでしこジャパンは、イングランド戦での課題に向き合い、中3日での試合に向けて改善を図ります。

監督・選手コメント

池田太 監督
イングランドという欧州チャンピオンと対戦するにあたり、最初から相手の力を受けて立つのではなく、今自分たちがトライしているアグレッシブさを出してぶつかっていこうとこのゲームに挑みました。前半はプレスに迷いがあってはまらないところもあり、少し消極的なプレーもあったかもしれません。それでも前線から奪いに行く姿勢は求めていたものなので、結果はもちろん受け止めないといけないですが、今日の試合で見えたところもあるので、そこは収穫になると思います。自分たちはまだまだ完成しているチームではないので、これからひとつずつ積み上げていければと思います。
ボールを奪いに行くなかではファーストディフェンダーをもっとはっきりさせないといけないですし、それに伴う連動、強度も含めて、もっともっと合わせていきたいです。攻撃も関係性を持って関わりを多く作れるようにしたい。後半はトライしてきた成果が見える部分も少しはあったので、改めて選手と振り返りを共有していきたいです。

DF #4 熊谷紗希 選手(FCバイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
イングランドとの差を、結果と共に見せつけられてしまったという印象です。イングランドは速くて強さもありますが、ここ何年かで技術的にもすごくレベルが高くなっているし、彼女たちのストロングを出させてしまいました。自分たちのミスからの失点でもありますが、その中でもっと自分たちが戦えないといけない部分があるなと感じましたし、4失点とも悔しい結果になりました。
なぜこういう結果、パフォーマンスになったかということに、チームとして向き合わなければいけないと思います。今後このレベルの相手と戦うことはたくさんあるなかで、入りから飲まれてしまったところがあって、せっかく実現したこのイングランドとの試合をもったいない形にしてしまったとすごく感じています。色々と試行錯誤しているなかで、相手によって自分たちができること、できないことが実際にあると思いますし、そういった自分たちの判断材料、戦う術の材料を増やしていかなければいけません。今日をいい機会にしなければいけないと思います。

MF #13 遠藤純 選手(エンジェル・シティFC/アメリカ)
前半は相手のウイングに対して、自分が裏に抜けられる場面もありましたし、守備では予測することで間のパスを通させることはあまり無かったですが、後半は相手も自分たちのポジションを見て戦い方を変えてきたなかで、自分ももっとそれに早く気がついて、その戦い方に対応していくべきだったと感じています。
チームとしても個人としても、相手が後半に前線にスピードのある選手を出してきた時にどうしてもスライドが間に合わなかったりと難しい部分がありました。それでも自分たちがやるべきことをやっていかないといけないと感じました。
相手の攻撃の迫力に押し負けて守りの時間が長くなってしまったと思いますし、ボールを奪って攻撃となってもDFラインが押し込まれたなかで、FWにボールを入れても周りが連動できていませんでした。コンパクトにすることは全体で取り組んでいましたが、どうしても押し込まれる時間が長かったです。攻撃の時間を増やさないと、当たり前ですが得点できないので、攻守にわたってアグレッシブにやっていかないといけないと感じました。

FW #10 岩渕真奈 選手(アーセナル/イングランド)
今日の結果がシンプルに実力だと思います。チームとしてチャレンジしている段階だとはいえ、もう少しやらなければいけないことがありましたし、これを良い教訓にして次に臨むしかないと思います。
通用しなかったのは全てで、得られたこととすれば「このままじゃだめだ」ということ。何かを変えなければいけないし、自分たちにはもっともっとやるべきことがあるということを示されたと思います。強豪と対戦できたことで改めてそれを強く感じることができました。
(15日に対戦する)スペインはまた違うタイプだと思いますが、自分たちがトライしているこのフォーメーションで守備も攻撃も、もう一度どういうところから戦うかということを見直さなければいけません。今日の結果をしっかり受け止めて、切り替えて次に臨むしかないので、今日よりも実りのあるいい試合ができるように準備をしたいと思います。

国際親善試合

2022年11月11日(金) 20:00キックオフ予定(現地時間) ※日本時間12日(土) 4:00 vs イングランド女子代表
会場:Pinatar Arena(スペイン/ムルシア)

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー