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U-21日本代表 タイ・バングラデシュ遠征活動レポート(12/16)

2014年12月17日

U-21日本代表 タイ・バングラデシュ遠征活動レポート(12/16)

U-21日本代表のタイ・バングラデシュ遠征は7日目を迎えました。

本日はいよいよタイからバングラデシュへ移動です。また飛行機の出発が遅れたため不安がよぎりましたが、2時間のフライトを経て、いざダッカの地へ。空港に着くとバングラデシュサッカー協会や現地メディアの熱烈な歓迎を受け、急遽、空港ラウンジで記者会見が行われました。会見で手倉森誠監督はバングラデシュ協会の招待に対する感謝と、この遠征が3月の予選に向けて良い準備になる旨をコメントしました。空港からホテルへ移動する車中からバングラデシュの街並みを目にした選手たちは、人と車の多さや街の活気にワクワクしているようでした。

16時30分から行われた練習は、当初予定していたダッカ大学のグラウンドではなく、Razanbagh Police Line Groundという会場で実施。約150人の現地の方々が練習場を取り囲み、練習を見学するという普段と違った環境でも、選手たちは冷静に平常心で練習をこなしていきました。ウォーミングアップで行った“すり足”に、現地の人たちも興味津々でした。その後、パス&コントロールや守備の戦術確認など、日没までの60分を集中して練習。練習後に監督から、「普段と異なる環境でいかにいつも通りのプレーができるかが問われる」というメッセージが伝えられて選手たちは会場を後にしました。

タイ・バングラデシュ遠征も残り2日。貴重な時間を大切にし、3月の予選に向けてチーム全体で成長していけるよう取り組んでいきます。

選手コメント

GK 18   櫛引政敏 選手 (清水エスパルス)
今回の遠征には、プレー面だけでなく、生活面でも「海外でどう過ごすか」というテーマをもって臨んでいます。その昔、海外遠征で体調を崩した経験があったため意識していますが、想定していたより暑く無く、まあ、食事もイメージしていたより食べられています。一昨日のU-21タイ代表戦では、シュートを打たれることはあまり多くありませんでした。コーチングを意識して、人を動かすことで未然にピンチを防ぐことができましたし、やるべきことは、しっかりやれたという手応えはあります。GKユニットとして今回の遠征では、フットワークをテーマに細かいステップを意識的に取り組んでいます。牲川歩見選手と吉丸絢梓選手と共に楽しく厳しい雰囲気で、たくさん話をしながら良い雰囲気で練習をこなせています。

次戦で戦うバングラデシュ代表は、ひとつ上のカテゴリーとなりますが、チャレンジして勝ち、チームとしても個人としても自信をつけたいです。そして、残りの日々も体調を崩さず、一昨日の試合でのチーム全体の反省点を意識して過ごそうと思います。

DF 12   室屋成 選手 (明治大学)
同じサイドバックの松原健選手はA代表に招集された経験を持つため、どんなプレーをするのか、自分とどう異なるのかを間近に見られることは良い経験になっています。松原選手はウォーミングアップから先頭に立ってチームを引っ張っていますし、プレーに安定感があります。そのプレーの安定感が自分の課題であるため、松原選手から多くのことを吸収し、良きライバルになれるよう練習に取り組んでいます。

U-21タイ代表戦では、守備的なプレーは集中を切らさず上手くやれたと思っています。攻撃面ではまだ課題が残ります。このチームがやるサッカーの中で、いかに自分の良さを出せるか意識したいです。そして、ファーストタッチなどの1プレー、1プレーの丁寧さや質の高さ、前線の選手の動き出しなど、ここで学んだことを大学のチームに戻って還元したいです。

このチームの主力になることが目標です。プレーで結果を残し、監督や他の選手たちの印象に残りたいです。1日1日がチャンスだと思っています。時間を無駄にせず、短い期間で成長して、そして、監督や選手たちにアピールして充実した生活を送りたいです。 

スケジュール

12月11日(木) PM トレーニング
12月12日(金) AM/PM トレーニング
12月13日(土) AM/PM トレーニング
12月14日(日) 2-0 国際親善試合 vs U-21タイ代表 (Rajamangala National Stadium)
12月15日(月)  AM トレーニング
12月16日(火)  PM トレーニング
12月17日(水)  PM トレーニング
12月18日(木) 17:00  国際親善試合 vs バングラデシュ代表(Bangladesh National Stadium)
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