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U-19日本代表 イングランドに惜しくも敗れ、大会敗退が決まる~第45回トゥーロン国際大会2017

2017年06月05日

U-19日本代表 イングランドに惜しくも敗れ、大会敗退が決まる~第45回トゥーロン国際大会2017

第45回トゥーロン国際大会2017
グループステージ第3戦 vs U-20イングランド代表
2017年6月4日(日) 15:00キックオフ(現地時間) 試合時間80分(40分ハーフ)
Stade De Lattre (フランス/オーバーニュ)

U-19日本代表 1-2 (前半0-1、後半1-1)U-20イングランド代表

得点
26分 失点(U-20イングランド代表)
59分 安藤瑞季(U-19日本代表)
78分 失点(U-20イングランド代表)

スターティングメンバー
GK:大迫敬介
DF:橋岡大樹、立田悠悟、麻田将吾
MF:針谷岳晃、伊藤洋輝、田中康介、田中陸
FW:黒川淳史、小松蓮、佐々木匠

サブメンバー
GK:沖悠哉
DF:三国スティビアエブス、杉山弾斗、中川創
MF:吉尾海夏、金子大毅、住永翔
FW:安部裕葵、安藤瑞季

交代
46分 小松蓮 → 安藤瑞季
53分 針谷岳晃 → 金子大毅
53分 黒川淳史 → 安部裕葵
68分 田中陸 → 吉尾海夏

マッチレポート

第45回トゥーロン国際大会2017に参加しているU-19日本代表。ここまで2戦2分けの日本が準決勝へ進むためには、グループステージ最終戦のイングランド戦に必ず勝利しなくてはなりません。この試合、日本はこれまでの2試合からフォーメーションを変更し、「3-4-3」の形で試合に臨みました。

前半立ち上がり、3試合連続でスタメン出場の伊藤洋輝選手が開始30秒で最初のミドルシュートを放つと、日本はその後も積極的なプレーを見せます。守備でも前線からの激しいアプローチから相手陣内でボールを奪うと、そこから素早い連携で相手ゴールへ攻め込みます。また、相手の長身FWを狙ったロングボールに対しては、この日キャプテンマークを巻く立田悠悟選手を中心に麻田将吾選手、橋岡大樹選手の3人がことごとく空中戦を制し相手の攻撃を跳ね返します。

前半が半分を過ぎ、ボール支配率、シュート数で完全に日本が上回る展開が続きますが、26分にイングランドに攻め込まれ、一度は奪ったボールをゴール前で再び相手に奪われるとペナルティエリア内で相手を倒してしまい、PKを与えてしまいます。イングランドにとってこの試合最初のシュートとなったこのPKを確実に決められ、日本は0-1とリードされてしまいます。

同点に追いつきたい日本は、攻撃を緩めることなく攻め続け、39分には左サイドから田中陸選手が上げたグラウンダーのクロスを中央の黒川淳史選手がスルー、走り込んだ田中康介選手がシュートを放つもゴール上にボールがそれてしまうなど、良い形は作れている中でなかなかゴールを決め切れず前半が終了します。

後半、立ち上がりから前半同様に積極的に攻め続ける日本は、46分に小松蓮選手に替わり安藤瑞季選手を投入。さらに53分に針谷岳晃選手に替わり金子大毅選手、黒川選手に替わり安部裕葵選手を投入すると、その3人が試合を振り出しに戻します。安部選手がピッチ中央をドリブルで突破すると、パスを受けた金子選手が安藤選手へ絶妙なスルーパスを送り、安藤選手がゴール角にシュートを決め同点とします。

その後も安部選手が幾度となくドリブル突破からリズムを変えてシュートを狙っていきますが、なかなか相手の硬い守備に防がれ逆転ゴールが奪えません。すると73分、スピードに乗った相手左サイドの選手にドリブル突破を許し、この選手を止めようと再びペナルティエリア内でファールをとられてしまいます。2度目のPKも決められ、勝ち越しゴールを奪われます。残り時間わずかでゴールが必要な日本は、立田選手を前線に上げパワープレーを仕掛けますがゴールは奪えず、シュート本数で圧倒的に相手を上回りましたが惜しくも敗れ、グループステージを3位で大会を終えました。

試合詳細はこちら

監督・選手コメント

影山雅永 監督
大会を総括し、1試合目と2試合目は非常に勇敢に戦いながら勝ち切れなかったことがこの結果に響いたと思います。選手たちは3試合を通し、非常に良く戦っていたと思います。サッカーの勝負の厳しさ、勝ち切ること、相手にチャンスやスキを与えない、逆に相手のスキをついて行く、などといったことを大会を通しチームとして学ぶことが出来た良い機会だと思います。これからもっと勝負にこだわるという経験を積んでいくことで、チームを成長させて行きたいと思います。

GK #1 大迫敬介 選手(サンフレッチェ広島ユース )
今大会では今日のイングランド戦と初戦のキューバ戦の2試合でプレーし、2試合とも無失点で終わることが出来なかったのはとても悔しい結果です。また、チームとして全ての試合で押し込んでいる中で、得点が取れず、残念ながら勝利を掴めずにもったいない形で試合を終えることが多かったと思います。大会は終わりましたが、今回の大会での経験を活かし、今後はゴールキーパーの自分が守備の中心となっていけるような選手を目指します。

DF #15 麻田将吾 選手(京都サンガF.C.)
今日のイングランド戦を振り返って、シュートの本数では圧倒し内容では勝っていましたが、負けてしまったことは純粋に実力が足りなかったからだと思います。個人的には、イングランド戦のプレーは悪くなかったと思いますが、2失点してしまい、また3試合を全て無失点で押さえられなかったことは、ディフェンダーとしてとても悔しいです。今回1勝も出来ずに敗退してしまったことはとても悔しいですが、この気持ちを忘れずに、また自チームに戻っても活躍し、代表に戻れるようなプレーを心掛けたいです。

スケジュール

第45回トゥーロン国際大会2017
5月29日(月) 1-1 vs キューバ(Stade de Lattre/Aubagne)
5月30日(火) AM/PM トレーニング
5月31日(水) AM/PM トレーニング
6月1日(木)  1-1 vs アンゴラ(Stade de D'Honneur/Salon)
6月2日(金) AM/PM トレーニング
6月3日(土) AM/PM トレーニング
6月4日(日) 1-2 vs イングランド(Stade de Lattre/Aubagne)

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

【第45回トゥーロン国際大会2017】
<グループA>イングランド、日本、アンゴラ、キューバ
<グループB>フランス、コートジボワール、ウェールズ、バーレーン
<グループC>ブラジル、チェコ、スコットランド、インドネシア
※各グループ1位3チームと、各グループ2位の中から成績最上位1チームの計4チームが準決勝へ進出

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