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U-17日本女子代表 FIFAU-17女子ワールドカップコスタリカ2014 活動レポート(3/25)

2014年03月26日

U-17日本女子代表 FIFAU-17女子ワールドカップコスタリカ2014 活動レポート(3/25)

3月23日のニュージーランド戦を3-0で制し、FIFA U-17女子ワールドカップ2014で唯一、グループステージを無失点の3連勝で勝ち進んだ日本。24日には準々決勝、準決勝を戦うリベリアに移動しました。
開幕前にトレーニングキャンプを行った地でもあるため、宿舎や気候は経験済みです。

午前10時の時点で33度と、サンホセとは10度近い気温差があり、暑いリベリア。宿舎内の坂を7分ほど歩くだけでも汗びっしょりです。ストレッチも日陰で行います。

U-17日本女子代表 FIFAU-17女子ワールドカップコスタリカ2014 活動レポート(3/25)

ストレッチをしている屋根の下には、鳥が巣を作っていました。コスタリカは世界中の全動植物の5%が生息、さらに全世界の10%、約850種類の鳥が生息しており、バードウォッチングの地としても有名です。

U-17日本女子代表 FIFAU-17女子ワールドカップコスタリカ2014 活動レポート(3/25)

午後には、準々決勝を行うEdgardo Baltodanoスタジアムで公式練習を行いました。収容人数は4,300人と、サンホセのスタジアムに比べるとこぢんまりしています。

U-17日本女子代表 FIFAU-17女子ワールドカップコスタリカ2014 活動レポート(3/25)

試合のキックオフにあわせて夕方から行ったトレーニング。気温は33度ながら、午前中よりも涼しく感じられました。

U-17日本女子代表 FIFAU-17女子ワールドカップコスタリカ2014 活動レポート(3/25)

「スタジアムの芝の感じ、風の感じを確かめよう。このスタジアムで準々決勝も、準決勝も勝つ!という強い気持ちで、皆で声を出し合って、またこれまで通り、元気をだしてやろう」と高倉監督はトレーニング前に選手たちに声をかけます。
監督の指示通り、芝の感触を確かめながらまずはパスやヘディングなどの基礎的なメニューを行います。

U-17日本女子代表 FIFAU-17女子ワールドカップコスタリカ2014 活動レポート(3/25)

その後、狭いスペースでの4対4プラスフリーマンを両サイドに合わせたトレーニングを行います。「サイドチェンジを意識!」「ボールを持ったらまず逆を見る!」と高倉監督、大部コーチから指示が飛びます。

U-17日本女子代表 FIFAU-17女子ワールドカップコスタリカ2014 活動レポート(3/25)

最後にはピッチを広く使い、GKを入れた1対1、3対2から6対6を行い、1時間のトレーニングを終えました。
試合後、スタジアムで対戦相手のメキシコ・CUELLAR Leonardo監督と高倉監督の合同記者会見が行われました。

U-17日本女子代表 FIFAU-17女子ワールドカップコスタリカ2014 活動レポート(3/25)

監督記者会見コメント

高倉麻子 監督
-対戦相手のメキシコの印象は?
メキシコとはシニア、アンダーカテゴリーも含めてワールドカップでよく対戦しますが、戦うメンタリティが非常に強いチームという印象です。

-暑さ対策は?
大会前にリベリアに来ていたので、この暑さは想像していました。ただ、その後、少し涼しいサンホセに滞在していたので、選手たちの顔色を見ながらこちらの気候に適応しているかどうかを見ています。リベリアの暑さについては心配していません。

-監督として初めてワールドカップの準々決勝まで進んだ心境は?
準々決勝まで来られたのは、選手たちがよく戦ってくれたからだと思います。ここからは、グループステージを勝ち抜いたチームとの試合ですし、メキシコもとても強いチームですので、1戦1戦を大切に戦いたいです。

-NZ戦ではかなりスタメンを変えてきましたが、その意図は何でしょうか?
選手21名全てに大会中はスターティングメンバーを決めずに行くことは話してあります。トレーニングを見て、コンディションやコンビネーションが良い選手を試合ごとに替えるのが私のやり方です。サブとスタメンをわけず、これからも選手全員に同様のチャンスを与えたいと考えています。

CUELLAR Leonardo 監督
日本については非常にリスペクトしています。U-17、U-20そしてA代表でもよく対戦しますが、いつも困難な相手です。2年前のアゼルバイジャンでもグループステージで敗れていますが、2年前から我々が進歩したことを証明したいです。日本と戦うため、27日はパーフェクトな試合をしなければならないと思います。グループステージの初戦2試合、コロンビアと中国との試合は良いプレーが出来ましたが、第3戦のナイジェリア戦が我々にとって目を覚ますものとなりました。準々決勝に向け、準備をしっかりしていきます。

選手コメント

杉田妃和 選手(藤枝順心高校)
(NZ戦をベンチから見ていて)前半は中盤から前に運ぶパスが雑になってしまい、ゴール前まで行けなかったという印象でした。しかし、後半から良くなってしっかり得点することができました。これをメキシコ戦でも出していきたいです。
2012年の大会は準々決勝で悔しい思いをしたので、今回はその経験を活かして全員でしっかりメキシコとの試合に臨みたいです。自分としては、中盤の選手として言われたことを精一杯やります。ここまでの試合でも良いチャンスがいっぱいありましたが、外してしまった場面が多かったので、1つ1つのプレーの精度をあげ、もっと得点できるようにしたいです。
絶対メキシコとの試合に勝ち、このメンバーで6試合を戦って、全員で笑って帰国できるようにしたいです。

大熊良奈 選手(JFAアカデミー福島)
15歳でワールドカップの舞台に立てることを誇りに思います。これまでの3試合をしっかり勝って決勝トーナメントに進めたことはすごいことだと思いますし、嬉しいです。
ここまでの課題はまず、ロングボールへの対応、そしてディフェンスラインの上げ下げの早さです。前の試合でヘディングを後ろに反らせてしまったミスなどもありましたし、もっとディフェンスラインの上げ下げをしっかりしなければなりません。
次の試合に出場できれば、コミュニケーションをとってラインの上げ下げやチャレンジ&カバーをしっかりし、強い気持ちで皆とあわせて行きたいです。また、後ろからしっかり声を出し、無失点で乗り切りたいです。

スケジュール

日時予定
03月06日(木) 1-2 トレーニングマッチ
対 JFAアカデミー福島
03月11日(火) 1-1 トレーニングマッチ
対 カナダ(Victoria Pitch)
FIFA U-17女子ワールドカップコスタリカ2014
03月16日(日) 2-0 対 スペイン(チバス)
テレビ放送
【CS(フジテレビNEXT)】
03月17日(月)04:50~07:10(生放送)
03月31日(月)11:10~13:00(録画)
04月09日(水)12:00~13:50(録画)
※日本時間
03月19日(水) 10-0 対 パラグアイ(チバス)
テレビ放送
【CS(フジテレビNEXT)】
03月20日(木)10:50~13:10(生放送)
03月31日(月)13:00~14:50(録画)
04月09日(水)13:50~15:40(録画)
※日本時間
03月23日(日) 3-0 対 ニュージーランド(サンホセ)
テレビ放送
【CS(フジテレビNEXT)】
03月24日(月)07:50~10:10(生放送)
03月31日(月)14:50~16:40(録画)
04月09日(水)15:40~17:30(録画)
※日本時間
03月27日(木) 17:00
(現地時間)
準々決勝 対 メキシコ(リベリア)
テレビ放送
【CS(フジテレビNEXT)】
03月28日(金)07:50~10:30(生放送)
04月10日(木)12:00~14:00(録画)
※日本時間
03月31日(月) 17:00/
20:00
(現地時間)
準決勝(リベリア)
テレビ放送
【CS(フジテレビNEXT)】
04月01日(火)07:50~10:30(生放送)
04月01日(火)10:50~13:30(生放送)
04月10日(木)14:00~16:00(録画)
※日本時間
04月04日(金) 14:00/
17:00
(現地時間)
3位決定戦/決勝(サンホセ)
テレビ放送
【CS(フジテレビNEXT)】
04月05日(土)04:50~07:30(生放送)
04月05日(土)07:50~11:00(生放送)
04月10日(木)16:00~18:00(録画)
04月11日(金)12:00~14:30(録画)
※日本時間
会場名
チバス:リカルド・サプリサ・アイマスタジアム
サンホセ:コスタリカ・ナショナルスタジアム
リベリア:エドガルド・バルトダーノスタジアム
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