4月5日（土）・6日（日）、広島県廿日市市にて、2014年度第1回中国審判トレーニングセンターを実施しました。
各地域に配されている地域審判トレセンダイレクターの下行われる「地域審判トレーニングセンター」は、2級審判インストラクター・2級審判員の育成強化を目的として各地域ごとに実施されているもので、年間8回（以上）開催されます。
参加するインストラクター、審判員はこのプログラムを経て将来1級インストラクター、1級審判員の昇給認定審査を受験することを目的としています。

参加者

【地域インストラクター】江角直樹（地域トレセンダイレクター／中国担当）
【2級インストラクター】山野孝、石井和宏、齋藤真二（フィットネス担当）
【2級審判員】土岩健、石倉彰二、田中俊之、川井圭、森数真治

インストラクターコメント

江角直樹　地域トレセンダイレクター（1級インストラクター／中国担当）
今回は、中国プリンスリーグと広島県ユース2部リーグの2試合を行い、試合分析を通じてのレクチャーを中心に行いました。
限られた時間の中での講義でしたが、各試合を担当した審判員の課題も明らかとなり、今後の目標設定もできました。競技規則のプレゼンを通じてより深い理解も進んだのではないでしょうか。
またインストラクターは、各審判のストロングポイントをより伸ばす指導方法の重要性を再認識しました。
さらに、フィットネスについての講義・実技も行われ、フィジカル面強化の重要性についても講義が行われました。
参加した審判員・インストラクターからは、積極的な意見交換等が行われ、意欲的な姿勢が感じられました。

山野孝　2級インストラクター（山口県）
今回は日程的にはタイトでした。その上、1回目という不慣れな面でのもたつきがありました。
春とはいえ、冬に逆戻りの寒さと冷雨の中審判員をはじめ皆よく頑張りました。とくにスタッフの方には感謝したいです。厳しいスケジュールが効率的に滞りなくこなせ、内容が濃い充実したものとなりました。
また来月を楽しみに良い準備をしたいです。

石井和宏　2級インストラクター（岡山県）
審判トレセンにインストラクターとして初めて参加しました。自分の日頃の課題は「試合分析」でそれを学ぼうと思い志願しました。
４月５日、６日の広島での初回を終えて、やはり課題の分析力の不足を痛感しました。しかし、仲間のインストラクターやダイレクターの方々の意見を聞く中で確実に手ごたえのある収穫がありました。
判定基準に対しての考え方、アドバンテージの適用場面の精査などが特に吸収できました。
今年一年を通じて一つずつ成長できるよう、この機会を充実したものにしようと思いました。

参加者コメント

土岩健　2級審判員（岡山県）
第一回の地域トレセンでは多くの指導者にさまざまな角度から助言をいただき、自分を育てるということに楽しさを感じました。
今後も恵まれた環境を大切にさせていただき、自分にとって大きく成長できる１年にしていきたいと思っています。

川井圭　2級審判員（山口県）
2014年度のテーマ「Improvement 改善」が発表されるとともに中国地域トレセンが始まりました。
研修の中で様々なことを改善していくには、広い心で聞き、よく理解し、前向きに取り組み、成長していく必要を審判員全員が感じることができました。
地域の方々に支えていただきながらトレセンに参加できていることに感謝しています。

森数真治　2級審判員（広島県）
いよいよトレセンがスタートし、この１年間でどれだけ自分が高められるか楽しみな気持ちでいっぱいです。
少し不安な気持ちもありますがトレセンメンバーで支えあい、切磋琢磨していきたいと思います。

田中俊之　2級審判員（島根県）
JFAの太田ダイレクターからも貴重なアドバイスを聞くことができました。
また、レフェリングの指導はもちろん、プラクティカル・フィジカルトレーニング、審判員によるプレゼンなど、どれも新鮮なものばかりでした。
今後、トレセンを通して、審判員として、人として成長できるよう課題に取り組んでいきたいと思います。

石倉彰二　2級審判員（鳥取県）
第1回審判トレセンを終えて審判の技術もですが、サッカーの根本的なことなどでもとても勉強になりました。
今まで漠然と当たり前のようにしていた反則の項目を深く考えさせられ、人によってとらえ方や考え方がすごく違うことに驚きました。
また、JFA太田トセレンダイレクターをはじめ多くの方にお世話になっていることを改めて認識しました。
今まで経験してきた方の思いや考えを聞けることは少ないのですごく良い経験となります。
これからもプレゼン、プラクティカル、講義、分析をしっかりと身に付け恩返しすることを思いながら受講していきたいと思います。

日程の概要