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ビーチサッカー日本代表候補 トレーニングキャンプ 活動レポート(4/19)
2014年04月20日
沖縄キャンプ2日目は午前と午後の2部練習。
午前中はピッチ半面での2対2や3対3などボールを使ったフィジカル中心のトレーニング。そしてコーナーキックからの攻守の練習が繰り返し行いました。
午後は、ゲーム形式の練習に多くの時間を割きました。監督はキックオフのやり方についても細かい指示を出します。
そして夕食後は初のミーティングを実施。2013年に行われたワールドカップのブラジル戦の映像を見ながら、良いプレー、悪いプレーを説明します。
プレー分析の後、監督は以下のように選手たちに熱く語りかけました。
『2007年、2008年にUAEの監督として日本と対戦した時、日本は本当に良いチームだと思った。皆がハードワークし、互いを助け合い、勝利のためにチーム一丸となっていた。そして素晴らしいタレントを持ったオズが帰化してチームに加わると聞いて、どんなチームになるんだろうと興味深くアジア予選、ワールドカップを見ていた。しかし、みながオズに頼りすぎて、以前と違うチームになってしまったと感じた。私はもう一度みんなに自信と責任を持ってプレーしてほしいし、どこからでもシュートを打つ攻撃的な日本代表を作りたい。一人一人が責任を持ち、仲間を助け合い、チーム一丸となって、ファミリーとなって勝利に貢献し、アジア王者に返り咲こう。』
ミーティングの最後には、全員で手を重ねて心を一つにし、気合いを入れました。
4/20(日)はここ沖縄宜野湾の海開き。海水浴にいらっしゃる多くの方々に代表の素晴らしいプレーを見ていただきたいと思います。
監督・選手コメント
原口翔太郎 選手(東京レキオスBS)
監督が代わってこれまでとは全く違ったキャンプになっています。戦術面で細かい指導があり頭は使いますが、本当に充実しています。まだ自分はビーチを初めて5年ですが、メンデス監督はビーチサッカーの本質をよくご存知で、更に自分の理想を追求する素晴らしい監督だと感じます。
今回教わったことを頭に叩き込んで、それをピッチの上で表現できるようになれたらいいなと思います。
これまで候補合宿には参加しているのですが、アジア予選、ワールドカップ本大会と選考に漏れ、悔しい思いをしました。今回は練習着ではなく、代表ユニに袖を通して予選、本大会と戦いたいです。まずは監督が目指すビーチサッカーを理解して、自分の持ち味を出しながらプレーできれば、今後も代表に選ばれると思っています。チャンスの年だと思って頑張ります。
田畑輝樹 選手(東京レキオスBS)
ラモス監督の時も和気あいあいとしていて雰囲気は良かったですが、新チームはまた違った意味で良い雰囲気になっているなと感じます。メンデス監督はビーチ専任の監督として長年経験を積んできており、そういう意味ではこれまでの監督よりもビーチの指導に関して知識があると思います。ですから、彼のトレーニングは興味深く、我々長く代表に選ばれている選手たちの中にも、監督から新しいことを学びたいという欲求が湧き出てきているからです。
また、新監督のもと皆がフラットな状態になったので、単にチームメイトというよりもお互いがライバルになったということを今回のキャンプで実感します。この適度な緊張感が、練習の雰囲気を更に良くしているのではないでしょうか。
せっかく素晴らしい監督が来てくれたのですから、彼の目指すビーチサッカーを我々が体現してアジアで再び王者に返り咲き、そのままワールドカップまで良い形で行きたいと思います。