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第9回全国ビーチサッカー大会が岡山で開幕!
2014年09月14日
9月13日(土)、第9回全国ビーチサッカー大会が岡山県玉野市渋川海水浴場で開幕し、1次ラウンドを行いました。
大会にはマルセロ・メンデス日本代表監督が視察に訪れ、代表入りを狙う選手たちの気合いも十分。天候に恵まれ、瀬戸大橋を一望するビーチで開会式を迎えました。開会に花を添えたのは「児島喩伽太鼓」の皆さんのパワフルなパフォーマンスや、パラグライダーの歓迎フライト。その後、開催地代表、「ベル・エキップ」の逸見隆明選手の選手宣誓で開幕すると、軽快な音楽が流れるビーチで熱戦がスタートしました。
グループAでは、昨年準優勝のソーマプライア(九州2/沖縄)と昨年ベスト4の湘南スプレッド1545(関東2/神奈川)が対戦。終盤まで2-2の接戦を繰り広げますが、試合終了間際の浅見和正選手の決勝ゴールでソーマプライアが勝点3を手にしました。
グループBでは、バモス・ア・ラ・カーサ(関東3/千葉)とプラシア山口(中国/山口)が打ち合いを演じます。プラシアが第2ピリオド、第3ピリオドで立て続けに得点し、一時は7-2と引き離します。終盤にバモスが3得点を奪い食い下がるものの、7-5でプラシアが勝利。
グループCでは、信州BSFこまカッパーズ(北信越2/長野)が、前回大会の覇者、東京レキオスBS(関東1/東京)に挑戦。こまカッパーズは大会最年長の成田和彦選手(49歳)と最年少の倉田響選手(13歳)、さらには女子の倉田知穂選手を含む陣容でレキオスの猛攻にも体を張ったプレーで対抗。第3ピリオドにはGK林広樹選手が1点を返したものの、1-11で敗れました。
開催地代表のベル・エキップ(岡山)はグループDに登場。本拠地の応援を背に九州覇者のレオン福岡(福岡)に挑みました。しかし、日本代表の牧野真二選手にFKを決められるなど2-4で敗戦。初戦を勝利で飾ることはできませんでした。
14日は1次ラウンド第2節と第3節を行い、決勝ラウンドに進出するチームが決まります。日曜日のビーチはさらに熱く盛り上がりそうです。
コメント
渋谷龍一 選手(湘南スプレッド1545)
前回大会の準決勝でソーマプライアに1-6で敗れてから、これまで成長した自信があっただけに、今回の敗戦は悔しいです。2-2に追い付いて「いける」となったときに、球際で相手を上回ってやろうという気持ちより、一つミスをしたら試合が終わってしまうという思いが出ました。それでも、国内トップクラスの相手と戦うことができてすごく楽しかった。全国大会は最高だなと思いました。
林広樹 選手(信州BSFこまカッパーズ)
自分たちがどこまで通用するか楽しみにしてきました。東京レキオスBSに歯が立たなかったですが、プレーしていて面白かったです。キャッチしようと思ったボールが伸びて弾くしかなかったシーンがありましたし、特に(茂怜羅)オズ選手のシュートを弾いたときはすごい衝撃でした。僕たちのチームはビーチサッカーを始めて間もないので、砂に慣れてからもう一度対戦したいです。
逸見隆明 選手(ベル・エキップ)
招致活動が実り、岡山での開催が実現した大会で地元の方々の期待を感じました。選手宣誓ではあがってしまいました(苦笑)。試合を振り返ると、第1ピリオドと第2ピリオドで飛ばし過ぎて、第3ピリオドは疲れてしまいました。残り2試合はペース配分を考えて挑みたいです。地元の方の応援が聞こえて、苦しい時間帯で力になったのですが、あと1点というところで及ばず悔しいです。
牧野真二 選手(レオン福岡)
相手が開催地代表ということで、簡単な試合にはならないと思っていました。僕たちは砂に慣れるまで時間がかかった上、気合いが空回りしてミスも多かった。開催地の応援で相手が乗ってしまったところもあり、苦戦しました。追い付かれた後、「勝っているチームの戦い方をしよう」と話して、リスクを冒さずに戦ってリードできましたが、改めて全国大会は簡単には勝てないと思いました。
JFA-TV
第9回全国ビーチサッカー大会
2014年9月13日(土)〜9月15日(月)
岡山/渋川海水浴場
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