イタリア遠征 トレーニングマッチ第1戦
2014年10月4日(土) 20:00キックオフ 20分ハーフ（プレーイングタイム）
Palaroma(イタリア/ペスカーラ)

フットサル日本代表　3-2(前半2-0、後半1-2)　Acqua&Sapone Emmegross

得点
8分 吉川 智貴(フットサル日本代表)
11分 永井義文(フットサル日本代表)
32分 渡邉知晃(フットサル日本代表)
33分 失点(Acqua&Sapone Emmegross)
38分 失点(Acqua&Sapone Emmegross)

スターティングメンバー
GK：関口優志
FP：稲葉洸太郎、渡邉知晃、皆本晃、吉川智貴

サブメンバー
GK：藤原潤
FP：荒牧太郎、佐藤亮、永井義文、加藤竜馬、北嶋佑一、森秀太

登録外メンバー(出場停止、怪我など)
FP：森岡薫、滝田学

レポート

フットサル日本代表は4日(土)、イタリアでのトレーニングマッチ6試合の初戦となるAcqua&Sapone Emmegross C5戦を迎えました。
昼にはここペスカーラの市庁舎を表敬訪問しました。市長にユニフォームをプレゼントしたところ、その場で着用して一緒に写真に収まってくださいました。

昨年のカップ戦の覇者であるAcqua&Sapone Emmegross C5との試合は20:00にキックオフ。
8分にキックインから吉川選手が先制点を上げた日本は11分に永井選手がCKから追加点を奪って2-0で前半を折り返しました。

後半は得点を奪いに来る相手の圧力に手こずり膠着状態が続くも32分に渡邉選手の得点で3-0と突き放します。33分、38分と失点し1点差に詰め寄られるもこのまま逃げ切り、イタリア遠征初戦を3-2の勝利で飾ることが出来ました。

試合後は時間が遅いこともあり外で夕食を取りました。代表戦デビューとなった荒牧選手がこの日は誕生日ということで食後に全員でケーキでお祝いをしました。
トレーニングマッチは6日に第2戦を迎えます。

監督・選手コメント

ミゲル・ロドリゴ 監督
新しい選手を迎えたこのグループで、イタリアに来て2日間だけのトレーニングを経てこのレベルで試合を戦えたことはポジティブな驚きでした。攻守において素晴らしい内容で、まさに勝利に値するものでした。前線からの守備に特徴のある相手に対し、ポゼッションを高めて狙い通りに数的有利なシーンを数多く作ることができました。トレーニングで多くの時間を割いてきたセットプレーからの2得点は嬉しいです。
リードして迎えた後半はやはり相手の圧力が強くなったこともあり、守備に追われてカウンターにチャンスを見出すしかありませんでしたが、GK関口のセーブに救われたこともあり、追加点を挙げて逃げ切ることが出来ました。カップ戦王者であり、リーグでもファイナルに進んだ相手からもぎ取ったこの勝利は普通の勝利ではなく、我々にとって非常に大きな勝利となりました。

渡邉知晃 選手（名古屋オーシャンズ）
今日の試合、初めてゲームキャプテンを務めました。新しいメンバーも加わり、練習回数がそこまでない中で試合を迎えましたが、全員が声を掛け合いながらプレーし、良い内容のゲームだったと思います。対戦相手も昨年のカップ戦王者ということもあり、攻撃に圧力があって、後半は守備にまわる時間も多かったですが、その時間帯でしっかりと我慢をし、勝ち切ることができたのは、収穫のある勝利だったと思います。
これまでスペイン遠征には何度も行きましたが、イタリアのクラブチームと試合をするのは初めてで、スペインのクラブチームとは違った個の力があるなという印象でした。しかし、こういったトレーニングマッチでも日の丸を背負って戦う以上、勝ちにこだわってやりたいと思っています。その上で内容にも目を向けて、出た課題を１つ１つクリアしながら残り試合も戦いたいと思います。イタリアでクラブチームと6試合出来るという機会はなかなかあるものではないので、最大限活用し、全員で収穫のある遠征にするためにも、残りの時間を有意義に過ごしていきたいです。まずはしっかりと身体を休めてリカバリーをし、４連戦に備えたいと思います。個人的には残り試合も今日の試合のように得点に絡んでチームに貢献できるように頑張ります。

荒牧太郎 選手（バルドラール浦安）
2日間という短い準備期間の中で迎えた日本代表としての初試合は、程よい緊張感と共に戦うことができました。その理由として、気心知れたメンバーが多いことと、短い準備期間でもミゲル監督が要点を分かりやすく伝えてくれたことがあると思います。少しでも疑問に思うことがあれば練習中から選手に確認するようにしていましたし、自分からも積極的に意図を伝えるようにしていました。試合は守備の時間が長くなるような時間帯もありましたが、自分達のリズムで攻撃する場面も作れていたと思います。ただ、もっと攻撃の時間を増やすことが出来たと思いますし、後ろのポジションからいかに危険なエリアに入って行けるかがこの遠征で勝敗を分けるポイントになると思うので、残り5試合その辺りを重視して試合に臨もうと思っています。

スケジュール

※時間は全て現地時間。