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梅田杯 決勝戦

2010年11月28日

9月の予選リーグから始まった「第35回梅田杯相双地区中学生サッカー選手権大会」の決勝戦が、
11月28日に楢葉町総合グラウンドにて行われ、アカデミーは予選リーグ・決勝トーナメントを勝ち上が
り、この日の決勝戦にコマを進めた。
この大会は相双地区中体連の男子チームと試合をさせて頂ける貴重な大会で、アカデミー生もこの
大会を毎年楽しみにしている。
この日は中学生のみでの決勝戦となったが、早朝からいつも以上に元気でW-upでは気合い十分
であった。
決勝戦は25分ハーフ、延長10分。これで決まらなければPK戦となる。
結果は、1-1(延長0-0)PK7-6で優勝。前半24分に門井がFKを決めて先制、そのまま終了
し後半へ。後半に入っても、一進一退の攻防が続き、拮抗したゲームとなっていた。
そして残り1分となった時、右サイドを突破され失点。
ベンチへと戻ってきた選手の目に涙が・・・。
しかし、仲間から「まだ終わってないよ!頑張ろう!勝つよ!」という言葉が飛び交い、涙を拭いて
再びピッチへと出ていった。延長戦では、追いついた相手チームの方がやや勢いがあり、防戦する
場面も増えた。お互いに点を取りたい!取られまい!とする気迫のこもったプレーが続き、延長戦でも
決着がつかず、とうとうPK戦にもつれ込んだ。
ベンチに戻ってきた選手に自分達で決めるように伝えたところ、中2の守屋が手を挙げ、そしてアカデ
ミー先行でPK戦が始まった。1番に蹴る事を選んだ守屋は、やはり冷静にきっちりと決める。続いて、
増矢・三宅・森・門井ともにしっかりと決めた。5人が蹴り終わっても5-5のイーブン。
お互いにきっちりと決め、いよいよ6人目。アカデミーの6人目は中1の植田。植田も何のプレッシャー
もないかのように、きっちりと決める。そして、相手チームもしっかりと決めてきた。7人目は中1の立花。
立花も冷静に決める。すると、ここで相手が外し、7人ずつが蹴ったPK戦は終了し、見事優勝を手に
する事が出来た。ピッチ上では大喜びをする選手たち。そして、また涙する選手・・・。

普段、このようなリーグ戦やトーナメントという大会への出場機会が少ない中学生にとって、今回の試合
は大変貴重な経験になったと思う。このような緊張を持った中でも、しっかりとプレーする事の大切さ、
一つのパスやシュート、そして判断で状況が大きく変わってくるということ。この身を持って経験した事は、
必ず後々にいきてくるし、大事にして欲しい。

 
11/13(土)準々決勝 vs楢葉中 4-2 (左:試合前のミーティング 右:シュートを打つ浜田)

 
11/13(土)準決勝 vs鹿島中 2-1 (左:ボールに寄る成宮 右:小さな守護神、水谷)

  
11/28(日)決勝 vs中村一中 1-1(延長0-0)PK7-6
(左:気合いの入ったW-up 右:GK井上もしっかりとW-up)

  
(左:こちらの平尾もしっかりW-up 右:気合いを入れて円陣を組む)


(左:球際に厳しくいく立花 右:PK1番手の守屋)

  
(左:2番手の増矢 右:3番手の三宅)
 
  
(左:4番手の森 右:5番手の門井)

  
(左:6番手の植田 右:7番手の立花)

  
(左:神経を集中させる平尾 右:優勝が決まり、喜ぶ選手たち)
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