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JFAプログラム 相撲部屋実習

2012年02月20日

4期生が2月17日から3日間、JFAプログラムである相撲部屋実習に行ってきました。
アカデミーで4回目となるこのプログラムは、国技である相撲の伝統やしきたりを見聞し、
稽古や生活を体験することで、将来成長するための一助とするために実施しています。
今回は選手たちの感想文を抜粋しながら報告いたします。



  
事前に調べたものを寮内に掲示しました


 
国技館の前から各部屋に出発しました


初めてのまわし                       初めての四股


四股、四股、四股・・・                    親方からも直接指導していただきました


重心を低く                           すり足 すり足 すり足・・・


ぶつかり稽古


股わり                           相撲体操


ちゃんこ


堀大貴
相撲はテレビでしか見たことがなく、最初は正直不安でした。しかし、皆さんが温かく迎え入れてくださった
おかげで、不安がなくなりました。稽古では国技である相撲のすごさを感じ、学びました。
それは二つあります。
一つ目は、重心を低くして前に出るということです。これはサッカーと同じで、相手をかわすときや、動きに
ついて行くときは重心を低くしなければなりません。二つ目は、体を柔らかくすることです。力士の方々は
毎日、股わりをしていてすごく柔軟でした。これは、けがの予防につながります。良いサッカー選手はけがを
しません。このように学んだことをサッカーにも活かしていきたいです。三日間ありがとうございました。

濱田力
稽古では四股をたくさん踏んだり、ぶつかり稽古をしたりして、とても疲れました。
しかし、稽古後のちゃんこは疲れが吹き飛ぶほどおいしかったです。また、フリーな時間には、力士の
方々といろいろな話をして、相撲のことをたくさん知ることが出来ました。
短い期間でしたが、たくさん学ぶことがありました。本当にありがとうございました。


高森大夢
夕食では、ちゃんこ番のお手伝いをさせていただきました。普段は作ってもらっているので、ハンバーグを
作るのは初めての経験でした。力士の方々のように料理のできる男になりたいと思いました。
稽古では、股わりに苦労しました。サッカーでも柔軟性はけが予防にもなるので、毎日、股わりやストレッチを
やろうと思います。楽しい時間をありがとうございました。僕は、プロサッカー選手になります!

金城ジャスティン俊樹
今回の実習でたくさん学ぶことができました。
まず、厳しい稽古を必死になって耐え抜き、レベルアップしていこうという力士さんたちの精神力に驚きました。
その姿を見て、これからは自分に甘くせず、自分の夢が叶えられるよう日々努力していこうと思いました。
とても楽しく、良い体験ができました。三日間ありがとうございました。


私自身も改めて「本物のプロ」を間近で感じることが出来て非常に刺激になりました。
選手たちも言っていましたが、相撲の稽古はサッカーに通ずるものが多くありました。
そのひとつが、「基本の徹底・反復」です。四股やすり足、股わりなど相撲の基本となるであろう動きを、
何百回、何千回と繰り返していました。強くなる、上手くなるための「本物の反復」をこれからの指導に
役立てていきたいです。
選手たちは私以上に様々なことを感じ、多くのものを学んでくれたと確信しています。取り入れたことを
今後どのように活かしていくかが重要です。彼らはもうすぐ高校生になります。自ら考え実行し、活かして
くれることを期待します。

末筆ではございますが、この実習にご尽力頂いた日本相撲協会関係者の方々をはじめ、各相撲部屋の
皆さまにはお忙しいところ、選手たちに温かいご指導をしていただき、誠にありがとうございました。
この場をお借りして御礼申し上げます。




アカデミー福島 U18コーチ
井尻明

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