U-16日本代表第12回デッレナツィオーニトーナメント 5位-8位トーナメント vs. クロアチア代表
2015年4月29日(水)   キックオフ 17:00    試合時間80分（40分ﾊｰﾌ）
Ajdovscina(スロヴェニア/Ajdovscina)

日本代表 2-1（前半1-1、後半1-0）クロアチア代表

得点
5分 失点（クロアチア代表）
17分 中村駿太（日本代表）
53分 中村駿太（日本代表）

スターティングメンバー
GK：高瀬和楠
DF：田中陸、監物拓歩、橋岡大樹、中矢裕貴
MF：住田将、藤本寛也、吉田峻、中野優太
FW：橋本尽、中村駿太

サブメンバー
GK：若原智哉
DF：仙波大志、中川創、田中康介
MF：平川怜、伊藤洋輝、佐藤昴
FW：杉浦文哉、田川亨介

交代
80分 中村駿太→平川怜

マッチレポート

グループリーグで2位となった日本は、5位-8位トーナメントに入り、その初戦でクロアチア代表と対戦しました。

前半開始早々の5分、日本はディフェンスラインの不用意なミスパスから相手にボールを奪われ、カウンター攻撃を受けてしまうと、そのままシュートを決められ先制を許します。しかし17分、中盤でボールを奪った日本は、右サイドでボールを動かし、住田将選手が相手ディフェンダーを引きつけて、右サイドのスペースに走りこんだ田中陸選手にパスを送ります。それを田中選手がそのままワンタッチでゴール前にクロスボールを入れると、これをゴール前に走りこんできた中村駿太選手がヘディングシュートでゴールを決めて同点に追いつき、1-1で前半を終えます。

後半は、日本が連動した守備からクロアチア陣内でボールを奪う回数が増え、そのままシュートで終わる場面が増えます。そして53分、相手陣内の中央付近でボールを受けた住田選手が中村選手の動きを見て、相手ディフェンスラインの背後に浮いたボールでパスを出すと、このパスを受けた中村選手が相手GKと1対1になり、冷静に相手GKの動きを見ながら、シュートを決めて逆転ゴールを奪います。

試合はその後も日本が優位にボールを動かし、何度も決定的なチャンスを作りますが、シュートの精度が低く追加点が奪えません。結局試合はそのまま2-1で終了。

日本はクロアチアに勝利し、最終戦となる1日の5位決定戦では、グループリーグでも対戦したイングランド代表と再び対戦することになりました。

試合詳細はこちら 

選手コメント

住田将 選手（名古屋グランパスU18）
今日の試合は、相手を見てプレーすることと、動きながらプレーすることを意識して試合に臨みました。チームとしては、先制を許すも逆転勝利できたことは良かったです。個人としては、前に行くという意識を持ってプレーできたことは良かったですが、守備の面でボールを奪うところで球際の弱さが出てしまったり、連続してプレーが続けられず、運動量が落ちてしまったことが課題です。ラスト1試合、チーム全員でイメージを共有し勝利で終われるよう、今から準備したいと思います。

監物拓歩 選手（清水エスパルスジュニアユース）
試合開始早々に自分たちのミスから失点してしまいましたが、そこからチーム全員で立て直してプレー出来たことは良かったと思います。チームとしては、最初はディフェンスと中盤の選手との距離感が離れすぎてしまい、上手くパスをつなぐことができませんでしたが、これも試合の中で徐々に修正でき、攻撃の起点となるパスも出せるようになりました。個人としては、後半に集中力が落ち、パスミスが目立ってしまったので、最後まで集中してプレーができるようにしていきたいです。

中村駿太 選手（柏レイソルU-18）
試合に入る前から、必ず点を取るという強い気持ちを持って試合に臨みました。前半の得点は、右サイドから田中陸選手が良いクロスボールを入れてくれたので、落ち着いて決めることができましたし、この後は気持ちが楽になり落ち着いてプレーできました。結果的に2得点を決めることができましたが、他にも得点を決めるチャンスはあったので、決定機を逃さないように、しっかりとゴールを決めるようになりたいです。残り1試合、チームの仲間と考えを共有し、最後まで納得のいくプレーができるようにしたいと思います。

スケジュール

※現地時間

第12回デッレナツィオーニトーナメント参加国

今後の予定