JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > なでしこジャパン、次の決戦の地エドモントンへ移動

ニュース

なでしこジャパン、次の決戦の地エドモントンへ移動

2015年06月25日

なでしこジャパン、次の決戦の地エドモントンへ移動

FIFA女子ワールドカップ カナダ2015に出場中のなでしこジャパンは6月24日午後、バンクーバーから次の準々決勝の対オーストラリア戦(現地時間27日)の開催地であるエドモントンへ空路で移動しました。

前夜、バンクーバー市内のBC Place Stadiumで戦ったノックアウトステージ1回戦(ラウンド16)でオランダに2-1の勝利を収めた選手たちは、午前中にホテル敷地内で散歩とストレッチを短時間行って試合の疲れをほぐしました。

チームは移動中も明るくリラックスした様子で、約1時間半のフライトでエドモントンに順調に到着。ホテルに着いた後、この日はグラウンドでの練習はなかったため、何人かの選手がジョギングをするなど、各自で思い思いの時間を過ごして、翌日からの練習に備えていました。

エドモントン空港で報道陣に対応した佐々木則夫監督は、「ここから中3日での試合が続く中、大事になるのはコンディション。試合までの2日間を大事にして、意識をしっかりと合わせて一丸となって戦っていきたい」と話しました。

なでしこジャパンのオーストラリアとの通算対戦成績は9勝7分け5敗で、佐々木監督体制下では最後に対戦した昨年5月のAFC女子アジアカップ決勝を含めて6勝1分け1敗と優勢です。しかし、MF川澄奈穂美選手(INAC神戸レオネッサ)は、「ここ4試合を見ていてもかなり勢いがある。(これまでとは)違うチームだと思う」と気を引き締めています。

さらに川澄選手は、今回の対戦へはノックアウトステージ1回戦の試合から日本が中3日であるのに対して、オーストラリアは中5日の調整時間がある点を指摘。「かなり良いコンディション状態で来るのではないか」と警戒を強めていました。

日本対オーストラリア戦は、6月27日14時(日本時間28日5時)キックオフでエドモントンのCommonwealth Stadiumにて開催されます。

監督・選手コメント

佐々木則夫 なでしこジャパン(日本女子代表)監督
エドモントンで2試合を戦い、決勝開催のバンクーバーに進みたいという思いはチームの選手・スタッフ全員が共通して持っています。オランダ戦では、この一週間のなかで意識を高めて取り組んできたことを表現することができたと思います。ここから中3日での試合が続くので、大事になるのはコンディションです。試合までの2日間を大事にして、意識をしっかりと合わせてチーム一丸となって取り組んでいきたいと思います。

オーストラリアとは対戦回数が多いからといって軽視してはなりません。この大会で彼女たちはアメリカ、スウェーデン、ナイジェリア、ブラジルという非常に強いチームと対戦して結果を出し、成長しています。それを踏まえて、我々も準備をしたいと思います。我々自身もここ数試合で積み上げてきたものや経験をオーストラリア戦で出したいです。こういう大会では、成長していかないと次のステージへと進んでいけないと思っています。

MF #11   川澄奈穂美 選手(INAC神戸レオネッサ)
(次の試合へは)自分たちは中3日でオーストラリアは中5日なので、かなりコンディションのよい状態で挑んで来るのではないかと思います。ここ4試合を見ていても、かなり勢いがあるので、昨年のAFC女子アジアカップで対戦した時とはかなり違うのではないかと思います。中3日で劇的になにかを変えられるのではないですが、前回大会でドイツに勝って勢いがついたように、なにかのきっかけで勢いに乗れるのはなでしこの良さです。オランダ戦も次の試合につながる試合だったと思いますし、次もさらに勢いを持っていける試合にできたら良いと思っています。何度も対戦してきて、やりやすくはないですが、分かっているので、そこの部分をどういい方に持って行くかがすごく大事だと思います。

FIFA女子ワールドカップ カナダ2015

準々決勝
オーストラリア女子代表 vs なでしこジャパン(日本女子代表) 
日本時間:6/28(日) 5:00 キックオフ(予定)

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー