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ユニバーシアード日本女子代表 直前国内合宿最終日 活動レポート
2015年06月28日
ユニバーシアード日本女子代表 vs. ユニバーシアードカナダ女子代表 トレーニングマッチ
2015年6月26日(金) キックオフ 14:00 試合時間80分(40分x2)
時之栖裾野グラウンド(静岡県御殿場市)
ユニバーシアード日本女子代表 2-1(前半0-1、後半2-0) ユニバーシアードカナダ女子代表
得点
21分 失点(カナダ)
51分 本多由佳(日本)
76分 川原奈央(日本)
スターティングメンバー
GK: 井上ねね
DF: 須永愛海、奥川千沙、浦田佳穂、林香奈絵
MF: 高木ひかり、三橋眞奈、加賀孝子、吉武愛美
FW: 髙橋美夕紀、濱本まりん
2本目
GK: 新井翠
DF: 山守杏奈、長嶋洸、浦田佳穂、小泉玲奈
MF: 川原奈央、高塚綾音、加賀孝子、横山亜依
FW: 本多由佳、植村祥子
サブメンバー
GK: 新井翠
DF: 山守杏奈、長嶋洸、小泉玲奈
MF: 川原奈央、高塚綾音、横山亜依
FW: 本多由佳、植村祥子
交代
HT 井上 → 新井
HT 奥川 → 長嶋
HT 須永 → 山守
HT 林 → 小泉
HT 三橋 → 高塚
HT 吉武 → 横山
HT 濱本 → 植村
HT 髙橋 → 本多
80分 山守 → 須永
80分 加賀 → 吉武
レポート
23日からはじまった国内での直前合宿もいよいよこの日が最終日となりました。午後には都内に移動するため、午前練習のみで主にセットプレーの確認が中心となりました。
前日の夜からあいにくの雨が降り続き、この日もしっとりと降っていましたが、選手一人一人が集中して取り組んでいました。前日のカナダ女子代表との試合からも感じたようでしたが、相手の大きくて速い選手に対して崩し切れない課題が出た日本チームにとっては、セットプレーが試合の中でも重要なキーポイントになると考え、一本ごとに選手たちがその都度ディスカッションして集中力を高めているように感じました。
午後には5日間慣れ親しんだ合宿先をあとにし、翌日の韓国に向けて出発するため都内に移動しました。4月に採寸してオーダーメイドされた日本選手団の公式スーツに身を包んでの移動だったので、選手たちは気持ちも新たに高まったようです。
明日の早朝には、いよいよ本大会のある韓国の光州に向けて出発します。全世界の大学生が集まるユニバーシアードに向けて頑張ります。
監督・選手コメント
望月聡 監督
カナダサッカー代表戦から学ぶ2戦目となったユニバーシアードカナダ女子代表との試合は、2-1で逆転勝利しました。1戦目を4-0で快勝した後だけに、気を引き締めなければならない難しい試合でもありました。
試合の立ち上がりからボール支配率は相手より高い試合内容でしたが、ロングボールのカウンターからゴールを奪われ0-1でリードされ前半を終えます。後半も同じようにボールを支配する中、1点目は川原奈央選手のスピードあるサイド突破から、クロスを受けた本多由佳選手が豪快にボレーシュートを決めて同点とします。2点目は、キープ気味にドリブルする川原選手が、ペナルティエリア内で後方から相手選手のファウルを受けPKを得ます。このPKを川原選手自身が確実に右隅に決めて、2-1で逆転して終えました。
このカナダ戦からは、チームとして3つのことを学びました。
①日本のチームが欧米のチームと戦う際に、ボール保持率は高く試合を支配していても、カウンターやロングボールで相手FWのスピードに一瞬の隙を突かれ失点してしまいます。攻撃時には必ずシュートを打って終わること。攻めている時のリスクマネジメントの重要性を学びました。
②試合の中でボール保持率が高い時ほど注意する。「何を注意するのか」と言うと、ゴールを目指す、奪うというサッカー本来の目的が薄れ、パスすることだけで相手や味方を見てプレーすること。目指す方向や目的、優先順位を忘れてはなりません。
③先制点を奪われながらも、逆転で勝利を収めたことは、選手やチームとしても自信がつきました。また勝つことへの執念を植え付けることもでき非常に良かったです。
川原奈央 選手(早稲田大)
今日は明日から韓国に移動する為、午前に軽く体を動かしました。トレーニング中のフリー時間を使って全員でコーナーキックやFKを確認し、しっかりと共有することができました。火曜日からはじまったこの合宿では宿泊施設など大変素晴らしく、フロントの方々など色々とサポートしていただき、本当に充実した準備ができました。午後にはこの合宿先を出発して出国前の前泊として東京へ移動し、ホテルでリフレッシュしました。いよいよ本大会に向けて良いパフォーマンスができるように、これからコンディションを整えていきます。
高塚彩音 選手(吉備国際大)
今日は午前のみのトレーニングでした。リラックスした雰囲気の中で、基本的なトレーニングで軽く汗を流しました。最後は選手主体となり、試合を想定しながらのセットプレーを確認しました。日本チームの武器になるように質を高めていきたいです。そして午後は都内のホテルに移動しました。支給されたスーツを着たことで、本大会に向けてより一層気持ちが高まりました。最高のパフォーマンスを出せるように体調管理に気をつけて、本大会が行われる韓国の光州へ向かいます。
スケジュール
6月23日(火) | PM | トレーニング |
---|---|---|
6月24日(水) | AM | トレーニング |
4-0 | 練習試合 vs. ユニバーシアードカナダ女子代表 | |
6月25日(木) | AM/PM | トレーニング |
6月26日(金) | AM | トレーニング |
2-1 | 練習試合 vs. ユニバーシアードカナダ女子代表 | |
6月27日(土) | AM | トレーニング |
6/29~7/1 | トレーニング | |
28th Summer Universiade 2015 Gwangju | ||
7月2日(木) | 16:30 | vs. ユニバーシアードロシア女子代表(Mokpo International Football Center) |
7月3日(金) | トレーニング | |
7月4日(土) | 11:00 | vs. ユニバーシアードコロンビア女子代表(Boseong Public Stadium) |
7月5日(日) | トレーニング | |
7月6日(月) | 11:00 | vs. ユニバーシアードメキシコ女子代表(Naju Public Stadium) |
7月7日(火) | トレーニング | |
7月8日(水) | 順位決定戦 | |
7月9日(木) | トレーニング | |
7月10日(金) | 順位決定戦 | |
7月11日(土) | トレーニング | |
7月12日(日) | 順位決定戦 |
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