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2016年度 第1回地域レフェリーフィットネスインストラクター研修会

2016年03月18日

2016年度 第1回地域レフェリーフィットネスインストラクター研修会

3月12日から13日の2日間、2016年度第1回地域レフェリーフィットネスインストラクター研修会を横浜スポーツ医科学センターならびに、しんよこフットボールパークにて開催しました。

研修会冒頭では、山岸フィジカルコーチ(レフェリー担当)より、今年のフィジカルテーマである『呼吸』について、また持久力を測定するYo-Yo Test全般に関する説明がありました。初日は、今年度の地域トレセンに参加する審判員との合同セッションを行い、各地域のフィジカル目標と個人目標を設定するグループワークの時間を設けました。地域インストラクターと審判員とのコミュニケーションも図られた有意義な時間となりました。基本を大切にすること、その中でウォーミングアップに取り入れる呼吸の実践から立ち姿勢、走り方の重要性などが強調されていました。

インストラクターコメント

山岸貴司 JFAフィジカルコーチ(レフェリー担当)
今回の研修会のテーマは大きく2つありました。一つはインストラクターにYo-Yo Testの準備から運営に関する知識と実走体験、負荷強度を体験していただくこと。もう一つは正しい呼吸です。地域トレセンに参加する審判員に対し、正しい呼吸をすることで柔軟性が変化すること、エコロジーなジョギングとはどんな走り方なのか、またそれらがどうして審判員にとって必要なのかをトップレフェリーの映像を見ながら理論・実技の側面から話をしました。各地域の目標と個人の目標も設定したので、今年一年間での成長が非常に楽しみです。

受講者コメント

岡田渉 地域レフェリーフィットネスインストラクター(北海道)
12日は地域トレセン審判員研修会と合同開催で実施し、地域の審判員と一緒にフィットネスインストラクターが中心となってグループワークで個人・地域の目標を定めました。研修会の中で実際に審判員に対して指導をすることで、フィットネスインストラクターとしての引き出しの少なさを感じました。翌日の13日にはYO-YOテストのセットアップ方法を学び、さらにフィットネスインストラクター自らがYO-YOテストを実施することでセットアップだけではなく、走れることの重要性も感じることが出来ました。北海道に戻り、自らフィットネスの模範とならないといけないと感じた研修会でした。

牛尾眞一郎 地域レフェリーフィットネスインストラクター(関東)
2016年の第1回研修ということで、昨年を振り返り、反省点と今後の課題を見直して、これからのフィットネスについてさらに理解を深めることができました。今年のテーマは「呼吸」ということで、呼吸から関節可動域、姿勢へのアプローチについて学ぶことができました。また、YO-YOテストのポイントを実体験から学ぶこともできました。2015年度第1回目の研修会時に細部にこだわり、良いパフォーマンスを引き出せるようなインストラクターを目指すと目標を立てましたが、まだまだ学んでいるばかりで発信ができていません。これからは、どんどん発信をして、実践を深めながら、知識理解も深め、併せてフィットネスだけでなくサッカー観を深められるようにしていきたいと思います。今後も強い意志と覚悟を持って取り組んでいきたいと思います。

山本昭治 地域レフェリーフィットネスインストラクター(関西)
各地域トレセンに参加する審判員が集まり、地域別に分かれて、フィットネスに関しての個々の目標設定やチームとしての目標設定をディスカッションしました。フィットネスインストラクターとして、個々の目標、チーム目標に向かって、相談などを受けながら指導していきます。YO-YOテストの設定方法、またピッチの状況、環境、音響などの考慮した注意事項も確認しました。フィットネスインストラクターからの疑問点もありましたが、質問をすることで、解消することができました。呼吸の方法についても、胸式呼吸、腹式呼吸の違いについて学びました。残り一年になりましたが、審判員が良い状態でレフェリングできるように手助けしていきたいです。

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