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SAMURAI BLUE、ボスニア戦へ最終調整 ~キリンカップ決勝へ~

2016年06月07日

SAMURAI BLUE、ボスニア戦へ最終調整 ~キリンカップ決勝へ~

SAMURAI BLUE(日本代表)は6月6日(月)、キリンカップサッカー2016決勝のボスニア・ヘルツェゴビナ戦を翌日に控えて大阪市内で最終調整を行いました。

この日の練習では、冒頭15分以外を非公開として動きや戦術の確認に時間を割きましたが、故障を抱えて、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が起用見送りを示唆しているMF香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)とFW本田圭佑選手(ACミラン)の姿はありませんでした。

初戦のブルガリア戦で途中出場ながらチームの6点目を決めたFW宇佐美貴史選手(ガンバ大阪)は、香川選手と本田選手について「いつまでも頼ってばかりではいけない。試合に出た選手でできないと」と話し、「連動したなかでスピード感を出せば崩せる状況は多分多く出てくると思う」と、ボスニア戦へイメージを膨らませています。

5年ぶりの開催となったキリンカップは4ヵ国によるトーナメント方式を導入し、3日(金)の初戦でブルガリアに7-2と大勝した日本に対し、ボスニア・ヘルツェゴビナはデンマークに後半2点差を挽回してPK戦を4-3で制しました。

日本とボスニア・ヘルツェゴビナの過去の対戦は、2006年にドイツでの親善試合で2-2の引分け、2008年のキリンチャレンジカップでは日本が3-0で勝ち、ここまで1勝1分でした。

しかし、ボスニアはその後急速に力をつけ、2010 FIFAワールドカップは予選で惜敗でしたが、2014年ブラジル大会には初出場を果たしました。今月開幕する欧州選手権はプレーオフでアイルランドに惜敗して出場を逃したものの、3月の親善試合ではアウェイでスイスに勝利しています。現在FIFAランクは20位(日本は53位)です。

今年9月からのワールドカップ予選へ向けて、旧ユーゴスラビア代表でMFとして活躍したメフメド・バジダレビッチ監督の下で強化を進めています。

ブルガリア戦で先制点を決めて代表通算得点を49としたFW岡崎慎司選手(レスター・シティー)は、「自分たちが攻撃をしかけて、相手の出鼻をくじくことをやらないといけない」と話し、「たくさんの人に応援してもらったシーズンだった。来シーズン結果を出すためにも最後にいい形で終わらせたい」と語りました。

宇佐美選手は所属クラブのホームでもある市立吹田サッカースタジアムで試合です。「代表戦はお客さんも変わると思うのでホーム感があるのかわからない」としながらも、「できるだけ平常心を持ちながらプレーして、いいところを見せたい」と意気込んでいました。

一方、3位決定戦に臨むデンマークとブルガリアはこの日の夕方から試合会場で公式練習を行いました。

7日(火)の試合は、デンマーク対ブルガリアの3位決定戦が16:00、日本対ボスニア・ヘルツェゴビナの決勝戦は19:30キックオフの予定です。

選手コメント

FW #9 岡崎慎司 選手(レスター・シティー)
相手は引いて来る形も持っていますし、攻撃で良いものを持っている選手もいますが、自分たちが攻撃をしかけないといけないと思っています。ゆっくりとパスを回すだけ、足下ばかりでは相手を崩しきれないので、どこでスピードを上げていつ裏に行くかなど、全員でやらなければいけません。しっかり狙っていきたいと思います。来シーズンは自分が上に行く勝負の年だと思っているので、来シーズン結果を出すためにも良い形で今シーズンを終わらせたいです。

FW #11 宇佐美貴史 選手(ガンバ大阪)
相手は上背がありますが、連動した中でスピード感を出しながらやれれば崩せる状況は多分多く出てくると思います。(本田選手と香川選手が不在の場合)選手が変わるとサッカーも変わるし、彼らがいればより攻撃力も上がりますが、いつまでも彼らに頼っているのもどうかと思います。試合に出た選手で相談してやれないと話になりません。ブルガリア戦では余計な2失点をしたと思うので、守備では簡単に失点しないこと。攻撃ではあの試合ぐらいの質を維持してしっかり出せれば勝てると思うので、自信を持ってやりたいです。

GK #12 西川周作 選手(浦和レッズ)
自分たちがどういうやり方で点を獲るか、みんなで意識を統一しました。PK戦も想定しておかないといけません。川島選手が代表チームに戻ってきて、刺激を受けながらトレーニングできていますし、代表に来ることで高い意識を保つことができます。GKは結果です。ワールドカップアジア2次予選で無失点という目標をクリアできて一つ自信になりましたが、本当に大事なのはこれからです。最終予選でも無失点を続けていければ、今まで見えなかった世界が見えてくるのではないかと感じています。そのためにも明日は、チームのために自分のプレーをどう活かすか、しっかりとイメージしながらやりたいです。

イパイロ・ペテフ ブルガリア代表 監督
明日の試合では初戦とは違う顔を見せなくてはなりません。日本戦で開始早々に簡単に失点しなければ、戦う精神を出して、もっと競える展開になっていたと思うので、今回は基本を徹底して守備を改善し、集中して臨みたい。簡単な失点は避けたいと考えています。それができれば強敵デンマークが相手ですが、違う結果が得られると思います。

オーゲ・ハーライデ デンマーク代表 監督
初戦の後半は良くなかったが、それ以外では選手も良くやっていると思うので、引き続き攻守ともに我々の形でプレーして勝利を目指します。長いシーズンの最後なので選手には疲労もあり、体調次第ではありますが、国際試合ではボールを失った後の守備の対応が大切なので、そこに焦点を当てて昨日と今日と練習しています。攻撃でも良い質を持った選手がいます。より多くの選手がこのチームでの戦い方を理解してきていることが一番の収穫です。

JFA-TV

  • 岡崎慎司 選手(レスター・シティー/イングランド)インタビュー

  • 宇佐美貴史 選手(ガンバ大阪)インタビュー

  • 槙野智章 選手(浦和レッズ)インタビュー

  • 昌子源 選手(鹿島アントラーズ)インタビュー

スケジュール

5月26日(木) PM トレーニング
5月27日(金) AM/PM トレーニング
5月28日(土) AM/PM トレーニング
5月29日(日) AM トレーニング
5月30日(月) PM トレーニング
5月31日(火) PM トレーニング ※一般非公開
6月1日(水) PM トレーニング ※一般非公開
6月2日(木) PM トレーニング ※一般非公開
6月3日(金) 7-2 キリンカップサッカー2016
vs ブルガリア代表(豊田スタジアム)
6月4日(土) 11:00 トレーニング(豊田スタジアム) ※一般公開
6月5日(日) PM トレーニング ※一般非公開
6月6日(月) PM トレーニング ※一般非公開
6月7日(火) 19:40 キリンカップサッカー2016
決勝戦 vs ボスニア・ヘルツェゴビナ代表(市立吹田サッカースタジアム)

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

キリンカップサッカー2016

SAMURAI BLUE(日本代表)、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表、ブルガリア代表、デンマーク代表の4カ国によるノックアウト方式

2016年6月7日(火) 大阪/市立吹田サッカースタジアム
[3位決定戦]16:00 キックオフ(予定)デンマーク代表 vs ブルガリア代表
[ 決 勝 ]19:40 キックオフ(予定)SAMURAI BLUE(日本代表)vs ボスニア・ヘルツェゴビナ代表

日本代表戦はテレビ朝日系列にて全国生中継/その他の試合はBS朝日にて全国生中継

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