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2017年度第3回JFA理事会を開催
2017年03月10日
日本サッカー協会(JFA)は昨日3月9日(木)、第3回理事会を開催しました。
「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する」という理念を掲げるJFAにとって、ガバナンスやコンプライアンスの徹底は最重要課題です。
本日の理事会では、これまで以上にサッカーとJFAの価値を向上させ、信頼性・透明性の高い効率的な組織運営を実現するために内部統制制度を整備していくこととし、具体的には、今年12月の理事会までにコンプライアンスの基本方針を完成させ、文書管理やリスク管理、理事会等の運営、決裁/稟議、事務所掌、コンプライアンス、監事監査の各規程を制定することとしました。また、内部監査やリスク管理、コンプライアンスなどを担当する組織や各事項の運用方法の整備なども同時に進めていきます。
Jリーグと共に「DREAM福島アクションプラン」と題した復興支援活動を展開していくことも決定しました。
JFAとJリーグは東日本大震災以降、FIFA(国際サッカー連盟)をはじめ、国内外のサッカーファミリーの協力を仰ぎながら、義援金や物資の寄付、チャリティマッチやサッカー教室、夢の教室(JFA/スポーツこころのプロジェクト)の開催など、様々な形で被災地の復興支援を行ってきました。
こういった活動をさらに推進し、一日も早い復興につなげるために、今回、JFAとJリーグで具体的なプランを策定し、より強固な体制で復興支援に取り組んでいくこととしました。
3月13日(月)にはJFAの田嶋幸三会長とJリーグの村井満チェアマンが福島県を訪れ、内堀雅雄福島県知事に同プランを説明。その後、県庁で記者会見を開催する予定にしています。このニュースは来週、あらためてお知らせします。
フットサル代表のブルーノ・ガルシア監督との契約延長も決定しました。ガルシア監督は、今年11月に行われるAFCフットサル選手権2018予選、来年2月の同決勝大会を見据え、5月に開催されるAFC U-20フットサル選手権と6月の国内トレーニングキャンプに帯同することにしています。
また、JFA/Jリーグ協動プログラム(JJP)の一環で実施している指導者の海外派遣についても協議され、東京ヴェルディ1969強化部の富樫剛一アカデミーダイレクターが今年7月からスペイン1部リーグのレアル・ソシエダに派遣されることが承認されました。JJPによる指導者の海外派遣は富樫さんで4人目となります。
そのほか、アマチュア選手の移籍および大会要項等における出場資格の適正化を図るため、地域協会と47FA、各種連盟、JFAに加盟するチームに対し、独自のルールを設けて移籍を禁止するなどアマチュア選手の活動を拘束しないことやアマチュア選手が移籍を希望する際は速やかに登録を抹消することなどを要請する文書を送ることも確認されました。
各協議事項、報告事項はこちらをご覧ください。
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