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髙萩選手、今野選手らがSAMURAI BLUEに選出~3月アジア最終予選(Road to Russia)メンバー発表~

2017年03月17日

髙萩選手、今野選手らがSAMURAI BLUEに選出~3月アジア最終予選(Road to Russia)メンバー発表~

SAMURAI BLUE(日本代表)のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は3月16日(木)、今月下旬に再開される2018 FIFAワールドカップアジア最終予選のアラブ首長国連邦 (UAE) 戦、タイ戦へ向けたメンバーを発表。MF髙萩洋次郎選手(FC東京)、MF今野泰幸選手(G大阪)らを含めた25人を選出しました。UAE戦は23日(木)にアルアインで、タイ戦は28日(火)に埼玉スタジアム2002で行われます。

今回のメンバーにはMF長谷部誠選手(アイントラハト・フランクフルト)、MF香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)、FW本田圭佑選手(ACミラン)ら代表では馴染みの顔ぶれに、2013年EAFF東アジアカップ以来の復帰でハリルホジッチ監督体制では初選出の髙萩選手が加わり、2015年3月以来となる今野選手、2015年8月以来となるMF倉田秋選手(G大阪)ら復帰組が名を連ねています。

ベルギーのKAAヘントで移籍後3試合連続5得点のFW久保裕也選手、ハリルホジッチ監督が「自分で違いを生むことができる」と期待を寄せるFW宇佐美貴史選手(FCアウグスブルグ)、代表戦では4戦連続得点中のFW原口元気選手(ヘルタ・ベルリン)も選出されました。

しかし、GK東口順昭選手(G大阪)は先日のJリーグでの試合で負った怪我のため、今回の招集は見送られました。

今回、アルアインで行われるUAE戦についてハリルホジッチ監督は、「独特な雰囲気の中、大きなプレッシャーを感じながらプレーすることになる。相手の挑発に乗らず、持ち堪えなければならない」と指摘。「メンタル、経験が重要になる」として、FCソウルなどでアジアとの対戦を多く経験している髙萩選手や、代表戦87試合出場の今野選手をはじめ、所属クラブで出場機会にあまり恵まれていない本田選手とDF長友佑都選手(インテル・ミラノ)についても、その点を考慮したことを明らかにしました。

UAEとは昨年9月のホームでの最終予選初戦で対戦し、日本は1-2で敗れています。日本代表指揮官は、前回対戦を「選手たちも忘れていない。今回はリベンジの機会」と話し、「勝利と予選突破を目指して戦う」と意気込みを口にしています。

最終予選突破には、グループ6チーム中で2位以内に入らなければならず、3位ではもう1つのグループの3位とのプレーオフを経て、CONCACAF(北中米カリブ海地域連盟)とのプレーオフで残りの1枠を争うことになります。現在、日本は前半戦を終えて3勝1分1敗の勝点10で、グループB首位のサウジアラビアと勝点で並び、得失点差で2位に位置しています。しかし、3位のオーストラリアと4位のUAEはともに勝点9と、勝点1差に4チームが入る拮抗した状況で、今回の結果次第で順位が大きく変わる可能性があります。

ハリルホジッチ監督は、「我々が持っている最大限の力を出して、冷静さを失わず、恐れずに戦わなければならない」と語りました。

チームは3月19日(日)から現地での練習を始めて、23日(木)のUAE戦に備えます。

コメント

ヴァイッド・ハリルホジッチ SAMURAI BLUE(日本代表)監督
我々は2018 FIFAワールドカップへ向かう最終直線に入りました。非常に困難な道のりですが、その難しさは相手にとっても同じです。最終予選の立ち上がりでは我々は難しい状況にありましたが、今は良い位置に付けています。現時点でワールドカップ出場の可能性があるのは4チームと見ていますが、我々には非常に重要な試合が控えています。まず、アウェイでのUAE戦に勝って成功に結び付けたい。

この2試合の初戦のUAE戦は簡単ではありません。アルアインのスタジアムは少し小さめで、独特な雰囲気の中で大きなプレッシャーを感じながらプレーすることになるでしょう。フィジカルな戦いもあるかもしれません。相手の挑発に乗らず、持ち堪える必要もあります。レフェリーには厳正な笛を期待したいと思います。非常に難しい試合ですが、勝てないわけではありません。2戦目のタイも、日々成長しているチームです。他の試合とは違った難しさがあり、楽な試合ではありません。

今回のメンバーは経験値を優先させて選出しました。GK 3人を含めて25人を選びましたが、試合の内容や怪我や病気、2試合を異なる戦略で戦うことなどを考えて多めに呼びました。試合への起用は、練習で選手たちを見て、ベストな選択したいと思います。

我々の選手たちには目の前の試合に集中して、大胆に決断力を持って臨んで欲しい。前回対戦した最終予選初戦のことは選手たちも忘れていませんし、今回はリベンジの良い機会です。自信と決断力を持って果たすことができれば、UAE戦に対する思いは心地よいものに変わります。我々は日本代表として、勝利と予選突破を目指して、日本の特長を活かしてプレーしなければなりません。私の頭の中ではすでに試合への準備ができています。選手たちにそれを伝えて、決断力と強い意志を持って試合に臨んで欲しいと考えています。

西野朗 日本サッカー協会技術委員会委員長
昨年11月からの長い中断を挟んで、今月23日(木)から最終予選は後半戦に入りますが、現在勝点1差に日本を含め4チームがいる状況です。23日(木)のUAE戦、28日(火)のタイ戦はこのシリーズを勝ち抜くために大事なポイントになると覚悟しています。どのチームもこの中断で修正を施してくると思いますし、対戦相手だけでなく、自分たちにも厳しい姿勢で臨んでいかなければなりません。新しい選手たちが入ることでチーム力を高めてくれると期待していますし、日本の結束力を発揮して、アジアの中で力強いチーム力を見せつけるようなパフォーマンスを期待しています。

アジア最終予選(Road to Russia)

2017年3月23日(木) 現地時間19:30(日本時間24:30)キックオフ(予定) 
Hazza Bin Zayed Stadium
アラブ首長国連邦(UAE)代表 vs SAMURAI BLUE(日本代表)
大会情報はこちら

2017年3月28日(火)19:35 キックオフ(予定)
埼玉スタジアム2○○2
SAMURAI BLUE(日本代表) vs タイ代表
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