FIFA U-17ワールドカップインド2017が6日(金)に開幕し、U-17インド代表 対 U-17アメリカ代表の開幕戦など計4試合が行われました。首都ニューデリーで行われたインド戦には46,351人の観客が詰めかけ、ムンバイでの一戦も来場者が25,000人を超えるなど、初日から注目度の高さを証明しています。

初戦のホンジュラス戦に向け、U-17日本代表は5日(水)にサーキットトレーニングや11対11を実施。湿度が高く、まとわりつくような暑さのなかで強度の高いメニューをこなし、負荷をかけました。選手たちはこの厳しいトレーニングの意味を理解し、互いに大きな声をかけあいながら乗り切り、終了後には「大会中もこういう状況になるので、いい練習になった」（椿直起選手）、「追い込んで盛り上がれた」（中村敬斗選手）と振り返っていました。

翌6日(金)は負荷を落とした状態で、フォーメーションからのビルドアップ、守備やセットプレーの確認を行いました。「互いの距離、アングルを考えながら」「テンポを変えていこう」と森山監督が声をかけ、ピリッとした雰囲気で1時間半弱、汗を流しました。練習後、久保建英選手は「ここまで2年以上やってきて、一端のチームに勝るとも劣らないくらいの団結力、連携があると思っています。チームとしても個人としても、自分が、またチームが持てる最大限のものを出したい」と8日(日)から始まる戦いを見据えてコメントしていました。

この日、前日の練習で負傷した斉藤光毅選手のチーム離脱が決定しました。斉藤選手に代わって、大会メンバーとして棚橋尭士選手（横浜F・マリノスユース）を登録。棚橋選手は試合前日の7日(土)にインド入りする予定です。

選手コメント

MF #6 喜田陽 選手（セレッソ大阪U-18）
集大成となるので、いいムードでいければと思います。相手チームのスピードある選手をケアしながら、サイドをしっかり守りたいです。大会を通して、暑さのなかで相手がひいてくることもあると思うので、サイドから崩してゲームを作っていきたいと思います。長い戦いのなかで、ひとつのポジションだけではなく、ユーティリティであればあるほどいい。いつ呼ばれてもいいように、準備はしていますし、役割をしっかり全うしたいです。

MF #20 椿直起 選手（横浜F・マリノスユース）
（日本での直前合宿では）ボールに関わる回数が少ないという課題が出たので、オフの面での動きなどをここで克服したいと思って取り組んでいます。ワールドカップが近づくにつれて、わくわくしてきますし、自分が早くもピッチに立ちたいと思うと、ギアが上がってきます。初戦は硬くなる部分もあると思いますが、勝利に関わりたいですし、チーム全体でいい雰囲気をもって、勝利を掴みたいです。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※練習会場の駐車場はスペースが限られています。お停めいただけない場合がありますこと、あらかじめご了承ください。

FIFA U-17 ワールドカップインド2017

大会期間：2017年10月6日(金)～10月28日(土)

日本代表戦：
第1戦 10月08日(日) 23:30 vs. ホンジュラス代表
第2戦 10月11日(水) 20:30 vs. フランス代表
第3戦 10月14日(土) 20:30 vs. ニューカレドニア代表
※時間は全て日本時間

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