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第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 11月18日(土)、19日(日)に準々決勝を開催
2017年11月17日
第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の準々決勝が11月18日(土)に栃木県グリーンスタジアム、19日(日)にユアテックスタジアム仙台でそれぞれ2試合ずつ開催されます。
なでしこリーグ3連覇を達成した日テレ・ベレーザ(なでしこ1部/東京)は、3大会連続の決勝進出を狙うアルビレックス新潟レディース(なでしこ1部/新潟)と対戦します。今シーズンのなでしこリーグ1部ではベレーザがいずれも無失点で2勝を収めていますが、前回大会の準決勝での一戦は八坂芽依選手のゴールを守り抜いた新潟が勝利しています。互いの力をよく知る両チームがどのような戦いを見せるか注目です。
浦和レッズレディース(なでしこ1部/埼玉)とマイナビベガルタ仙台レディース(なでしこ1部/宮城)の一戦は、FWの活躍が勝負の鍵となりそうです。浦和は今シーズン加入した菅澤優衣香選手がリーグ戦でランキング2位の9得点を挙げています。さらにシーズン途中には安藤梢選手が7年半ぶりに浦和に復帰。頼れる2人のFWが攻撃陣を牽引しています。一方の仙台は、オーストラリア人FWのケイトリン・フォード選手が今大会2試合3ゴールと好調を維持しています。昨年のAFC女子年間最優秀選手賞にも輝いたフォード選手の活躍で4大会連続のベスト4進出を手繰り寄せたいところです。
昨シーズンはなでしこリーグ1部で3位と躍進したAC長野パルセイロ・レディース(なでしこ1部/長野)でしたが、今シーズンは得点源だった横山久美選手が7月にドイツの1.FFCフランクフルトへ移籍し、6位に留まりました。しかし、今大会では2戦連続で3得点を挙げるなど攻撃陣が奮起。エース不在を感じさせない総力戦でクラブ初の準決勝進出を狙います。対するジェフユナイテッド千葉レディース(なでしこ1部/千葉)はリーグカップ女王として皇后杯に臨みます。若手選手の台頭と粘り強さを武器に2冠を目指します。
今大会で一番のサプライズとなったのは早稲田大学(関東/東京)の快進撃でしょう。1回戦でなでしこチャレンジリーグ所属の静岡産業大学磐田ボニータ(東海/静岡)を破ると、2回戦では愛媛FCレディース(なでしこ2部/愛媛)を撃破。3回戦では前回大会覇者のINAC神戸レオネッサ(なでしこ1部/兵庫)からPK戦の末に勝利をつかみました。第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)で準優勝を果たしたユニバーシアード日本女子代表8選手を有する早稲田大が大学勢初のベスト4進出を狙います。迎え撃つノジマステラ神奈川相模原(なでしこ1部/神奈川)はなでしこリーグ1部昇格初年の今シーズン、8位で残留を決めています。両者は前回大会の2回戦で対戦しています。この時はノジマが早稲田大の猛追を振り払い、3-2で勝利。リベンジに燃える早稲田大と、なでしこリーグ1部としての意地を見せたいノジマの一戦は、目の離せない戦いになります。
12月21日(木)に開催される準決勝に駒を進めるのはどのチームでしょうか。女子サッカーの日本一を懸けた戦いにぜひともご注目ください。
開催期間:2017/10/28(土)~2017/12/24(日)
1回戦 10月28日(土)、29日(日)
2回戦 11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)
3回戦 11月11日(土)、12日(日)
準々決勝 11月18日(土)、19日(日)
準決勝 12月21日(木)
決勝 12月24日(日)
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