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2018年度フットサル1級審判インストラクター研修会
2018年05月21日
「2018年度フットサル1級インストラクター研修会」が5月11日(金)から13日(日)の3日間JFAハウスにて開催され、28名が参加されました。研修会は小川佳実審判委員長のあいさつから始まり、スペインから招聘したPedro Ángel Galán Nieto氏(FIFAインストラクター)と松崎康弘氏(FIFAインストラクター)による、競技規則の正しい適用に向けた考慮点や、試合分析、審判員への指導のポイント、アセスメントについてインストラクターの資質向上につながる講義に加えて、スペインのフットサルの紹介をいただきました。またRaymond OLIVIER氏による「共感」を持ったレフェリングについての講義を実施いただきました。研修会の中ではグループワークによるインストラクター同士の意見交換を行う機会もあり、密度の濃い研修会となりました。
受講者コメント
櫻田雅裕 フットサル1級審判インストラクター
今回、フットサル1級審判インストラクター研修会に参加させて頂きました。2018年度からフットサル1級審判インストラクターになった私にとっては、新しい仲間たちとともに、素晴らしい機会に恵まれたことを大変嬉しく有難く思っております。素晴らしい仲間たちの情熱やオープンマインドに良い影響を受けて、これからも精進して学び続けていかなければいけないと決意を新たにしました。初日のプレゼンテーションでは緊張もしましたが、頼もしい仲間たちの傾聴の姿勢にも学ばされる部分が多くありました。スペインより来日してご指導下さったFIFAインストラクターのPedro氏の講義は、異なる国の文化にも触れられ、フットサル先進国の取り組みや考え方を知ることもでき、非常に刺激のある内容を伺うことができました。
2日目のRaymondさんの「共感を持ったレフェリング」の講義は非常に興味深く、とても良いお話を伺うことができました。松崎インストラクターの講義では、ゲームをみる視点や考え方など参考になる部分が多く、全て良い勉強の機会となりました。今後の活動の中で、上手に活かしていきたいと思います。3日間大変刺激のある有意義で充実した時間を過ごすことができました。このような素敵な研修の機会に参加させて頂き、ありがとうございました。これから経験を積み重ね、審判のことを学び続け、仲間たちに貢献できる素敵な人材を目指して取り組みたいと思っております。
杉山利久 フットサル1級審判インストラクター
本研修会に参加し、改めて自分の職責を見つめ直すとともに、フットサルインストラクター自身も常に進化・深化を追求し、成長するべき存在であると感じています。レフェリーの成長を促し、今後直面する課題等を解決するには、私たちインストラクターの成長が不可欠であり、「事象の分析」の講義など今研修で私自身もたくさんの課題を発見することができました。また、スペインでの選手とのコミュニケーションの「55%はボディーランゲージ、38%がトーン、7%が会話」という話しがあり、いかにレフェリーの意図することを伝達するのが難しいことか理解し、その重要性を周りに正しく伝達していきたいと思います。様々な自己研鑽を通じ、少しでも日本フットサル界に貢献できるよう、またレフェリーからも“共感”が持たれるインストラクターになれるよう今後もチャレンジしてまいります。
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