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SAMURAI BLUE、キルギス代表戦へ豊田で練習開始~キリンチャレンジカップ2018(11/20 vsキルギス代表@愛知)~

2018年11月18日

SAMURAI BLUE、キルギス代表戦へ豊田で練習開始~キリンチャレンジカップ2018(11/20 vsキルギス代表@愛知)~

SAMURAI BLUE(日本代表)は11月17日(土)、キリンチャレンジカップ2018ベネズエラ代表戦を戦った大分から次のキルギス代表戦の開催地である愛知県豊田市へ午前に移動し、午後には豊田市内で練習を再開しました。

1-1で引き分けたベネズエラ代表戦から一夜明け、朝早いフライトで大分を発った日本代表チームは、昼ごろ豊田市へ到着。食事と休憩をとった後、豊田市陸上競技場で練習しました。

前日の試合に先発したメンバーは初出場だったGKシュミット・ダニエル選手(ベガルタ仙台)を含めて、ランニングとストレッチなどのリカバリー中心の内容で30分ほどグラウンドで体を動かしましたが、先発の一人だったDF冨安健洋選手(シントトロイデンVV)は、試合中に右膝を打撲したため、大事をとってホテルでの別調整でした。

先発組のランニングには森保一監督も加わり、シュミット選手や佐々木翔選手(サンフレッチェ広島)らとグラウンドを回りながら暫く話をする場面も見られました。

一方、試合に交代出場したMF原口元気選手(ハノーファー96)やFW杉本健勇選手(セレッソ大阪)らを含め、出場機会の無かった選手たちは、フィールドプレーヤーとGK2人に分かれて練習。フィールドプレーヤーはリラックスした雰囲気でボール回しや、5人一組でのパス&コントロール、2人一組でのロングキックなどを行い、パス交換からのシュート練習では齊藤俊秀コーチと秋葉忠宏コーチが相手DF役を務めました。ゴールが決まると、約1400人が駆けつけたスタンドから大きな拍手と歓声が上がっていました。

全体練習終了後は、秋葉、齊藤両コーチも加わって、DF槙野智章選手(浦和レッズ)やGK東口順昭選手(ガンバ大阪)らがボール回しを楽しんでいました。

また、この日は来客も多く、練習前には、日本代表オフィシャルパートナーのキリングループからキリンビバレッジ株式会社執行役員中部圏地区本部長の増田理様がチームを激励に訪れて、日本代表オフィシャルドリンク「生茶」の差し入れを贈呈。チームを代表して森保監督が目録を受け取りました。

さらに、豊田市内のサッカー少年少女約70人も見学に訪れて、練習前にピッチで選手たちと一緒に記念撮影に臨み、うれしそうな笑顔を見せていました。その後の練習ではスタンドから選手の動きを追い、声援を送っていました。

たくさんの子供たちから名前を呼ばれていたGKシュミット選手は、「覚えてもらえたのはうれしい。子供たちの話題の中心になるような選手になれれば」と話していました。

前日のベネズエラ代表戦で代表戦通算出場試合数が88となり、三浦知良選手と並ぶ歴代12位の記録まであと1試合となったDF吉田麻也選手(サウサンプトン)は、「もちろんうれしいけど、カズさんは多分まだ狙っていると思うので、これからもレースは続くと思う」とコメント。DFでの最多は井原正巳さん(アビスパ福岡監督)の122試合で、歴代2位の記録です。吉田選手は「まだ、だいぶありますね」と苦笑していました。

チームは18日(日)には非公開練習を行う予定です。

選手コメント

GK #23 シュミット・ダニエル 選手(ベガルタ仙台)
昨日は結果に表れているとおり、枠内シュートはほぼなかったですし、ディフェンスはよかったと思います。ビルドアップは、相手と駆け引きしている中でうまく自分も参加していろいろ展開できたことも良かったと思います。ただ、GKとしてアピールできたかというとそうではないと思います。守備機会もなかったですし、シュートストップも試合の経験もそうですが、自分は圧倒的に足りていません。でも試合に出ていても出ていなくても、ポジションを奪う気持ちは同じです。

DF #19 酒井宏樹 選手(オリンピック・マルセイユ)
昨日に関しては、得点や失点以外の部分で手応えがあって、落ち着いてできたという、そこの部分を大事にしたいです。「ここに動いてほしい」というところに堂安選手が来てくれたり、「ここをカバーしてほしい」というところに柴崎選手や遠藤選手が来てくれたので、気持ちよくプレーできました。自分もボールを獲るべきところで獲れていたので、感触としては悪くありません。チームのお互いがお互いを分かるようになってきていると思います。

DF #22 吉田麻也 選手(サウサンプトン)
セットからの得点は統計的に見て多いですし、武器にしないといけないと思います。昨日は酒井選手がいい形で点を取りましたし、僕もチャンスはありましたが、守備は課題の一つだと思うので、そこを克服しないといけないと感じています。このチームではGKに足元の技術が求められていて、センターバックもパス出しが求められます。練習からトライしていますし、シュミット選手も昨日すごくよくやってくれました。これを続けていかないといけないですし、相手が強くなったときにミスなくやれるかが大事です。

MF #8 原口元気 選手(ハノーファー96)
代表戦である以上どの試合も、勝たなくてはいけないですし、昨日のように引き分けにさせるのは良くありません。ああいうところで悔しい思いは4年間でたくさんしてきましたし、ワールドカップでもしてきました。経験してきたものもあるので、あれを「良し」として、また4年後に「惜しかった」で終わらせしまっては意味がありません。それをしないためにも本当に1つ1つこだわっていかないといけないと思います。

MF #9 南野拓実 選手(ザルツブルク)
昨日の試合では、もう少し流動的にポジションチェンジをして、僕がサイドに行ったりしてもよかったかなと思ったり、もっと裏に抜けてもよかったんじゃないかなと思いました。前半からラインも高くて、それで何本かチャンスになった場面もあったので。キルギスはアジアのチームで、(アジアカップを前に)いい相手だと思うので、何か収穫を得られるように、自分たちからアクションを起こして、いい試合にできるようにしたいです。

スケジュール

SAMURAI BLUE(日本代表)のスケジュールはこちら

  • 吉田麻也 選手(サウサンプトン/イングランド)インタビュー

  • 原口元気 選手(ハノーファー96/ドイツ)インタビュー

  • 北川航也 選手(清水エスパルス)インタビュー

11月20日(火) 19:20キックオフ(予定)
愛知/豊田スタジアム
SAMURAI BLUE(日本代表)vs キルギス代表

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