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JFAアカデミー堺 1年間の活動を振り返って
2019年03月26日
4月に7期生を迎えてスタートした今年度の活動も、早いもので1年が経とうとしています。
1学期は、5月のU-15中国女子代表チームとの国際親善試合や、インターナショナルコーチングコース参加者との交流、6月のサンラモンFCの受け入れ等、J-GREEN堺に集まる海外のチームや指導者との国際交流の機会に恵まれました。
2学期は、体育大会や文化活動発表会などの学校行事が多く、中学校生活も充実したものになりました。
恒例の9月の「堺まつり」では、7期生(1年生)が大パレードに参加し、堺市の魅力を知ると共に、堺のみなさんに応援して頂いていることを実感できた様子でした。
1年間の締めくくりとなる3学期は、5期生(3年生)は進路を見据えてトレーニングに一層集中した日々を送りました。6期生(2年生)は、2月にUSA CAMPを実施し、アメリカの同年代のチームとのトレーニングマッチに刺激を受け、USA CAMP終了後はこれまで以上に向上心を持ってトレーニングに取り組んでいます。7期生(1年生)は、まもなく初めて後輩を迎えます。上級生としての自覚をもって、今後の活動に取り組みます。
アカデミー生コメント
松永一紗 選手(中2:6期生/FCヴィトーリア)
私は、コミュニケーション能力を高めることが今年度の目標でした。1年生のときは、自分から話しかけることが苦手で、いつも受け身でした。しかし、今年は自分から話しかけて行き、コミュニケーションを積極的にとるように努力しました。日常生活の場面でもサッカーの場面でも、思っていることを話してコミュニケーションをとることで、お互いの気持ちがわかりました。困っている後輩がいたら、自分から声をかけて教えたり助けることができました。私は4月から3年生になります。最高学年として、後輩の見本になれるように頑張っていきたいです。練習前にはグラウンドに早く行って準備をしたり、たくさんのことにチャレンジしたりして、行動で表していきたいです。
林美希 選手(中2:6期生/FCヴィトーリア)
私は1年間、オンザピッチでは2つのことを意識してトレーニングをしました。1つ目はプレーの確実性です。コントロールやパスのミスでボールを失うことがないように、日常のトレーニングでボールの置き所やパスのずれがないように1本1本を集中して取り組む用にしました。2つ目は守備のアプローチの距離とステップワークです。今まではアプローチの距離が遠かったり、ステップでついて行けておらず、簡単に相手にパスを出させてしまったり、ドリブルで抜かれてしまうことが多かったです。そのため、アプローチの距離を意識しながら、簡単に足を出さずにステップでついて行くようにして、相手の動きを見極めてから体を入れるようにしました。オフザピッチでは、自分の言いたいことをはっきり伝えることに取り組みました。しかし、自分の思っていることや言いたいことが相手に上手く伝えられないことが多いです。もうすぐ3年生になるので、自分の言葉や行動に責任を持ち、積極的に行動していきたいです。
杉本結月 選手(中1:7期生/FC BASARA甲賀レディース)
私はJFAアカデミー堺に入校してすぐの時、いつ何をすれば良いのか等、寮生活のことが何もわかりませんでしたが、先輩達が優しく教えてくれました。今では、周りの状況を見て、自分で考えて行動することができるようになりました。マナーセミナーや法教育などのプログラムも受けることができ、食事の仕方や法律について学ぶことができました。そしてサッカーの面では、毎日とても良い環境で練習ができています。そのことに感謝しています。しかし、怪我をしてから約半年ほどサッカーをすることができず、リハビリに取り組みました。私は怪我をするまでは、自己管理に対してあまり真剣に考えていなかったように思います。怪我をしたことで、自己管理の大切さがわかり、アイシングやストレッチをしっかり行うようになりました。もうすぐ後輩が入校してきます。私が先輩に優しく教えてもらったように、新入生が困っていることはないか、自分から気にかけて声をかけていこうと思います。
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