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ユニバーシアード日本女子代表候補 飛龍高校とのトレーニングマッチを実施
2019年04月18日
ユニバーシアード日本女子代表候補は4月16日(火)、17日(水)(両日ともに30分×4本)、静岡県の飛龍高校男子サッカー部とトレーニングマッチを実施しました。
チームは、序盤からフィジカルで上回る相手に押し込まれると2分にルーズボールを拾われ背後を突かれ失点します。その後はスピードにも慣れ、いいポジションでの守備からボールを奪いますが、ボールの出し手と受け手のタイミングが合わず、14分、15分とミスから連続失点を許します。その後はGKのファインセーブもあり拮抗した展開が続きますが、最後の部分で判断が遅く、シュートまで持ち込めませんでした。
ハーフタイムに望月監督から、仲間との距離を考えてプレーする、相手の状況を見て判断する、予測と準備を早くするという指示が伝えられ修正を図ります。すると、積極的なプレーからシュートチャンスをつくり出すものの、得点を奪うことはできず終了。反省の多い試合になりました。
2日目の試合では、前日の反省を踏まえ挑みましたが序盤にコーナキックからのこぼれ球を押し込まれ失点。その後は粘り強く守り、積極的にボールを奪うなど連携プレーからフィニッシュに持ち込む場面も増えるも、精度を欠き得点に至りません。攻撃にスピード感が出ると、相手の背後を突くプレーなどチャンスをつくり、3本目の27分に左サイドのスペースに走りこんだDF工藤真子選手(慶應義塾大)が中央にクロスを入れ、MF千葉玲海菜選手(筑波大)が合わせてゴール。その後もGKを含めたディフェンス陣が意図的な守備からボールを奪い、攻撃に転じチャンスをつくり出しますが得点を奪うことができずで試合は終了しました。試合には敗れたものの、フィジカルやスピードで上回る相手に対し、「確実にできること」が増え、チームの成長が見られました。
ユニバーシアード日本女子代表候補は18日(木)午前まで、キャンプを行います。
選手コメント
DF 中條結衣 選手(早稲田大)
海外の選手をイメージした試合だったのですが、スピードで抜かれてしまったり、ワンステップで展開されたりと普段の感覚では通用しない事がいくつかありました。どんな相手にも対応できる準備と予測を常に持ってトレーニングしていきたいと思います。合宿も残り1日頑張ります。
DF 久保真理子 選手(東洋大)
世界レベルを見据えた相手に、はじめはスピードやフィジカルの強さに対応しきれず、失点をしてしまいました。ハーフタイムでは望月監督から、予測力を上げることや仲間との距離感を大事にとの指示を受け、それら意識的に行った結果、相手からボールを奪い、攻撃の機会を増やせました。本大会に向け、多くの課題を見つけることができ、とても有意義なゲームでした。
MF 千葉玲海菜 選手(筑波大)
フィジカルやスピードが自分たちよりも上の相手と試合することで、通用しないことや課題を見つけることができました。世界で戦うにはまだまだ課題もあり、チームでどうしていくのかを考えていかなければならないと実感しました。本大会のメンバーに選ばれるために、ラスト1日、自分の長所を出しながらもチームメイトの長所を引き出せるようなプレーをして、この合宿を終わらせられるようにしていきたいです。
スケジュール
4月15日(月) | PM | トレーニング |
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4月16日(火) | AM | トレーニング |
PM | トレーニングマッチ vs. 飛龍高校男子サッカー部 | |
4月17日(水) | AM | トレーニング |
PM | トレーニングマッチ vs. 飛龍高校男子サッカー部 | |
4月18日(木) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
今後の予定
6月下旬 | 第30回ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)直前合宿 |
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7月3日(水)~14日(日) | 第30回ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)本大会 |