6月15日(土)に大阪府吹田市でJFAなでしこひろば in クーバー・コーチング・サッカースクール吹田校が開催され、小学1年生から6年生までの計13人が参加しました。
まずはじめに、全員でアイスブレイクを兼ねた競争形式のトレーニングを行いました。高学年が低学年を応援したり、励ましてあげたりと、学年の枠を越えた盛り上がりを見せました。その後はひとりずつボールを持って、いろいろなボールタッチから1対1で使えるテクニックを磨く時間を設けました。

今回は「フィニッシュ（シュートを決めよう）」というテーマを掲げ、学年を基準としながら2つのコートで、それぞれのレベルに応じた難易度でトレーニングを実施。相手がいない中で思い切りシュートを打ったり、的を狙って正確に打つ競争形式のトレーニングから、1対1のトレーニングまで様々な形式で行いました。良いシュートが決まれば歓声が上がり、外れた時は悔しそうな表情を見せるなど、お互いに切磋琢磨しながらプレーしている様子が見られました。
最後のゲームでは、積極的にゴールに向かうプレーが多くみられ、決まると参加者同士でハイタッチをしたり、「ナイスシュート！」と声をかけたり、笑顔も多く、皆楽しそうにプレーしていました。

主催者コメント

砂山奈巳 サブマスター（クーバー・コーチング・サッカースクール吹田校）
クーバー・コーチング・サッカースクール吹田校では、2018年6月から女の子限定のイベントを開催しており、2019年2月より「JFAなでしこひろば」としてから今回で4回目の開催となりました。「みんなで楽しく！笑顔で！うまくなる！」をモットーに、普段サッカーをしている子から、これから始める子までさまざまな方に参加していただいております。緊張しながら初参加してくれる子もいますし、子ども同士でコミュニケーションを取りやすい雰囲気や環境づくりにも取り組んでいます。参加者全員がサッカーを楽しみながら笑顔で取り組む姿を多く見られることが非常に嬉しく、サッカーを通して多くのことを感じてもらい、サッカーを大好きなスポーツの一つにしてほしいなと思っています。女の子のプレー機会は以前より増えてきたものの、継続が難しく、プレーしたくてもできないお話を聞くこともあります。今後も、参加者の子どもたちに寄り添いながら、「また来たい！」と思っていただけるよう開催を継続し、女子サッカーの普及に貢献できたらと思います。

参加者コメント

・上手な人と一緒にサッカーできて、もっとサッカー上手になりたいと思いました。

・たくさんゲームができて嬉しかった。

・ボールと楽しくふれあう準備運動や、テクニックの練習やゲームまで、子どもたちの興味をひく工夫がされていて、イキイキと楽しくサッカーをしている姿は見ていて嬉しいです。いつも男子の中でサッカーをしている女の子達が、同じサッカーをしている女子に出会えるのはとてもいい刺激になると思います。（保護者）

・普段男の子の中でサッカーをしているので、女の子ばかりでサッカーをするとまた違った刺激をもらえて楽しそうにしています。いろいろなテクニックを教えていただいたり、試合中では声かけやパスをもらう位置などをコーチ達が楽しく教えてくださるので自然と声が出たり、走ってパスがもらえたりと、本人も少し自信が持てるようになってきていて、そういう姿を見ると私も嬉しく思っております。（保護者）

JFAなでしこひろば

女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。