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EXILE CUP 2019東北大会 福島県のESTRELLAS.FCが全国へ

2019年07月04日

EXILE CUP 2019東北大会 福島県のESTRELLAS.FCが全国へ

EXILE CUP 2019 東北大会が6月16日(日)に福島県のJヴィレッジ全天候型練習場で行われました。
予選大会2会場目の東北大会は、EXILE CUPでは初めてとなる福島県開催となりました。会場のJヴィレッジは東日本大震災以降、フットボールセンターとしては休止していましたが今年4月に全面再開を迎え、東北各地から48チーム、417名の選手と多くの保護者や地元の人が集まり、復興への一歩となるイベントとなりました。

開会式にはE-girs/Flowerの佐藤晴美さんと同じくFlowerの中島美央さんが応援に駆け付けました。山形県出身の佐藤晴美さんは「東北魂を見るのを楽しみにしています!」とエールを送りました。
予選リーグは4チームずつ12ブロックに分かれて総当たり形式で行われ、1位通過12チームと2位通過の得失点上位4チームが決勝トーナメントに進出します。参加チームの中には男女混合チームも多く、女子選手の活躍も目立ちました。準決勝でのPK戦にもつれこむ接戦を経て、決勝戦に勝ち上がったのは仁井田レッドスターズ(秋田県)とESTRELLAS.FC(福島県)。どちらのチームも序盤から積極的にシュートを放ちゴールを決める一進一退の攻防が続く試合となりましたが、後半にESTRELLAS.FCの小湊君が中央突破し、この試合3点目のハットトリックとなる決勝点を決め3‐2で優勝を勝ち取りました。
チームは2014年大会以来の地区優勝となり、9月15日(日)に愛媛県今治市で行われる全国決勝大会へ進出します。

次回の関東大会1は、7月6日(土)に栃木県のグリーンスタジアムサブグランド/メインスタジアムで行われます。

優勝:ESTRELLAS.FC(福島県)
準優勝:仁井田レッドスターズ(秋田県)
3位:アバンツァーレ山形SC(山形県)、下郷サッカースポーツ少年団(福島県)

優勝チーム監督・選手コメント

篠崎祐典 監督(ESTRELLAS.FC)
予選から準決勝まで無失点で抑えることができ、決勝戦も無失点を意識したのですが、2失点してしまいました。でも、最後に1点を取って勝ててよかったです。実は、先週もJヴィレッジで試合をして、終了間際にゴールを決められて負けているんです。なので、今回は逆の展開で勝ててよかったと思います。でも、2失点は悔しいですね。このチームの強みは守備。自信を持って戦っています。東北代表として全国大会に出場しますが、東北・福島は震災から立ち上がり、元気になっているということをアピールしてきたいです。

近藤圭悟 選手(ESTRELLAS.FC/キャプテン)
優勝したことはうれしいです。予選から決勝まで、みんなで楽しくプレーできたし、たくさん点を取れたのでよかったと思います。勝因はこれまでのいろいろな積み重ねだと思っています。このチームの強みは面白いところ。そして、みんな最後まで勝利を諦めないところ。決勝戦ではその諦めない気持ちが実ったと思います。全国ではこれまで通り楽しい試合をして、優勝を目指したいと思います。

小湊陽貴 選手(ESTRELLAS.FC)
決勝戦は2点を先取して、そのまま逃げ切れるかなと思ったのですが、追いつかれてしまいました。でも、そこから最後まであきらめない気持ちを出して、決勝点を決めることができてよかった。個人的には、決勝戦でハットトリックを決められたことはうれしいです。全国大会では絶対に3点以上点を取りたいです。尊敬している選手はESTRELLAS FCの先輩でFC東京U-15の熊田直紀選手。年代別の代表にも選ばれているすごい選手。将来の夢はプロになって、海外で活躍することです。

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