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アカデミー福島男子 男子ユース上半期を振り返って ~JFAアカデミー福島男子スタッフ通信Vol.18

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2019年07月12日

アカデミー福島男子 男子ユース上半期を振り返って ~JFAアカデミー福島男子スタッフ通信Vol.18

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島男子のレポートを担当するのは津田恵太コーチです。

上半期の活動を振り返り

今回レポートを担当するJFAアカデミー福島ユースコーチの津田恵太です。
2月に新チームが発足してからもうすぐ1年の折り返し地点を迎えようとしています。今回のスタッフ通信ではユースの上半期の活動を振り返りたいと思います。
現在ユースには9期生(高3)15名、10期生(高2)12名、11期生(高1)15名の計42名の選手たちが在籍しています。
ユースにはトップとチャレンジの2チームがあり、それぞれ東海プリンスリーグ、高円宮杯JFA U-18リーグ 静岡(Bリーグ)に参戦しています。今シーズンは各リーグを勝ち抜き上のリーグに昇格する事、そしてクラブユースサッカー選手権で優勝することを目標に掲げました。これらの目標を達成するためにチーム一丸となり、競争しながら共闘する事をテーマにしています。

コンセプトの共有

大人のサッカーへと移行していくユース年代では組織の中で個を活かすために、システムの特徴やその中でのポジションの役割を理解し、プレーする事がより重要になります。
そのためにユースでまず取り組んだことはコンセプトを共有することです。
1月の準備の段階からディスカッションを重ねながら目指すべきチームや目指すべきサッカーとはどのようなチームであり、どのようなサッカーなのかという事について話し合い、それぞれのシチュエーションや各ポジションに求める事をできるだけシンプルに整理してきました。またチームビルディングの一環としてグループワークを行い、「いいチームとは?」というテーマについて選手自身がお互いに意見を交わしながら、目標を達成するためにそれぞれのイメージを共有し合いました。

武器を磨く

私が担当しているチャレンジチームでは、オンでもオフでも、「できる事を増やそう」、「挑戦しよう」という事を日々伝えています。
より高みを目指すためには、チームとしての戦い方を理解するだけではなく、自分自身の現在地や特徴(強みと弱み)を客観的に理解する必要があります。その中で強みを大きくしながら弱みを小さくしていく。挑戦をすれば失敗はつきものですが、失敗も成功もしっかりと振り返り、少しずつ変化を加えながら挑戦を繰り返す。そういう中で他の人には負けない武器を磨いていってほしいと思います。

JFAアカデミーには選手が望めばいろんな事に挑戦できる環境があります。
今年ユースのトレーナーを担当していただいている安藤貴之トレーナーはJクラブでも長年働かれてきた経験があり、栄養面やコンディションの管理だけでなく、個人個人に合わせたエクササイズを提供してくれます。
またユースの山岸範宏GKコーチは昨年まで18年間のプロ生活の中でACL優勝からJ3最下位まで幅広く奥行きのある様々な経験をしています。オンザピッチではGKトレーニングだけではなく、セットプレーのトレーニングでも実戦のような緊張感のある中で熱のこもった指導をしてくれています。またオフでもその経験を選手たちに伝え、進路や、強いチームとそうでないチームの違いについてなど、他では聞くことのできないとても内容の濃いレクチャーをしてくれました。
このような話を聞く事が出来るのもまたJFAアカデミーならではだと思います。

チームは選手だけでなく我々スタッフも含めて日々様々な角度から刺激を受けながら、お互いに切磋琢磨し合い、少しずつ成長してきたと思います。
これからも様々な人たちの経験からいろんな事を吸収しながら、ピッチの上でも外でも日々挑戦し、ユースとして目標を達成できるよう一歩一歩成長していってもらいたいと思います。

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