JFAエリートプログラムU-14 トレーニングキャンプ 後期が9月4日(水)、J-GREEN堺で始まりました。

全国各地から選抜された22名の選手が5日間トレーニングを行うキャンプで、期間中は練習試合やレクチャー等さまざまなプログラムが行われます。初日は、移動の疲れや慣れない環境での戸惑いからか、緊張したプレーが目立ちましたが、徐々に選手同士のコミュニケーションも増え始め生き生きとしたプレーもみられるようになりました。

ミーティングの中で山橋貴史監督からこのキャンプの目的、取り組む姿勢・プレーの質をもっと向上させていかなければいけないという話があり、選手たちも真剣な表情で聞き、2日目以降へのモチベーションを大いに高めていました。

9月5日(木)には興国高校と、7日(土)にはセレッソ大阪U-15とカテゴリーが一つ上の相手とトレーニングマッチを行う予定です。2日以降もトレーニングおよびトレーニングマッチを繰り返し、8日(日)まで充実した5日間を過ごします。

アシスタントコーチ・選手コメント

高橋勇菊 アシスタントコーチ（カターレ富山U-14）
私自身、エリートキャンプに帯同することが初めてで、期待と不安、緊張が入り混じった状態で初日を迎えました。山橋監督のミーティングで、日本が目指していくプレーを映像で見せ、それをこの年代でもやらなければいけないことを確認し、現在自分たちが置かれている立場や、自分たちの夢、可能性、そのために人としてピッチ内外で今回の合宿をどう過ごして行くのかを考えさせてトレーニングに入りました。私自身もスタッフとして、どう関わっていくかを考えさせられたミーティングでした。
最後の紅白戦前に雷雨のためトレーニングは中止になりましたが、選手のトレーニングに取り組む姿勢に、スタッフ一同物足りなさを感じていました。夜のミーティングで監督から「このままでは世界で戦えないし、今後選手として生き残っていけない」と厳しい言葉をかけられました。その時の選手の聞いている姿勢や目つきは危機感を感じているようでした。初日ということで移動疲れや緊張もあったと思うので、2日目以降のトレーニングとトレーニングマッチで良いプレーを期待したいと思います。また、選手達が良いプレーが出来るように、成長して帰れるように全力でサポートしていきたいと思います。

中川育 選手（サンフレッチェ広島ジュニアユース）
このプログラムに選ばれたときは嬉しかったですし、自分の100％を出し切って帰ってこようと思いました。最初は、緊張して自分のプレーを出せませんでしたが、少しずつ出せるようにはなってきました。明日からは食事や睡眠をしっかり、より自分のプレーを出せるようにしていきたいと思います。このキャンプを通して、自分の通用するところ、足りないところをしっかり学び、フォワードとして試合で点を獲ってアピールしていきたいと思います。

瀧澤天 選手（北海道コンサドーレ札幌U-15）
このような素晴らしい環境の中でサッカーできるこが、とても嬉しいです。
そしてこのエリートプログラムU14に選出していただいたことに感謝します。
初日は、初めて会った選手もいて、なかなかコミュニケーションがとれなかったこともあり、自分から積極的にプレーができず消極的になってしまったことがトレーニングを終えて強く感じました。
2日目以降は、自分が出来ないことを出来るようになるのは勿論、エリートプログラムに選ばれた他の人の良い所を吸収して自分のチームに帰ってからも成長できるようにしていきたいです。

宮井海翔 選手（セレッソ大阪 西U-15）
キャンプに選ばれて、とても嬉しく思います。自分のプレーをしっかり表現したいです初日を終えて、レベルの高い選手とプレーができて良い刺激になっています。自分らしいプレーがなかなか出なかったので、明日は自分のプレーをしっかりとアピールしたいです。この遠征では自分の課題であるビルドアップとプレーの質の向上に向けて、全力でトレーニングに励みたいです。そしてゴールを任されるようなGKになれるような技術を磨きたいです。1つ上の日本代表などに選んでもらえるように誰にも負けない技術を磨きたいです。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。