9月28日(土)、29日(日)の2日間、Ｆリーグ2019/2020 ディビジョン１ 第19節の6試合が行われました。

フットサル日本代表の国際親善試合により、中断期間を挟んで再開したリーグ戦。首位の名古屋オーシャンズ、2位のバサジィ大分、3位のシュライカー大阪と上位チームがそろって勝利しています。

両者とも多くのフットサル日本代表選手が選出されているペスカドーラ町田と名古屋オーシャンズの対戦は、名古屋が選手層の厚さを示しました。開始2分、ペピータ選手のアシストから橋本優也選手がゴールし、名古屋が先制に成功します。そのわずか29秒後には、先制点をアシストしたペピータ選手が追加点。一気に町田を突き放しました。10分には町田のセットプレーから森岡薫選手が1点を返しますが、13分には八木聖人選手が後方からのパスに合わせて追加点。再度2点をリードします。1対3で迎えた後半、若手選手を積極的に起用する町田は、豊富な運動量でゴールを狙いますが、決めきることができません。27分にはヴァルチーニョ選手のアシストからラファ選手がゴールし、名古屋がリードを広げます。残り3分を残しタイムアウトを取った町田は、そのおよそ1分後にヴィニシウス選手のゴールで2点差に迫りますが、追撃及ばずタイムアップ。名古屋が首位をキープしています。

3連勝を目指すＦリーグ選抜は、フウガドールすみだと対戦しました。序盤から拮抗した展開となったこの試合。前半は両者チャンスを作りながら決めきれず、0対0で折り返します。迎えた後半、23分に畠山勇気選手のゴールで先制に成功したＦ選抜は、さらなる追加点を狙います。しかし31分、すみだはデネル選手のアシストから中田秀人選手が同点ゴールを決めると、つづく33分には春木啓佑選手のパスに合わせたガリンシャ選手のゴールで逆転に成功。パワープレーを開始したＦ選抜に対し、上福元俊哉選手のパワープレー返しで追加点を挙げたすみだが1対3で逆転勝利を収めました。

10月4日(金)からは茨城県神栖市にて、今季2度目となる集中開催方式での「Ｆリーグ2019/2020 ディビジョン１ 第20節・第21節 かみすセントラル」が行われます。全12チームが一堂に介し、3日間でそれぞれ2試合を戦うほか、テレビ朝日の人気番組「やべっちF.C.」と鹿島アントラーズのOBによるスペシャルマッチや、JFAフットサル委員長の北澤豪氏によるサイン会、地元・茨城の名産品を使った飲食ブースの出店など、さまざまなイベントが予定されています。すべての試合がAbemaTVでライブ配信され、終盤戦に向かって競争が激化するＦリーグから目が離せません。

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監督・選手コメント

フエンテス 監督（名古屋オーシャンズ）
この試合も、立ち上がりがよかったと思います。早い時間に1点ずつ重ねたことにより、勢いづき、自信をつけることができた、大事な2点でした。失点をしたところでもチームは冷静に対応でき、ゲームコントロールをすることができました。ベテラン勢や代表に選ばれる選手がチームの軸となっていて、若い選手の出場が少ないことに対して質問をされることが多いのですが、ゲームの状況や必要性に応じているので、若いから、自信がないから、という理由ではありません。
アウェイでペスカドーラ町田という強いチームと対戦するということは、タフなゲームになると分かっていました。難しい試合だと分かった上で、若い選手にチャンスを与えました。この試合は元々、代表活動を終えた選手たちをあまり出さずに若い選手を起用するゲームプランでした。こういった状況の中で若い選手も使い、結果につなげられるようないい活動をチームはしてくれていると思っています。

森岡薫 選手（ペスカドーラ町田）
名古屋オーシャンズは強いですね。しっかりフィニッシュできる選手がそろっています。自分たちもできるだけ失点をしないよう、最後までいい展開で試合を運ぶ予定でしたが、早い段階で失点をしてしまいました。ただ、チームの若い選手たちが堂々と戦えたことはよかったと思います。次週の2連戦に向けて、いい準備をして臨みたいと思います。

Ｆリーグ2019/2020 ディビジョン1

開催期間：2019年5月25日(土)～2020年1月13日(月・祝)　全33節/198試合

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