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日本代表 全カテゴリーのコーチングスタッフミーティングを開催

2019年11月30日

日本代表 全カテゴリーのコーチングスタッフミーティングを開催

日本サッカー協会(JFA)は11月28日(木)、今年3回目となる日本代表コーチングスタッフミーティングを開催しました。

毎年通例となっている本ミーティングは、関塚隆技術委員長をはじめとするJFA技術委員、そしてSAMURAI BLUE森保一監督、U-20日本代表影山雅永監督、U-17日本代表森山佳郎監督以下、各日本代表カテゴリーのコーチングスタッフが一堂に会し、意見交換等を行う場となっています。今回は女子と連携強化も進めるべく、今井女子委員長、なでしこジャパンの高倉麻子監督も出席しました。

冒頭で関塚技術委員長から挨拶があり、その後小川佳実審判委員長が競技規則改定の最新事例を共有しました。その後は、各カテゴリーのコーチングスタッフから活動の振り返りを行いました。

森保監督からは「直近の試合内容・結果については満足していないが、成果と課題をしっかり見極めて、本番で結果を出したいし、下の年代からの積み上げを大事にしていきたい」と報告がありました。

U-18日本代表のAFCU-19選手権予選の報告では、影山監督が映像で振り返りながら、アジアでの戦い方、守備的な相手に対しての攻略方法についても議論を交わしました。

また、FIFAU-17ワールドカップブラジルでの戦いについて多くの時間を割き、森山監督からは「Japan’s Way の方向性は間違っていないし、通じることも多くある。ただし、ゲームの勝敗を決するゴール前でパワーを発揮する個の力を身につけることが必要だし、チームとしても大会を通して成長し、ノックアウトステージを戦うメンタリティがまだまだ足りない」と報告がありました。

その後、今後の強化・育成アクションプランについても議論を重ねました。

コーチングスタッフ陣は日頃から頻繁に情報交換をしていますが、遠征期間も重複しており、時間を確保して集まる機会が少ないため、カテゴリーの垣根を越えた有意義な時間となりました。

来月にはSAMURAI BLUEがEAFF E-1サッカー選手権2019決勝大会、年明け1月にはAFC U-23選手権タイ2020が控えています。2020年は、2022FIFAワールドカップカタールの予選を戦うSAMURAI BLUE、東京オリンピックに臨むU-23日本代表、AFC U-19選手権ウズベキスタン2020を控えるU-19日本代表、AFC U-16選手権バーレーン2020を控えるU-16日本代表。それぞれが目標に向かって、今回のミーティングで共有したことを活かし、育成年代からSAMURAI BLUEまで日本代表全体の底上げに繋げていきます。

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