JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > 高円宮杯 JFA U-18 サッカースーパープリンスリーグ2020関西が開幕! C大阪は7発快勝で好発進
アイリスオーヤマ
トヨタ
ニチバン
モルテン
国内競技会開催事業

ニュース

高円宮杯 JFA U-18 サッカースーパープリンスリーグ2020関西が開幕! C大阪は7発快勝で好発進

アイリスオーヤマ
トヨタ
ニチバン
モルテン
国内競技会開催事業

2020年08月31日

高円宮杯 JFA U-18 サッカースーパープリンスリーグ2020関西が開幕! C大阪は7発快勝で好発進

高円宮杯 JFA U-18 サッカースーパープリンスリーグ2020関西は8月29日(土)と30日(日)に開幕しました。今年のプリンスリーグ関西で戦う予定だった10チームに加え、プレミアリーグWESTに属する京都サンガF.C. U-18(京都)、セレッソ大阪U-18(大阪)、ガンバ大阪ユース(大阪)、ヴィッセル神戸U-18(兵庫)の4チームが参加。全14チームを2つのグループに分け、総当たり戦でのリーグ戦ののち、順位決定戦を行います。

初芝橋本高校 1-7(前半1-2、後半0-5)セレッソ大阪U-18

2015年以来5年ぶりにプリンスリーグ関西への復帰を果たした初芝橋本高校(和歌山)とプレミアリーグWESTのC大阪U-18が29日(土)、橋本市運動公園で対戦しました。

最初にスコアを動かしたのはC大阪でした。8分、右サイドを突破した向井颯選手からパスを受けた坪井大和選手が中央にクロスを上げ、下川陽輝選手がヘディングシュート。開幕ゴールを挙げました。

早い時間での失点を取り戻したい初芝橋本は、積極的に仕掛けていきます。11分に、安藤公揮選手のドリブル突破からPKを獲得。これを西淵啓斗選手が落ち着いて左隅に蹴り込み、同点に追いつきました。

しかし、C大阪も反撃に出ます。37分、北野颯太選手からのパスを受けた大渕来珠選手が相手DFをかわし、シュート。再びリードを奪い、試合を折り返しました。

C大阪の大熊裕司監督が「前半中は相手のアグレッシブなテンポに戸惑っているようだったが、徐々に慣れてきてシンプルにパスを出して動き、その中でクオリティーも出すことができた」と振り返った通り、後半はパスをうまくつなぎ、追加点を重ねていきます。58分に三枝虎太郎選手、65分に阿部綜一郎選手、67分に小河詩朋選手、78分に北野選手、81分に再び三枝選手が得点し、初芝橋本を引き離します。

追いかける初芝橋本は、積極的にボールを奪いに行くものの「ボールを奪った後、パスやパスを受ける際のトラップにミスが目立った」(阪中義博監督)こともあり、シュートまでつなぐことができません。

1-7のまま試合は終了し、C大阪が幸先の良いスタートを切りました。

そのほか、Aグループでは京都橘高校(京都)が金光大阪高校(大阪)に6-0で快勝、履正社高校(大阪)は京都サンガF.C.U-18(京都)を封じ、3-0。Bグループでは、大阪桐蔭高校(大阪)がヴィッセル神戸U-18(兵庫)を3-1で破り、ガンバ大阪ユース(大阪)は大阪産業大学附属高校(大阪)に4-2で勝利。三田学園高校(兵庫)と阪南大学高校(大阪)は、2-2で勝点を分け合いました。

なお、各グループには7チームずつ参加しているため、第1節で試合がなかったAグループの興國高校(大阪)とBグループの東海大学付属大阪仰星高校(大阪)は、9月5日(土)と6日(日)に行われる第2節よりリーグ戦をスタートさせます。

躍動するスーパープリンスリーグ2020関西の選手たちの姿にぜひご注目ください。

監督・選手コメント

阪中義博 監督(初芝橋本高校)
例年だとリーグ戦やインターハイ予選など、多くの試合をすでに経験している時期ですが、今年は公式戦までの時間が多くあった分、選手たちは自分たちがやろうとしているサッカーを整理することができたと感じています。今日は守備に回る時間が多かったので、後半からは体力的に厳しい状況になってしまいました。スコアは大きく開いてしまいましたが、選手たちはよく頑張ってくれました。特に前半は、得点へのチャンスをつくることもできました。プリンスリーグへ復帰して1年目ですので、今年はチャレンジャー。多くの強豪チームとの対戦が、選手たちの成長の糧になることを期待しています。

MF #10 西淵啓斗 選手(初芝橋本高校)
リーグ日程が発表されたときからずっと、この日をとても楽しみにしていました。初戦からプレミアリーグのチームとの対戦となりましたが、思い切って自分たちがやってきたことを出そうとチームみんなで話をしていました。実際には、やってきたことを何も出せず、後半には走り負けしてしまったことが本当に悔しいです。個人としてはゴールを奪うことを1つの目標としていたので、PKをしっかり決めることができたことは良かったです。次節以降は、最後まで走り抜くことと練習でやってきたことをきちんと出し切ることを目標とします。

大熊裕司 監督(セレッソ大阪U-18)
開幕までを振り返ると、時間がたくさんあった分、新しい発見も多くありました。これまでは学年ごとに取り組むことも多かったですが、いろいろな学年のいろいろな選手を融合させ、グループ分けせずにトレーニングすることもできました。今季は昇降格もありませんし、一生懸命やってきた選手たちにできる限りチャンスを与えてあげたいと思っています。この試合の反省点は、前半中のミス、チャンスをしっかり得点に結びつけられなかったこと。さらに、相手がどのようなサッカーをしているかを自分たちでもう少し早めに理解し、対応できるようにしていくことも課題だと感じました。

DF #27 阿部綜一郎 選手(セレッソ大阪U-18)
ずっと試合がしたいと思っていました。練習の成果を出せる公式戦を自分の地元で迎えられ、本当にうれしいです。前半は自分たちのやりたいことがあまりできませんでしたが、後半は自分たちのプレーができ、失点もありませんでした。けれど、点差が開いてもなお点を奪いに行こうという強い意欲を持ったチームを相手に、攻めている間のリスク管理の甘さがあったので、今後の自分の課題になりました。暑さの中でも立ち上がりから自分たちのペースで試合を運べるよう、またしっかりと練習を重ね、リーグ戦に臨んでいきます。

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー